【子どもの園生活】親に保育園・幼稚園での出来事を話してくれない?子どもと上手に会話するコツとは

【子どもの園生活】親に保育園・幼稚園での出来事を話してくれない?子どもと上手に会話するコツとは

育児

目次[非表示]

  1. 親の目の届かない場所でどう過ごしているか知りたいのに
  2. 幼稚園・保育園での出来事を話してもらうには、話さない理由から考える必要がある
    1. ①【原因】何を答えればいいか分からない→【対策】質問内容を明確・具体的にする
    2. ②【原因】無理やり聞き出されるのが負担に感じる→【対策】子どもが話したくなるタイミングを探る
    3. ③【原因】自己開示の概念が薄い→【対策】親子で1日の出来事を報告し合う

親の目の届かない場所でどう過ごしているか知りたいのに

我が子が幼稚園・保育園へ通っていると、「今日はどんなことを体験したかな?」「友達と仲良く遊べたかな?」「何か困った事はないかな?」など、親の目の届かない場所でどのように過ごしているか気になりますよね。

ところが、いざ園から帰宅した子どもに「今日はどうだった?」と尋ねても「うーん、分からない」と詳しく教えてくれなかったり、あるいは「楽しかったよ」ぐらいしか返事してくれないことがよくあるそうです。次のようなSNSへの投稿に「ウチも同じ!」と共感する方も多いのでは?

幼稚園・保育園での出来事を話してもらうには、話さない理由から考える必要がある

では、どうすれば子どもたちは幼稚園・保育園での出来事を話してくれるようになるのか? その対策を考えるにはまず、子どもたちがなぜ話さない(あるいは簡単にしか答えない)のか原因に思いを馳せる必要があります。

SNSに寄せられた意見やアイデアをご紹介しながら、子どもが話してくれない原因別に適した対策を考えてみましょう。

①【原因】何を答えればいいか分からない→【対策】質問内容を明確・具体的にする

「今日何があった?」という質問対象が広すぎて漠然とした聞き方だと、小さな子どもにとって何を答えていいのか分かりづらく、その結果「いろいろあったよ」とか「分からない」というシンプルすぎる返事に至っている可能性があります。

そうした原因に対する有効な聞き方は、何を話せばいいのか=パパママが何を知りたいのかを分かりやすく明確に提示すること。例えば「今日はお絵描きした?」とか「休み時間にお友達の〇〇ちゃんと遊んだ?」など質問内容を具体的にすれば、子どもにとっても答えやすくなるのだそう。そして一度きっかけを得て話し始めれば、1日の体験をあれもこれもと自分から話したくなるはず。

また、乳幼児は長いフレーズで説明することに慣れていないので、短い単語でしか答えてくれないこともあるでしょう。そんな時は「どんな遊びが楽しかった?」「ブランコ」「へえー、ブランコに乗って楽しかったんだ」と子どもの答えを大人がフレーズへと膨らませてあげると、子どもも質問への答え方を少しずつ理解できるようになりそうですね。

②【原因】無理やり聞き出されるのが負担に感じる→【対策】子どもが話したくなるタイミングを探る

毎日のように「今日何があった?」と尋ねられるのは、大人が自分に当てはめて考えると、けっこうウンザリしませんか? もしかしたら子どもも同じように「また同じ質問されたよ…」「答えるの面倒くさいな~」とプレッシャーに感じているかもしれません

まだ小さいとはいえ、乳幼児は自我が芽生え始める多感な時期です。帰宅するなり根掘り葉掘り聞き出そうとせず、まずは当たり障りのない声がけをしてあげ、子どもがちょっと落ち着いて自分から話そうとするタイミングを探ってみてはいかがでしょうか

ただしその際も、話に対して質問を畳みかけすぎると子どもが会話の意欲を失うおそれがあるので、“質問は要点を絞って少しだけ”ぐらいが良いかもしれません。

③【原因】自己開示の概念が薄い→【対策】親子で1日の出来事を報告し合う

自己開示とは、自分に関するプライベートな情報や気持ちを相手に伝える行為。他人との友好関係や信頼関係を築いていくために重要な役割を果たすスキルですが、まだまだコミュニケーションが未熟な乳幼児にとっては“自分のことを伝える”という意識が薄い(またはその必要性をあまり感じていない)と思われます。

あまり自分のことを話したがらない子どもへの対策としてオススメしたいのが、まずは親が自己開示の手本を示すこと。例えば先に「今日はこんなお仕事をしてきたよ」「こんな場所に行ったよ」と1日の出来事を報告すれば、パパママと話をしたい子どもが“大人の自己開示”に応じるような会話を自発的にしてくれるかも。

これは質問攻めを嫌がる子どもに対しても有効そうな手段ですね。
子ども一人ひとりによって性格や事情は異なるので一括りにはできませんが、幼稚園・保育園での出来事を尋ねても話してくれない理由は、このように「答え方が分からない」「話そうという意欲が湧かない」が多いのではないでしょうか。

まずは相手が子どもであることを十分意識して、ちゃんと答えやすいような聞き方を工夫すること。また逆に、子どもも大人と同じように“一人の人間”であることを踏まえ、自分のことを気持ちよく話しやすいような環境づくりに努めること。そうした心がけを実践してみて、親と離れた世界で体験した出来事を子どもが自分の口から話してくれるのを待ってあげてみてはいかがでしょうか。

もしそれでも改善されなくても、園での出来事をあまり話さない子どもは決して珍しくないので、思いつめる必要はありません。どうしても心配な場合は、園への送り迎えの際や連絡帳を通じて、担任の先生に尋ねるのもよいかもしれませんね。