
小学生たちが自分だけのミッキーマウスを想像&創造!「ディズニー イマジネーション ワークショップ」レポート
世代を問わず愛され続け、今年でデビュー90周年を迎えたミッキーマウス。
ウォルト・ディズニーが紙と鉛筆で生み出したミッキーは、映像や音によって命が吹き込まれ、世界中の人々に笑顔を届けるキャラクターになりました。
そんな“想像と創造の面白さ”を今の子どもたちにも伝えたい!とウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社では全国各地の小学校を対象としたワークショップ「ディズニー イマジネーション ワークショップ」を開講することに。
2019年予定の実施スタートに先がけて、東京・台東区立松葉小学校で公開授業が行われたのでその模様をレポートします。
ミッキーマウスについて想像してみよう
最初にワークショップ・ジェネレーターが登壇し、今回のテーマを「ディズニーとソウゾウリョク」と発表。
「ソウゾウリョクには2つの漢字があてはまります。“想像力”と“創造力”、つまり“思いつき”と“作ること”。この2つがディズニーとどう関係があるのか、一緒に考えましょう」とテーマについて説明し、“想像力”のワークショップからスタートしました。
まずは、世界初の短編トーキー・アニメーションとして製作された1928年のデビュー作『蒸気船ウィリー』と、最新の映画『ミッキーのミニー救出大作戦』を鑑賞。
今も昔も感情豊かでユーモラスなミッキーの姿に、子どもたちは目を輝かせてクギづけ!
そうして90年前から“変わらないところ”や“変わったところ”を見比べた上で、「ミッキーはどんなキャラクターなのか?」「なぜ90年間も人気があるのか?」を自由に想像し、グループ単位でディスカッション。
「天然でお茶目」「人間にできないことをやる」「発想の逆転がすごい」などなど、ユニークな意見が次々と挙がりました。
自由な想像をカタチにするって楽しい!
続いて、ミッキーたちのイラストや映像を手がけるディズニーのアーティストが登壇。90年前のウォルト・ディズニーと同じように、紙と鉛筆だけでミッキーに命を吹き込む“創造力”のワークショップへと移ります。
まずはディズニーのアーティストによるお手本から。
フリーハンドで一気にミッキーを描いていくプロの技に「スゴイ!」と驚く子どもたちに対して、「最初から1本線だけで描くより、細い線を薄く重ねていくと形をうまく描くことができます。そして線は思いきって伸びやかに描くこと。この方法はミッキーのイラストだけでなく図工にも活かせますよ」とアドバイスしました。
また、子どもたちに驚きや喜びの表情を作ってもらい、その表情を投影した“世界で1つだけのミッキー”を作成。
「みんなも鏡で顔を見ながら、自分の分身となる“自分だけのミッキー”を描いてみましょう。まずは頭の中で考えたミッキーを小さなサイズでたくさん描いてみて、これは!というものを大きく描いてみるといいですよ」と、想像を創造へと移すコツを伝授しました。
そして今度は子どもたちが“自分だけのミッキー”描きにチャレンジ。
じっと鏡を見つめて自分に似たミッキーを描こうとしたり、友達同士で「これどう思う?」と相談したり、思い思いに創造していきました。
そしてついに完成!
我こそはという子どもがみんなの前で“自分だけのミッキー”を発表。「お金をもらって喜んだ顔のミッキー」から「猫に変身したミッキー」まで、ユニークな発想のものばかり。
最後にディズニーのアーティストは「今回のワークショップはとても楽しかったです。この“楽しい”という気持ちが、すべての想像や想像の原動力になりますよ」とメッセージを贈り、ワークショップを締めくくりました。
今回のワークショップを見て印象的だったのは、何にも制限されることなく、想像と創造の翼を自由に広げる子どもたちのイキイキとした表情でした。
皆さんもぜひお子さんと一緒に、今回のアドバイスを参考にしながら“自分だけのミッキー”を描いてみませんか。
楽しいひと時になると共に、子どもたちの自由な発想を育むきっかけにもなりますよ。
©Disney