もう「ママじゃなきゃ」は卒業!パパのための赤ちゃんの寝かしつけ講座

もう「ママじゃなきゃ」は卒業!パパのための赤ちゃんの寝かしつけ講座

育児

目次[非表示]

  1. パパやママを悩ませることが多い、赤ちゃんの寝かしつけ
  2. パパが寝かしつけをマスターするべき理由
    1. 寝かしつけに挑戦するなら昼寝?夜寝?
    2. 早速やってみる!…その前に知っていただきたいこと
    3. 寝かしつけの方法とポイント
    4. パパが寝かしつけしようとしただけで大泣きする

寝かしつけの方法とポイント

寝かしつけの方法は基本的にママと同じやり方にしてみてください。ただし、ママがいつも授乳で寝かせているというケースもありますので、その場合は抱っこがパパにできる最大限のスキンシップなので、抱っこで挑戦してみましょう(介入の度合いは、授乳→抱っこ→トントン/さわさわ→声かけの順に低くなります)。

基本はママと同じ方法と言いましたが、「いつもと同じ」が赤ちゃんに好まれる一方で、その場のパパの感覚というのも大事です。ママと同じにやらなくちゃ!ととらわれすぎず、もしかしたらこれだけでいけるかも!という感覚があればそれをやってみてもOKです(安全な方法であれば)。ただし、新しい癖をつけてしまうのは良くないので、例えばおしゃぶりを使っていない子にパパがおしゃぶりをあげてしまう、など新しいアイテムを導入するのはおすすめできません。

寝かしつけの前にはいつものルーティーンをこなし、ママと同じように寝かしつけをします。ポイントは下記の4つです。

① スマホは絶対に操作しない
② 声を荒げない
③ 必要以上に話しかけない
④(背中スイッチが発動する場合)すぐに置かない/出ていかない


まずとても大切なこととして、スマホや携帯は操作しないようにしてください。暗い中でスマホの明かりを目にすると、赤ちゃんは混乱と覚醒を起こします。真っ暗な中で赤ちゃんと二人きりだとこちらも寝てしまいそうですが、寝落ちしてもいいので、スマホの画面を点灯させることは避けていただくようお願いします。

また、声を荒げることは赤ちゃんの気持ちを不安にさせ、眠りにつきづらくさせてしまうため、ギャンギャン泣かれてイライラしてもこれこそが近道とぐっとこらえてください。

普段から寝床に入った状態で眠れる子の場合は、同じようにやってみてください。話しかけられたり、触ってきたりしても無視が基本です。楽しくさせてしまわないよう、お話するときは落ち着いた低いトーンにしてみてください。

普段抱っこや授乳で寝かしつけている子の場合は、泣いても暴れてもこちらはテンションを変えず落ち着いて抱っこ。「しーっ、しーっ」「大丈夫だよ、パパと寝よう」など短いワンフレーズを繰り返しながら声をかけて落ち着かせます。あとは本人が落ち着くのを待つのみです。必要以上の介入をせず、単調なペースであやします。

もし、いけそうかな?と思ったら寝床に置いてみるものOKです。置いて寝られた方が、泣かずに再入眠できる確率が高まります。睡眠サイクルの切れ目でふと目が覚めた時に、寝ついた時と状況が同じだからです。

ただし、背中スイッチ(寝床に置こうとすると目覚めてしまう現象)が発動してしまって繰り返し泣いて起きてしまう場合は、慣れるまでは欲張らず、ぐっすり眠ってから置くようにしましょう。眠りに入ってもすぐには置いたり出て行ったりせず、10~15分は同じ環境にしてあげます。睡眠サイクルが深い段階に入ってきたところで次のアクションに入ると成功しやすいです。
※普段から完全に寝落ちする前に寝床に置けている子は、同様にしてください。

パパが寝かしつけしようとしただけで大泣きする

パパが寝かしつけしようとしただけで大泣きする、というのはものすごくよくあります。これでパパは「やっぱり俺じゃ無理なんだ~ママがいいんだ~」ってなってしまうんですよね。

泣いて泣いて泣きわめいて、やっぱり私が!とママが出動するなんてこともとてもよくあります。ただ、それをすると赤ちゃんは「やっぱりママじゃなくっちゃ眠れない」と覚えてしまうことになるんです。

そもそも赤ちゃんが「ママがいい!」と認識するのはママを最も信頼しているから。お腹の中で10カ月間、ママの声や心臓の音を聞いて育ち、生まれてからもママとずっと一緒にいて、おっぱいを飲ませてくれるのもママ、寝かせてくれるのもママ…と信頼関係を築いてきているのです。

でもこのままでは“ママじゃなくては眠れない子”になってしまいますよね? パパでも眠れる子になってもらうために“パパでも寝られた経験”というのがとても大事になってきます。それには「覚悟」と「根性」が必要です。泣かれてもあきらめず、泣き疲れて眠るまで2時間でも3時間でもやり続けよう!という思いで取り組まないと、先に書いたような結局ママが…という事態につながってしまいます。

これに必要なのはパパの覚悟だけではありません。泣き続けていても「ママが手を出さない覚悟」も必要になります。

私もまだ睡眠について何も知らなかったとき、主人が寝かしつけにトライしようとしてギャンギャン泣かれているのを見て「もうかわいそう!貸して!」と娘を奪っていました。様子を見に行ったら「いまちょっとずつ収まってきたところなのに!出てこないで!」と怒られたこともありました。

このようにならないために、今日は何時間がんばるか、助けてのサインをどう出すか(トイレに行きたい、様子がおかしいから見てほしい等)は事前に決めておきましょう。そしてパパからサインがなければママは部屋に入らない、を徹底しましょう。

「ママがすぐそこにいるのに、どうしてパパと寝なくちゃいけないの?」

赤ちゃんはそう思うかもしれません。いっそ、ママは気分転換に外に出かけてしまうのも良いですよ!

ギャンギャン泣かれると力不足なような悲しい気持ちになりますし、やっと寝てくれたところで寝床に置こうとして泣かれると、振り出しに戻ったような気持ちになるかもしれません。

でも、それが赤ちゃんとの信頼関係の構築だと思って、最後まであきらめずにトライしてみてください。1度の成功が信頼関係へとつながり、次からは少し泣く時間が短くなって、徐々に眠れるように変わってくるはずです。
<専門家プロフィール>
和氣 春花(わけ はるか)
米国IPHI公認 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント。SNSではねんねママの名前で活動。我が子の夜泣きに悩んだ際に睡眠コンサルタントに支えられた経験から同資格を取得し、パパママ向けのコンサルティングやねんねママのブログ・YouTube「ねんねママちゃんねる」での情報発信、「赤ちゃんとママのためのぐっすりねんね講座」の講師を務めている。

ねんねママのブログ
https://mominess.com/
YouTube「ねんねママちゃんねる」
https://www.youtube.com/channel/UCdcmZnjdRiU6uL7BKua8Bvw
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