「動画投稿クリエイターに専業化して、ここが変わった」Daddy's Talk 第9回・後編 まえちゃんねる(動画クリエイター)

「動画投稿クリエイターに専業化して、ここが変わった」Daddy's Talk 第9回・後編 まえちゃんねる(動画クリエイター)

育児

目次[非表示]

  1. 親子揃って「フォートナイト」のゲームに夢中
  2. 子どもの食事マナーと挨拶には厳しく
  3. 動画クリエイターを専業化することで得たワークライフバランス
各分野で独特の感性を発揮し目覚ましい活躍を遂げているパパたちは、どのような家庭生活を送っているのか──。そんな気になる疑問を掘り下げる「Daddy's Talk」。

今回は、YouTubeチャンネル「まえちゃんねる」を運営している前原さんと小学5年生の息子・えいしん君へのインタビュー後編。2年前から活動を動画投稿クリエイターに一本化している前原さんが、普段どのような家族生活を送っているか伺います。
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親子揃って「フォートナイト」のゲームに夢中

──前原さんは普段どのような生活を送っているのですか?

前原さん「平日は夕方からえいしんと動画を撮影し、翌日の朝9時から動画を編集。その作業が午前中に終わったら僕の個人チャンネル用の動画を制作していて、最近はNintendo Switchの『リングフィット アドベンチャー』の動画を配信してます」

えいしん君「いつもシャツがビショビショになるぐらい汗をかいて、ゲッソリした顔で部屋から出てくるよね」

──毎日動画を配信しているので、基本的には土日も平日と同じような過ごし方ですか?

前原さん「大体そうですね。土曜はおもちゃの発売日になることが多いので、その時は朝イチでおもちゃを買いに行って、家に帰ったらすぐ撮影・編集・投稿します」

──最近えいしん君がハマっているおもちゃや遊びは何ですか?

前原さん「『フォートナイト』のゲームにめちゃくちゃハマってるよね」

えいしん君「僕よりパパの方がハマってるよ! 僕は勉強が終わってすぐに『ゲームやりたい』なんて言わないのに、パパは動画の編集中でも『早く終わってゲームやりたい』って言ってるじゃん」

前原さん「そうだね。実は編集中にちょっと眠くなった時、スカッと眠気覚ましに1試合プレイすることがあります(笑)」

えいしん君「そうなの!? でもそれでゲームに負けたら、よけい気分が悪くなるでしょ」

前原さん「ゲームのドキドキ感で目が覚めるし、寝てしまうよりはいいんだよ」
──ゲーム以外に親子で行う遊びはありますか? お出かけとかアウトドアレジャーとか。

前原さん「お出かけは、近所のショッピングモールに出かけるぐらいかな。アウトドアは一度キャンプに行ったぐらいだよね」

えいしん君「アウトドアはちょっと苦手かな…」

前原さん「えいしんは昆虫が好きだけど、カブトムシとクワガタムシ以外は苦手なんですよ」

えいしん君「ハチは無理! アリも無理!」

──パパ友とのお付き合いはしていますか?

前原さん「『かんあきチャンネル』のかんなちゃん&あきらちゃんのパパや、同じ事務所に所属しているファミリークリエイターのパパさん方など、同業者のパパ友はたくさんいます。話が合うし悩み事も分かり合えるから。逆に近所の生活圏内のパパだと僕と生活パターンが合わないので、えいしんの幼なじみ以外で知り合いはいないですね」

子どもの食事マナーと挨拶には厳しく

──えいしん君はお家のお手伝いをしていますか?

えいしん君「テーブルにご飯やお箸を持って行ったり…」

前原さん「もっと自信を持って言いなよ!」

えいしん君「それからコップに飲み物を注いだり、食事の用意を手伝ってます」

──前原さんがこれまで子育てで心がけてきたことはありますか?

前原さん「ウチはしつけにすごく厳しく、例えば『ヒジをつきながらご飯を食べないように』と何度も注意してきました」

えいしん君「だからもう今はヒジをついて食べなくなったよ」

前原さん「そうだよね。あと、ちゃんと挨拶のできる子になるように育ててきました。今はマンションで会った人にも必ず挨拶しています」

──えいしん君の方からパパに「こうしてほしい」「これはやめてほしい」と思うことはありますか?

えいしん君「やってほしいことは特にないけど…すぐネガティブになるのはやめてほしいな。例えばゲームで負けそうになると『もう終わりだ…』なんてすぐブルーになるんだもん」

前原さん「確かにそうだね(笑)」

えいしん君「暗い時のパパは本当に暗いから、もっと明るくしてよね」

前原さん「君は能天気というかポジティブというか、怒られてもすぐケロッと忘れてしまうよね(笑)。ある意味、才能だよ」
えいしん君「なんかイヤミに聞こえるんだけど!」

前原さん「そんなことないよ。僕は嫌なことがあったらしばらく引きずるタイプで、そんな時はえいしんに『しょうがないじゃん!』と励まされています。妻は僕とは正反対にポジティブな性格で、その点でえいしんはママ似ですね」

動画クリエイターを専業化することで得たワークライフバランス

──今ちょうど奥様の話題が出ましたが、前原さんは日ごろ奥様から何かしらのサポートを受けていますか?

えいしん君「ご飯を作ってくれること!」

前原さん「もちろんそうだね。僕の仕事に対するサポートとしては、動画に英語字幕を付けてくれたり、買い物先とかで面白そうなネタを見つけたら積極的に教えてくれています。今後は動画の編集も手伝ってもらおうかなと思っていて、そうなったら逆に僕が食器洗いなど家事担当を増やしていくつもりです」

──2017年に前原さんが動画クリエイターを専業とした際、奥様は賛成してくれましたか?

前原さん「専業化する2年ぐらい前から冗談半分に意志を伝えていたのですが、その頃は反対されていました。2016年の末に『ここで挑戦しなかったら一生後悔する』と本気で言ったところ、その言葉が効いたのか専業を許してくれ、今に至るまで応援してくれています」

──「ここで挑戦しなかったら一生後悔する」という言葉の裏には、どのような思いがあったのですか?

前原さん「自分のキャリアプランを考えた上での決断でもあるけど、えいしんが当時『人気者になりたい』と言っていて、その思いに応えてあげたくて動画制作に注力しようと思ったんです」

えいしん君「今は違います(小声で)」

前原さん「そうなんだよねえ。困ったもんだ(笑)」

──動画クリエイターに活動を一本化したことで、日々の生活に変化は生まれましたか?

前原さん「兼業中は仕事が終わってえいしんを寝かしつけてから動画を編集していて、寝るのが深夜の2~3時になることもざら。睡眠時間が少なすぎて、数年間は頭痛が取れませんでした。今は時間の余裕ができて改善されたので、健康の面でも専業化して良かったと思います」

──専業化したことで奥様との関係にも影響は生まれましたか?

前原さん「兼業中よりも圧倒的に会話が増え、夫婦間のコミュニケーションをさらに深められるようになりました」

──最後に、今後の家庭生活で夢や目標はありますか?

前原さん「今までもそうしてきましたが、笑顔の絶えない家庭でありたいですね。僕と妻の目標は海外に移住することですが、えいしんは反対なんですよ」

えいしん君「大反対! やーだ!」

──どうしてそんなに海外移住が嫌なの?

えいしん君「今年海外旅行に行って気づいたんだけど、ものすごく長い距離を移動するのが嫌なんだ。それに、日本の方が安全で、ご飯だっておいしいし」

前原さん「じゃあ沖縄ならいい?」

えいしん君「だから、長い距離の移動が嫌なんだってば」

えいしん君に対して常に柔らかい口調で話しかけたり笑いながら応対する前原さんの姿に、普段から“笑顔の絶えない家庭生活”を過ごしていることが十分に伺えました。動画投稿クリエイターに専念することで得られたワークライフバランスを、ぜひこれからも大事にしていただきたいと思います。
<インタビュー協力プロフィール>
まえちゃんねる(前原さん&えいしん君親子)

WEB制作の仕事を勤めていた前原さんが、2010年にYouTubeチャンネル「まえちゃんねる」を開設。2012年から本格的に動画の投稿を開始し、2017年に動画投稿クリエイターに専業化。活動開始から間もなく親子でおもちゃを紹介するスタイルが自然と定着し、取り上げる内容やおもちゃの種類は子どもの成長とともに変わっている。

■まえちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UC02K-De6oOKX0fQeqIKID3Q

写真:木原基行
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