子どもの運動能力を伸ばす親子の遊びとは?

子どもの運動能力を伸ばす親子の遊びとは?

育児

目次[非表示]

  1. 1歳児向けの運動遊び
    1. 1歳児の動作の特徴
    2. おすすめの運動遊び「パパのおひざでたっち」
  2. 2歳児向けの運動遊び
    1. 2歳児の動作の特徴
    2. おすすめの運動遊び「ひらひら布ジャンプ」
  3. 3歳児向けの運動遊び
    1. 3歳児の動作の特徴
    2. おすすめの運動遊び「にょろにょろロープジャンプ」
  4. 終わりに

3歳児向けの運動遊び

3歳児の動作の特徴

手足の動きをスムーズにコントロールする能力(協応性)がさらに発達してきますので、階段を降りる動作や片足立ちといった、力を発揮するタイミングが難しい動作もできるようになってきます。外での遊びも活発になり、三輪車や自転車にうまく乗れるようになってくるのもこの時期です。

また、タイミングよく力を入れる・抜くという調整ができるようになってくると、ボールを投げる動作がかなり上達してきます。球を放すタイミングと腕の動きを合わせて、腕全体で投げるようになるので、より正確に遠くまで投げることができます。パパとのキャッチボールもさらに楽しくなってきますね。

ただし、この遊びが安全かどうか、という判断はまだできません。好奇心のままに高いところから飛び降りようとしたり、高いところによじ登ったものの怖くて降りられない…といったことが起こりやすいため、転倒や転落などの怪我には十分注意しましょう。

おすすめの運動遊び「にょろにょろロープジャンプ」

ロープやなわとびなど、踏んでも痛くないひも(1.5-2m程度)をご用意ください。パパママがひもの端を持って、くねくねと動かします。ヘビのようにニョロニョロしているロープを、踏まないように飛び越える遊びです。

大人が先にお手本を見せてあげると、遊び方がスムーズに理解しやすくなります。はじめは両足をそろえたジャンプで飛び越えますが、慣れてきたら走り込んで片足で踏み切ってジャンプするやりかたにも挑戦してみましょう。

床の上のロープを余裕をもって飛び越えられるようになってきたら、床から少しロープを浮かせて高さを出すことで、さらに難易度を上げることもできますよ。反対にまだジャンプが難しい場合は、ジャンプせずにロープをまたいでみたり、パパと手をつないだ状態でジャンプするなど、少しやさしい動作から始めてみてください。

終わりに

今日からお子さんとできそうな運動遊びはありましたか? このようにどこの家にでもある身近なものを使ってちょっとした工夫をすれば、楽しく身体を動かして遊ぶことができます。

また、小学校に入る前の時期にしっかり身体を動かして遊ぶことは、将来いろいろなスポーツに挑戦していくうえでの基礎づくりにもなります。

いずれの運動遊びも、お子さんだけで行うのが難しい場合は、パパが「少し」手伝ってあげることがポイントです。「スムーズにできた」「うまく身体を動かすことができた」という成功体験が、運動能力の発達を促すうえで非常に重要です。

運動が好きになるきっかけがパパとの運動遊びなんて素敵ですよね。ぜひご家庭で実践してみてくださいね。

※運動能力が発達する時期や成熟度には個人差があります。今回の記事では年齢ごとに動作の特徴や運動遊びを紹介していますが、あくまでも大まかな目安となります。ご自分のお子さんが無理なくできるレベルに内容を調整して遊んでみましょう。
奥山和人(理学療法士/パーソナルトレーナー)
1981年秋田県生まれ。理学療法士・パーソナルトレーナー。「姿勢と動作の専門家」として子育て世代のパパ・ママのコンディショニングや、子どもの運動遊び指導など幅広く活動。 トレーニングだけでなく、脳科学・心臓リハビリテーションといった豊富な医学的知識を活かした講座・セミナー開催、コラム執筆なども多数。プライベートでは3児のパパとして子育てに奮闘中。
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写真:奥山和人
参考文献:上杉雅之監修『イラストでわかる人間発達学』2015 医歯薬出版
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