2020年から子どもの教育が変わる!新たに求められる「考える力」を身に付けるため「こどもちゃれんじ」が教材リニューアル

2020年から子どもの教育が変わる!新たに求められる「考える力」を身に付けるため「こどもちゃれんじ」が教材リニューアル

教育

皆さんは2020年から子どもの教育環境が大幅に変化するのをご存じですか?


2020年度の教育改革によって、小学校高学年での英語授業が必修となり、センター試験に代わって「大学入学共通テスト」を導入。


また学習指導要領においても、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」と共に、「学びに向かう力」が育成すべき資質・能力の3本柱の1つとして重視されるようになります。


そこで、株式会社ベネッセコーポレーションの幼児教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」では、2020年度の教育改革を見据えて「考える力プロジェクト」を2019年4月から開始。


今回は、その第1弾として「こどもちゃれんじ」のすべての講座で新設される「考える力プログラム」についてご紹介します。


幼児期から楽しく学びながら「考える力」を育むプログラム


ベネッセ教育総合研究所が2015年に実施した調査(※1)によると、年長児期に《生活習慣》全般、《学びに向かう力》の『がんばる力』、《文字・数・思考》の『言葉』が身についている子ほど、小1で「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」傾向が強いという研究結果も出ています。


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このような中「こどもちゃれんじ」では、「考える力」は「知識と思考力(認知的スキル)」と「学びに向かう力(非認知スキル)」(※2)から成ると考え、幼児期からその両面で「考える力」を育むことを目指して「考える力プロジェクト」を開始します。


その第1弾として2019年4月から提供する2歳〜6歳児を対象とするすべての講座の中で「考える力プログラム」を新設。


発達段階に合わせた各講座で「考える力」が身につく教材を強化し、年間でシリーズ化してお届けします(いずれも講座受講費内で提供)。


■概念や新しいものの見方に気づく力を育む「どこでもかんがえるあそび」シリーズ

「考える力プログラム」の一環として、2〜3歳児向けの「ぽけっと」講座と3〜4歳児向けの「ほっぷ」講座では「どこでもかんがえるあそび」シリーズを新たに導入します。

このシリーズはペーパークラフト教材で、コンパクトで軽いため外出先にも持ち運びやすい仕様となっています。


例えば、2〜3歳向けの「ぽけっと」講座4月号では、「○△□をさがしてみよう」をテーマに、紙でできた「虫眼鏡」と「絵本」、同じ形を見つけた時の達成感を演出する「○△□コレクションカード」、これらを収納できる「収納ケース」の4点セットで、自宅だけでなく外出先でも、自分で手を動かして試行錯誤しながら○△□という形に気づく視点を養うことができます。


共働き家庭が増加し、親子の時間がますます貴重となる中、「どこでもかんがえるあそび」シリーズを通して、外出先でも身の回りのものに目を向け、自分で手を動かして比べたり同じ仲間に分けたりと試行錯誤する中で、「長い・短い」「高い・低い」などの概念や新しいものの見方に気づく力を育む機会を提供します。


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■論理的な思考を育む「数・論理プログラム」「自分なりに考える力プログラム」

4〜5歳向けの「すてっぷ」講座には「数・論理プログラム」、5〜6歳向けの「じゃんぷ」講座の総合コースには「自分なりに考える力プログラム」を用意し、視点や立場を変えて複数の視点から考える習慣や、論理的に順序立てて関連づけながら考えていく力を身につけます。


例えば4〜5歳向けの「すてっぷ」講座の教材「スライダーゴーゴー!」では、自分が想定した通りに車が通るような道筋を作るために、レールを組み立ててみて車を走らせてはレールの位置を調整するという試行錯誤を通して、プログラミング的思考力を養うことができます。


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さらに、2〜3歳児向けの「ぽけっと」講座では、保護者向けの子育て情報誌が通園状況別に2タイプから選べるようになります。

集団生活で起こりがちな悩み、時間の使い方や家庭育児で取り組むオムツはずれのアドバイスなど、「考える力」の土台となる生活習慣の定着をより環境に合わせた情報提供でサポートします。


2020年から変化する学校教育に対応した「考える力プロジェクト」のプログラムについてご紹介しました。


新学習指導要領で重視される「学びに向かう力」を早いうちから身につけるきっかけとして、ご家庭での幼児教育のあり方について一度考えてみませんか。


■「考える力」を育む〈こどもちゃれんじ〉の講座のご紹介

年齢別に合ったテーマで、DVDの映像とエデュトイやワーク、絵本で楽しく体験しながら「考える力」を養うことができます。


『2〜3歳児向け“ぽけっと”』講座概要

【「考える力」プログラム】「どこでもかんがえるあそびシリーズ」

毎月1つのテーマで、遊びの中で比べたり、同じ仲間に分けたりしながら概念への理解を深めます。

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【教材】

○えほん(毎月1冊)

○エデュトイ/特別教材(年12回)

○DVD(2ヶ月に1回※2カ月分を1枚)

○「どこでもかんがえるあそびシリーズ」(年6回)

○おうちのかた向け情報誌(毎月)


『3〜4歳児向け“ほっぷ”』講座概要

【「考える力」プログラム】「どこでもかんがえるあそびシリーズ」

ひらがな・数などのテーマを理解し、規則性や因果関係に着目するなど、さらに応用して考える力を育みます。

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【教材】

○絵本(毎月)

○キッズワーク(毎月)

○エデュトイ/特別教材(年12回)

○「どこでもかんがえるあそびシリーズ」(年6回)」

○DVD(2ヶ月に1回※2カ月分を1枚)

○おうちのかた向け情報誌(毎月)

※通園状況別の3タイプ


『4〜5歳児向け“すてっぷ”』講座概要

【「考える力」プログラム】「数・論理プログラム」

手を動かしながら、物事の規則性や法則性を発見しながら複数の視点で考えることを学びます。

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【教材】身につけたい力に合わせてコースを選べます。


総合コース[基礎+応用]

「なぜ?」「どうして?」とじっくり考えることができ始める時期に、自分で考える体験を通して、学ぶことを楽しむ力を身に付けます。

○絵本(毎月)

○DVD(2ヶ月に1回※2カ月分を1枚)

○エデュトイ(年7回)

○キッズワーク(毎月)

○考える遊びセット(年6回)

○思考力ぐんぐんワーク(毎月)


思考力特化コース

思考力に特化し、言語や数量、図形の感覚を豊かに養い、多角的に考える土台となる発見力を身につけます。

○思考力ぐんぐんワーク(毎月)

○キッズワーク(毎月)○添削課題(年3回)

○考える遊びセット(年12回)

○エデュトイ(年1回)

○親向け情報誌(毎月)


『5〜6歳児向け“じゃんぷ”』講座概要

【「考える力」プログラム】「自分なりに考える力プログラム」

目標に向けて、先を見通して、因果関係や関係性などの様々な視点で筋道を立てて考える力を養います。

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【教材】身につけたい力に合わせてコースを選べます


総合コース[基礎+応用]

自分から学ぶ姿勢や自分なりに考える経験など、小学校で求められる力を身につけていきます。

○絵本(毎月)

○DVD(4-12月)

○エデュトイ(年8回)

○キッズワーク(毎月)

○考える遊びセット(年4回)


思考力特化コース

ものごとを多角的に考える土台となる発見力に加え、考えた理由を説明することや自分の考えを表現する中で論理的に考え、相手にわかりやすく伝える力を養います。

○思考力ぐんぐんワーク(毎月)

○キッズワーク(毎月)

○添削課題(年3回)

○考える遊びセット(年8回)

○エデュトイ(年1回)

○おうちのかた向け情報誌(毎月)

※ここで取り上げた商品の名称・デザインなどは変更になることがございます。


■こどもちゃれんじ

https://www2.shimajiro.co.jp/


※1 2016年3月8日プレスリリース「幼児期から小学1年生の家庭教育調査・縦断調査」

https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/pressrelease_20160308.pdf

※2 学びに向かう力:自分の気持ちを言う、相手の意見を聞く、物事に挑戦しようとするなど、自己統制や好奇心、人にかかわる力など。「非認知能力」とも呼ばれます。教育改革が進む中、学びに向かう力や姿勢の育成は、幼児教育の中心的なテーマとなってきています。