【育児ストレス】みんなはどう向き合ってる?イマドキの子育てストレスの実態とは

【育児ストレス】みんなはどう向き合ってる?イマドキの子育てストレスの実態とは

育児

目に入れても痛くないほど可愛い我が子を育て、その成長を見届けることはパパにとって最大の幸せですよね。

とはいえ、子育ては楽しいことばかりではありません。小さいうちは特に何かと手がかかるし、親の思い通りにいかないことでイライラする局面も決して少なくないはずです。


子育てに悩んだりイライラするのは自分だけなのか?

よその家庭はどのように子育てのイライラと向き合い解消しているのか?


そんな子育てにまつわるストレスの実態を、全国13ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルがアンケート調査したので、その気になる内容をご紹介します。


子育てのストレスは子どもだけでなくパートナーに対しても感じる


まずは「子育てでストレスを感じたこと」について。上位10項目を順番に見ていきましょう。


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■1位 子どもが言う事を聞かない(30.1%)

子どもは聞き分けがないものとは分かっていても、あまりにも言うことを聞いてくれないと、どうして良いかわからなくなりますよね。


■2位 自分の時間が持てない(24.3%)

授乳にオムツに就寝。生まれてから1〜2歳までは、極端にいえば片時も子どもから目が離せない時間が続きます。自分の時間がもてないという悩みは、決して大げさではありません。


■3位 お金がかかる(16.5%)

少子化社会の最大の理由は経済的な原因にあると考えられています。子育てにはお金がかかるというのは、多くの方の実感なのでしょう。


■4位 子どもが泣きやまない(15.8%)

やっと寝付いたと思ったら、1時間と経たないうちに始まる夜泣き。それが連日連夜続くとなれば、こちらの気力・体力が保ちませんよね。


■5位 子どもの反抗期(12.4%)

幼児期の困難をやっと乗り越えたかと思いきや、次にやって来るのが反抗期。自我を持ち始めた繊細な子ども心に対応することは、一筋縄でいかないかもしれません。


■6位 ストレスを感じる事はない(9.7%)

6位まで来てやっと「ストレスなし」の回答が出てきました。


■7位 パートナーの帰宅が遅い(9.0%)

子どもの面倒を一緒に見てくれる人が身近にいることが、子育てにおいて大きな心の支えになります。だからパートナーの存在は何よりも大事。そのパートナーの帰宅が遅いとなるとストレスになりそうです。


■同率8位 パートナーが協力的ではない/頼れる人が近くにいない(8.3%)

その場にパートナーがいても協力が得られなかったり、そもそも頼れる人が見あたらなかったら、ストレスは独りで抱え込むしかありません。


■10位 親同士の人間関係(5.3%)

子どもが保育園に入ったり進学したりすると、子ども同士の交流と同時に始まるのが親同士の交流です。本末転倒な気がしなくもありませんが、それも子育てのストレスと呼べるでしょうか。


ストレス解消法の有効策は「誰かに親身に相談すること」。その相談相手は?


続いて、子育てで感じるストレスをみんなはどう解消しているのか? その結果も見ていきましょう。


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■1位 パートナーに話を一生懸命聞いてもらった(27.2%)

子育てには夫婦の協力がなによりも大切。些細と思える悩みであっても、それを共有してもらえるパートナーがいることが大切だと言えそうです。


■2位 何もしていない(23.4%)

1位とは真逆の「何もしていない」。つまり、一人で問題を解決したのか、黙って我慢したのか、あるいはどこからか救いの手が差し伸べられたということでしょうか。


■3位 友人に話を一生懸命聞いてもらった(21.3%)

子育ての先輩への相談は、経験者ゆえ場合によってはパートナーよりも参考になることも。


■3位(同率) 好きなものを食べた/飲んだ(21.3%)

ストレスは食欲を満たすことで晴らす、という方は少なくないようです。


■5位 買い物をした(19.1%)

4位の「食欲」と同様に、こちらも「購買欲」でストレスを解消しようという考えの方々です。


■6位 親に話を一生懸命聞いてもらった(16.6%)

1位のパートナー、3位の友人に次いで、この位置に親が入りました。他でもない、自分自身を育ててくれた親ですから、実体験に基づく相談相手としては誰よりも参考になることでしょう。


■7位 趣味/好きな事に取り組んだ(15.7%)

食欲、購買欲と同じく、こちらも現実逃避型のストレス解消法でしょうか。


■8位 時間が解決した(14.9%)

行動的には2位の「何もしていない」と同じことに思えますが、「解決した」という結果も含まれていることで、ちょっと安心できます。


■9位 同じ境遇の人に話を一生懸命聞いてもらった(13.6%)

パートナー、友人、親の次が「同じ境遇の人」。ちなみに「◯◯に話を聞いてもらった」という回答は、「保育園/幼稚園/学校の先生」(18位)、「近所の人」(20位)と続きました。


■10位 パートナーにあたった(10.2%)

自省の念も含めての回答かもしれませんが、これだけは避けたい解決策ではなかったでしょうか。


子育ては子どもと一緒に──親も家族も育てていく

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少子化と言われる今の時代、子育てはいわばこの国の未来を左右する大きな課題。だから子育てはパパママだけに託された問題ではなく、社会全体で支えていくべきものといえるでしょう。

ただしそうは言っても、子育てのさまざまなストレスに直接対峙するのは親。さまざまな課題に日々向き合い、ひとつずつ解決していくのはたやすいことではありません。


でも、子育てで育つのは子どもだけではなく、実は親も同時に育っていくのではないでしょうか。子育ての時期を経て、親は親となり、親子は真の家族と呼べるものになっていくのかもしれません。


子育てのさまざまなストレスも、過ぎてしまえばきっと一つひとつが大切な思い出になるはず。

今回の調査結果を参考に、自分や家族に適したストレス解消法を見つけ出し、いつか夫婦で子育ての苦労話を笑って話せる日を目指して頑張りましょう!


【調査概要】

表題  :「恋愛・結婚意識」に関する実態調査

調査方法:  インターネット調査

調査期間:  2019年4月15〜16日

調査対象: 全国20歳~39歳未婚・既婚男女824名

アニヴェルセル株式会社:https://www.anniversaire.co.jp