泣き止まない赤ちゃんのあやし方を徹底解説!(泣く理由、泣き止む抱っこ、音楽、アプリetc.)

泣き止まない赤ちゃんのあやし方を徹底解説!(泣く理由、泣き止む抱っこ、音楽、アプリetc.)

育児

目次[非表示]

  1. 赤ちゃんが泣く理由とは?
    1. 泣き止まない時の対処法
    2. 泣き止まない赤ちゃんを放置するのはNG?
  2. 赤ちゃんが泣き止む抱っこの仕方は?
    1. 赤ちゃんを抱っこする基本的な方法
    2. 赤ちゃんが泣き止む「まぁるい抱っこ」とは?
  3. 赤ちゃんが泣き止む音楽(子守唄)
    1. 子守唄とは?
    2. おすすめの泣き止む歌5選
  4. 赤ちゃんが泣き止むアプリ
    1. 赤ちゃん向けアプリの効果とは?
    2. おすすめのアプリ5選
  5. 夜泣きの理由と対策
    1. 夜泣きの理由チェックリスト
    2. 対策のポイント
  6. まとめ
「赤ちゃんは泣くのが仕事」
「泣く子は元気に育つ」

こうした言葉は、赤ちゃんがとにかくよく泣くことを表すと同時に、赤ちゃんが泣くことを肯定する意味で昔から使われてきました。

だからといって実際に育児中のパパママが赤ちゃんに延々とぐずられたら、その対応に明け暮れるうちに神経も参ってしまいますよね。特に、初めての子どもで育児に慣れていない夫婦にとって、ぐずる赤ちゃんをあやすことはなおさら大変。

そんな状況で「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われても、まるで「親だったら我慢しろ」と突き放されているような気分になっても仕方ありません。

そうした悩めるパパママにとって赤ちゃんが泣き止まない時の参考になるよう、泣く理由からあやし方、さらにオススメのお役立ちアイテムまで徹底解説します。

赤ちゃんが泣く理由とは?

泣き止まない時の対処法

赤ちゃんは月齢を重ねるごとにいろいろな理由で泣くようになります。その理由に挙げられるのは、空腹やおむつの汚れといった「肉体的不快」と、抱っこを求めて甘えたりする「精神的不快」。赤ちゃんはこうしたさまざまな不快や不満をパパママに伝えるために、一生懸命泣くことでサインを送っているのです。

つまり、不快や不満を解消してあげることが赤ちゃんをなだめる方法になるわけですが、ここで難しいのは、赤ちゃんが泣くケースの多くは、見ただけでは因果関係が不明な「精神的不快」によるものであること。しかもそうした場合、道具に頼ったりするマニュアル的なあやし方だと、かえって逆効果になることも…。

パパママとの親和度を深めたくて自分の所まで呼ぼうと泣いている赤ちゃんに対しては、パパママも赤ちゃんと親和度を深めるつもりで接してあげることが第一。体に優しく密着させながら抱っこしたり、パパの大きな手でベビーマッサージしてあげれば、ぐずぐずした気分もいつしか落ち着くはずですよ。

泣き止まない赤ちゃんを放置するのはNG?

何をやっても泣き止まない場合、いっそ泣くことに疲れるまで赤ちゃんを放置してもいいのか?

もちろん「まったく注意を払わない」という意味での放置はNGですが、泣き止まない赤ちゃんに対する焦りやイライラがたまってしまったら、一度クールダウンすることも大切です。ベッドの柵を上げるなど周囲が安全かどうかしっかり確認した上で赤ちゃんからほんの少し離れ、パパママ自身の心をリセットしましょう。

こうした赤ちゃんが泣く理由と対処法については、現役ベテラン助産師の浅井貴子さんが詳しく解説するこちらの記事も参考にしてください。

赤ちゃんが泣き止む抱っこの仕方は?

赤ちゃんを抱っこする基本的な方法

パパママと親和度を深めたい赤ちゃんに満足感と安心感を与えてあげるには、「抱っこ」が最も手っ取り早くて有効です。でもその際、首がすわっていない赤ちゃんをしっかり支えようと思うあまり、手で後頭部をギュッとつかむなどつい力が入りがち。

そうした緊張した状態の抱っこだと赤ちゃんがリラックスできないので、腕全体と上半身を使って「ふわっと包み込むような抱っこ」を心がけるといいですよ。さらに、パパママの左胸に赤ちゃんの耳があたるような状態で抱っこし、心臓の鼓動を聞かせながらお尻をゆっくり軽くポンポンと叩けば、赤ちゃんはたいてい泣き止むものです。

赤ちゃんが泣き止む「まぁるい抱っこ」とは?

赤ちゃんは脚をM字に開き体が丸まった状態でママの胎内にいるため、その状態に近い姿勢で抱っこされると胎内記憶を思い出して落ち着いてくれます。このリラックス姿勢を活かした抱っこが、“赤ちゃんが3秒で泣き止み、3分で寝る”という触れ込みで話題になっている「まぁるい抱っこ」です。

「まぁるい抱っこ」のポイントは、胎内にいる時のようにちょっと背中が丸まった状態に赤ちゃんを座らせ、そして両脚をM字に開脚すること。こちらの記事でも動画付きで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

赤ちゃんが泣き止む音楽(子守唄)

子守唄とは?

赤ちゃんをあやす手段として文化や時代を問わず用いられてきたのが、子守唄(子守歌)。音程やリズム、音量や速度に変化が少なく、赤ちゃんの好むゆったりとした繰り返しの多い、比較的音程の高い曲であることが一般的な特徴です。

なお九州大学の研究によると 、赤ちゃんはママの心拍数のリズム=67BPM(1分間に67拍)を心地よく感じるそうです。「ゆりかごの歌」「どんぐりころころ」「きらきら星」「大きな古時計」など多くの子守唄は、まさにリズムが60BPM前後。こうした子守唄を優しくゆっくり口ずさめば、ぐずぐずした赤ちゃんの気持ちも安らかに落ち着くはずですよ。

おすすめの泣き止む歌5選

ネットやSNSで「赤ちゃんが泣き止む!」と口コミが広がっている音楽がいくつかあります。それらの音楽の共通した特徴として、赤ちゃんが好む周波数であったり、何にでも興味を示して反応する「定位反射」という現象に強く作用していることが挙げられます。日本音響研究所が科学的な根拠に基づいて制作した「ふかふかかふかのうた」や「ムーニーちゃんのおまじない」は、その典型です。

一方、財津一郎が歌うタケモトピアノのCMソングや、反町隆史の「POISON」など、赤ちゃんのことを一切意識していない音楽にも泣き止ませる効果があるのだとか! こちらの記事ではそれぞれの音楽の効果ポイントを詳しく解説していますので、特徴が共通する歌を自分でも発掘してみてはいかがでしょうか。
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