
映画「きかんしゃトーマス」最新作ゲスト声優の麒麟(田村裕さん&川島明さん)がアフレコ秘話とパパライフを語る
育児
世界中で絶大な人気を博し、2020年に原作誕生から75周年を迎えた児童向けアニメ「きかんしゃトーマス」シリーズ。毎年1本のペースで製作されている長編アニメを楽しみにしている小さな子どもも多いことでしょう。今年はイタリアを舞台にした『映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!』が9月4日(金)に公開。
そこで今回は、映画オリジナルキャラの機関車ロレンツォ&客車ベッペの声優に挑戦した麒麟の田村裕さんと川島明さんに、映画の見どころやアフレコ秘話、さらに家庭でのパパぶりについて聞きました。
そこで今回は、映画オリジナルキャラの機関車ロレンツォ&客車ベッペの声優に挑戦した麒麟の田村裕さんと川島明さんに、映画の見どころやアフレコ秘話、さらに家庭でのパパぶりについて聞きました。
『映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!』予告篇・近日公開
出典: YouTube
出演が決まり盛り上がるも、歌う役だと知り一気に不安に
──川島さんが機関車のロレンツォ、田村さんが客車のベッペというコンビ役を演じていますが、今回のキャラにご自身と重なるところはありましたか?
川島「まさに麒麟と同じですよ。僕が機関車として客車を引っ張っていかなきゃいけないという」
田村「僕が自分だけで走れるわけではないからね」
──ゲスト声優のオファーを受けた時のお気持ちは?
川島「2歳の娘がちょうど今トーマスにハマっていて、起きた直後や寝る前でもアニメを見たり、プラレールのおもちゃで楽しそうに遊んでいます。そんな絶妙なタイミングでお話を頂いたので、めっちゃ嬉しかったですね。まさか自分が見る側から出る側に呼ばれるなんて思ってもいませんでしたが、きっと何かに引き寄せられたんでしょうね」
田村「こんなに有名で人気があるアニメの声優オファーが今の僕に来るはずないので、川島に『ありがとう』と言いたい気持ちになりました。あと、普段は家族に仕事の話をしないけど、あまりにも嬉しかったから自分の家族や妻の妹家族を集めて『皆さん、今日は発表があります。トーマスの映画に出ることになりました!』と改まって報告しました」
川島「まさに麒麟と同じですよ。僕が機関車として客車を引っ張っていかなきゃいけないという」
田村「僕が自分だけで走れるわけではないからね」
──ゲスト声優のオファーを受けた時のお気持ちは?
川島「2歳の娘がちょうど今トーマスにハマっていて、起きた直後や寝る前でもアニメを見たり、プラレールのおもちゃで楽しそうに遊んでいます。そんな絶妙なタイミングでお話を頂いたので、めっちゃ嬉しかったですね。まさか自分が見る側から出る側に呼ばれるなんて思ってもいませんでしたが、きっと何かに引き寄せられたんでしょうね」
田村「こんなに有名で人気があるアニメの声優オファーが今の僕に来るはずないので、川島に『ありがとう』と言いたい気持ちになりました。あと、普段は家族に仕事の話をしないけど、あまりにも嬉しかったから自分の家族や妻の妹家族を集めて『皆さん、今日は発表があります。トーマスの映画に出ることになりました!』と改まって報告しました」
──ゲスト声優で出演すると知った家族の反応は?
田村「めちゃくちゃ驚いて盛り上がりましたよ。でも、ペッペの紹介文を見た家族に『歌うのが大好きなキャラみたいだけど大丈夫?』と指摘され、喜びが一瞬で消えるぐらい冷めた空気になりました(笑)。みんな僕が歌が下手なことを知っているので」
川島「僕もロレンツォが歌うことの大好きなキャラクターなのは知っていたけど、ペッペも歌うとは知らなくて、後でマネージャーに『これ大丈夫なんか?』って確認しましたね」
田村「歌の仕事をNGにしているぐらい歌うのはイヤなので心配でしたが、台本を見たらバスパートをちょっと担当するだけなので、『最悪の場合、歌は俺の声じゃなくてもいいか』と開き直って引き受けさせていただきました。仮に別の人の歌声になっても、家族には『俺が歌った』と言おうと思っていましたけど(笑)」
川島「僕らの出番は物語のトリを飾る重要なシーンなので、もし僕が音痴やったら映画が死んでいましたよ(笑)」
田村「めちゃくちゃ驚いて盛り上がりましたよ。でも、ペッペの紹介文を見た家族に『歌うのが大好きなキャラみたいだけど大丈夫?』と指摘され、喜びが一瞬で消えるぐらい冷めた空気になりました(笑)。みんな僕が歌が下手なことを知っているので」
川島「僕もロレンツォが歌うことの大好きなキャラクターなのは知っていたけど、ペッペも歌うとは知らなくて、後でマネージャーに『これ大丈夫なんか?』って確認しましたね」
田村「歌の仕事をNGにしているぐらい歌うのはイヤなので心配でしたが、台本を見たらバスパートをちょっと担当するだけなので、『最悪の場合、歌は俺の声じゃなくてもいいか』と開き直って引き受けさせていただきました。仮に別の人の歌声になっても、家族には『俺が歌った』と言おうと思っていましたけど(笑)」
川島「僕らの出番は物語のトリを飾る重要なシーンなので、もし僕が音痴やったら映画が死んでいましたよ(笑)」
アフレコは意外にもベタボメ?
──アフレコでは苦労しましたか?
田村「ペッペ自体は地のままでいきやすいキャラだったので自然に楽しく演じることができました。ただ歌の音程がものすごく高音で、『こんな音、出るわけないやんけ』とダメもとで歌ったら、スタッフに『いいじゃないですか!歌えていますよ』とほめられてビックリしました。それから歌の先生がノリノリになって僕もいろんなパターンで歌ってみたんですが、求めているものと違ったらしく『最初の歌でいきましょう』とダメ出しされました(笑)」
川島「田村のアフレコが終わった後に僕が収録する番になると、マネージャーやスタッフが『田村さん良かったですよ!思ったよりも』ってベタボメやったんですよ。みんな必ず『思ったより』という枕詞をつけていたけど、聞いてみたら確かにキャラクターになりきっていましたね」
田村「ペッペ自体は地のままでいきやすいキャラだったので自然に楽しく演じることができました。ただ歌の音程がものすごく高音で、『こんな音、出るわけないやんけ』とダメもとで歌ったら、スタッフに『いいじゃないですか!歌えていますよ』とほめられてビックリしました。それから歌の先生がノリノリになって僕もいろんなパターンで歌ってみたんですが、求めているものと違ったらしく『最初の歌でいきましょう』とダメ出しされました(笑)」
川島「田村のアフレコが終わった後に僕が収録する番になると、マネージャーやスタッフが『田村さん良かったですよ!思ったよりも』ってベタボメやったんですよ。みんな必ず『思ったより』という枕詞をつけていたけど、聞いてみたら確かにキャラクターになりきっていましたね」
──川島さんはいかがでしたか?
川島「ロレンツォが歌うのは“イタリアの伊達男が歌い上げるテノール”みたいな歌なので、喜怒哀楽が激しくて節を取るのも難しいし、しかもセリフにまで音符が付いてるわで大変でした。でも、映像のロレンツォが気持ちよさそうな表情で歌っているので、『自分もこれぐらい楽しそうに歌わないと失礼だ』と思い、同じような顔で思いきり歌いました。その時はたぶんロレンツォみたいにヒゲが生えていたと思います」
田村「それは見てみたかったなあ」
川島「最初は緊張したけど、人生で出したことのないくらい高いキーの歌声を出せてめっちゃ気持ちよかったです。あと、2人で別々に収録したのに、録り終えた歌を聴いたら見事にハモっていて感動しました」
──映画が公開されたら、家族と一緒に映画館へ見に行きますか?
川島「そうですね。この映画の上映館は小さい子どもが上映中に声を出したり途中退出してもいいよう配慮してくれるところが多いそうなので、子どもの映画館デビューにピッタリだと思います。娘がちょうどトーマスを好きになったタイミングだし、ぜひ家族3人で見に行きたいですね」
田村「ウチも下の子はまだ映画館に行ったことがないので、この機会にデビューさせたいですね」
川島「ロレンツォが歌うのは“イタリアの伊達男が歌い上げるテノール”みたいな歌なので、喜怒哀楽が激しくて節を取るのも難しいし、しかもセリフにまで音符が付いてるわで大変でした。でも、映像のロレンツォが気持ちよさそうな表情で歌っているので、『自分もこれぐらい楽しそうに歌わないと失礼だ』と思い、同じような顔で思いきり歌いました。その時はたぶんロレンツォみたいにヒゲが生えていたと思います」
田村「それは見てみたかったなあ」
川島「最初は緊張したけど、人生で出したことのないくらい高いキーの歌声を出せてめっちゃ気持ちよかったです。あと、2人で別々に収録したのに、録り終えた歌を聴いたら見事にハモっていて感動しました」
──映画が公開されたら、家族と一緒に映画館へ見に行きますか?
川島「そうですね。この映画の上映館は小さい子どもが上映中に声を出したり途中退出してもいいよう配慮してくれるところが多いそうなので、子どもの映画館デビューにピッタリだと思います。娘がちょうどトーマスを好きになったタイミングだし、ぜひ家族3人で見に行きたいですね」
田村「ウチも下の子はまだ映画館に行ったことがないので、この機会にデビューさせたいですね」