
子どもの好き嫌いに悩んでいるパパ必見!野菜の苦手を克服する方法は?
育児
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離乳食が終わる頃から始まりやすい「好き嫌い」
離乳食を始めた頃は出されたものをわりと何でも食べてくれたのに、少しずつ好き嫌いがハッキリし、いつの間にか野菜をすすんで食べなくなった──。すくすく成長するには栄養バランスの取れた食事が不可欠なのに、子どもの好き嫌いに苦戦しているという家庭は多いのではないでしょうか。
mog株式会社が2~8歳の子どもがいる家庭に行った調査(※1)でも、「子どもの食事で不安なこと」として「好き嫌いが多い」を挙げた人は51.2%。さらに、好き嫌いが始まった年齢を尋ねたところ「2歳頃(24.6%)」と「1歳半(離乳食完了)頃(20.2%)」が上位を占めました。
2歳頃といえばちょうど「イヤイヤ期」が始まる時期。味覚の発達と自我の発達する時期が重なることで、好き嫌いがはっきりとした形で出やすいのだと考えられます。
mog株式会社が2~8歳の子どもがいる家庭に行った調査(※1)でも、「子どもの食事で不安なこと」として「好き嫌いが多い」を挙げた人は51.2%。さらに、好き嫌いが始まった年齢を尋ねたところ「2歳頃(24.6%)」と「1歳半(離乳食完了)頃(20.2%)」が上位を占めました。
2歳頃といえばちょうど「イヤイヤ期」が始まる時期。味覚の発達と自我の発達する時期が重なることで、好き嫌いがはっきりとした形で出やすいのだと考えられます。
子どもの野菜の好き嫌い克服のコツ
野菜を拒むのはよくあること…といっても、やっぱり子どもの好き嫌いは心配ですよね。そこで引き続き、多くの家庭で実践されているものから、ちょっと意外な観点まで、好き嫌い克服のコツをご紹介しましょう。
①野菜をおいしく感じられるよう調理方法を工夫する
私の一皿2017
— テツヲテツ夫👑👑 (@rhymesteruta0) December 7, 2017
子どもの好き嫌いにいつも悩まされています。
特に玉ねぎが大嫌いで少しでも口に入るとすべて分別してペッ😭
ところが良くバターで炒めた飴色玉ねぎで作ったスープは何故か美味しいと飲んでくれるようになりました!
という訳でオニオンスープ!
子どもの味覚って不思議(汗#ノースエル
こちらのSNS投稿のように、野菜特有の苦味・匂い・食感が目立たないよう調理するのは王道の対策。
野菜は一般的に加熱すると甘味が増すので、しっかり炒めたり茹でる。食感が気にならないよう細かく刻む。また、子どもが好きな甘味やうま味の強い調味料(あるいはカレーなどの香辛料)で味付けするのも有効な手段です。
とはいえ、苦手に感じる野菜の特徴を隠すだけだと、食べることはできても苦手の克服にはつながりづらいもの。そこでオススメなのが、野菜の苦味が抜けてなおかつ柔らかくなる「煮る」工程を含む、汁物やみそ汁などの煮込み料理。だしのうま味が食欲をそそる、具だくさんのみそ汁で子どもの野菜嫌い克服にチャレンジしてみてください。
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野菜は一般的に加熱すると甘味が増すので、しっかり炒めたり茹でる。食感が気にならないよう細かく刻む。また、子どもが好きな甘味やうま味の強い調味料(あるいはカレーなどの香辛料)で味付けするのも有効な手段です。
とはいえ、苦手に感じる野菜の特徴を隠すだけだと、食べることはできても苦手の克服にはつながりづらいもの。そこでオススメなのが、野菜の苦味が抜けてなおかつ柔らかくなる「煮る」工程を含む、汁物やみそ汁などの煮込み料理。だしのうま味が食欲をそそる、具だくさんのみそ汁で子どもの野菜嫌い克服にチャレンジしてみてください。
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②とにかく一口だけ食べさせる
我が家では「ひと口は食べてね」と必ずひと口は食べさせてそれ以上は無理強いしない
— Hisayo@心の赴くままゆるりツイート😌Kanami💃🗽の母 (@Hisayo_happyhhk) October 13, 2019
をずっと続けました。
その結果、娘は
「うわぁ~無理😖」が、ある日の調理法で「これなら食べられる~😆」になる
の積み重ねで
苦手だったほぼ全ての食材を、今は調理法を問わず食べられるようになりました。 https://t.co/e8furmmdoO
大人でもよくあることですが、なんとなく食わず嫌いだった食べ物を試しに口にすると「あれ、大丈夫だった」というケースは意外と少なくありません。また、成長と共に味覚が変化し、昔は苦手だったものがいつの間にか食べられるようになることも珍しくないですよね。
子どもの場合も、どんなに野菜料理を嫌がっても必ず一口だけはチャレンジさせてみてください。継続的に口にすることで味に慣れたり、あるいは味覚の変化が訪れた時期とうまくマッチして、苦手を克服できることもあります。
ただしこの時に注意したいのは、一口食べてダメだったらそれ以上無理強いしないこと。嫌いなものをイヤイヤ食べさせられ続けることによって、本来は楽しいはずの食事の時間が苦痛なものになるおそれがあります。
子どもの場合も、どんなに野菜料理を嫌がっても必ず一口だけはチャレンジさせてみてください。継続的に口にすることで味に慣れたり、あるいは味覚の変化が訪れた時期とうまくマッチして、苦手を克服できることもあります。
ただしこの時に注意したいのは、一口食べてダメだったらそれ以上無理強いしないこと。嫌いなものをイヤイヤ食べさせられ続けることによって、本来は楽しいはずの食事の時間が苦痛なものになるおそれがあります。
③食事が楽しいと思える環境を整える
子どもとご飯を食べる時は「美味しいね」と言いながらご飯を食べることを意識しましょう。
— TERU -幼児教育コンサルタント- (@TERUkyoiku) February 14, 2020
食事が楽しいと思えることはとても大切なことです。
幼少期に「美味しいね」という言葉とともに、お母さんがニコニコしていると、好き嫌いも少なく、たくさん食べる子に育っていきます!
嫌いなものをイヤイヤ食べさせられると、食事の時間が苦痛になる──その逆もまた然り。
大人が「野菜もちゃんと食べなさい」とプレッシャーを与えすぎたりイライラをぶつけてしまうと、食べること自体が楽しいと思えなくなり、いくら調理方法や食べ方を工夫しても「嫌い」という感情を拭うのは困難です。
そこで、子どもに「おいしいね」と声を掛けたり、楽しい話題で食卓の会話を盛り上げるなど、食事に対してポジティブな感覚を抱けるような環境づくりを意識してみてください。そうすれば、特定の食べ物に対するネガティブな感情も緩和され、好き嫌いなく食べられるようになるかもしれませんよ。
大人が「野菜もちゃんと食べなさい」とプレッシャーを与えすぎたりイライラをぶつけてしまうと、食べること自体が楽しいと思えなくなり、いくら調理方法や食べ方を工夫しても「嫌い」という感情を拭うのは困難です。
そこで、子どもに「おいしいね」と声を掛けたり、楽しい話題で食卓の会話を盛り上げるなど、食事に対してポジティブな感覚を抱けるような環境づくりを意識してみてください。そうすれば、特定の食べ物に対するネガティブな感情も緩和され、好き嫌いなく食べられるようになるかもしれませんよ。
④親子で一緒に料理を作る
好き嫌いをなくす方法その3 「一緒にお料理する」子どもはお手伝いが大好きです。一緒に作ろうと誘い嫌いな野菜を使った料理を作ると、自分で作ったものは全部食べてくれるかもしれません。
— sash★ (@sash0901) February 10, 2020
「食事の好き嫌いは心の持ち方次第で大きく変わる」という発想が有効なのであれば、親子で一緒に料理を作るのもぜひ試してみたいアイデアです。
自ら献立を考えたり、食材のカットや味付けを手伝ったり、何らかの形で自分が関わった料理は「どんな味なんだろう、ちょっと食べてみたいな」と気になるもの。また、自分で作ったという思い入れがあると、苦手な野菜料理も抵抗感なく食べられそうですね。
自ら献立を考えたり、食材のカットや味付けを手伝ったり、何らかの形で自分が関わった料理は「どんな味なんだろう、ちょっと食べてみたいな」と気になるもの。また、自分で作ったという思い入れがあると、苦手な野菜料理も抵抗感なく食べられそうですね。
多少は偏食でも子どもは成長する。嫌いな物でもいつかは食べられるようになる。だから野菜の好き嫌いを深刻に悩まなくてもいい──。
そうした考え方も一理ありますが、だからと言って子どもの嫌いな食べ物を食卓から遠ざけてばかりだと、苦手克服はますます遅くなりかねません。
まずは子どもが食べやすい調理方法の工夫を基本に、「いつか食べてくれる」と信じて繰り返し食卓に出したり、食卓を囲む雰囲気が楽しくなるよう努めるなど、子どもが「おいしく楽しく食べられる」ための試行錯誤を重ねてみましょう。その積み重ねがきっと、食べ物の苦手克服への近道となるはずです。
(※)調査概要
【調査期間】2020年1月22日(水)~ 2020年1月23日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,133人
【調査対象】全国2~8歳の子どもがいるママ
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
そうした考え方も一理ありますが、だからと言って子どもの嫌いな食べ物を食卓から遠ざけてばかりだと、苦手克服はますます遅くなりかねません。
まずは子どもが食べやすい調理方法の工夫を基本に、「いつか食べてくれる」と信じて繰り返し食卓に出したり、食卓を囲む雰囲気が楽しくなるよう努めるなど、子どもが「おいしく楽しく食べられる」ための試行錯誤を重ねてみましょう。その積み重ねがきっと、食べ物の苦手克服への近道となるはずです。
(※)調査概要
【調査期間】2020年1月22日(水)~ 2020年1月23日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,133人
【調査対象】全国2~8歳の子どもがいるママ
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ