
【子どものやる気を引き出す】勉強、片付け、お手伝い…子どものやる気を引き出す方法
目次[非表示]
本当なら注意される前に自分から動いてほしいけど、どうすれば子どもにやる気が芽生えるのか? 実は、子どものやる気というのは、親の働きかけによっても育まれるものなのです。そこで今回は、子どものやる気を引き出すために親ができることを考えてみましょう。
子どものやる気を育む土台とは
以前「子どもの自己肯定感を高めるためには?」という記事でも触れましたが、子どもは親からほめられると「できたこと」への自信を獲得でき、「次も頑張ろう」という意欲の糧になります。その逆に、できないことを「ダメじゃないか」「早くしなさい」と叱ったり先回りすると、子どもの自信やチャレンジ精神を損なうおそれがあります。
▼あわせて読みたい
①「結果」よりも「努力」や「頑張り」をほめる
頑張らせたいなら頑張りをほめる、結果を出させたいなら結果をほめる。たしかに「頑張り」のほうが汎用性が高いかもしれない。 RT @enomota: 最近は子どもに対し「結果をほめる」より「頑張りをほめる」ことを心がけてます。
— 渡邊芳之 (@ynabe39) December 6, 2011
例えば「テストの点数上がったね」と結果をほめるよりも、「毎日予習復習した成果が出たね」と“頑張ったこと”を認めてほめてあげましょう。あるいは、自主学習や習い事の練習に取り組んでいる最中に「頑張ってるね」「その調子だよ」と励ましてあげるのもいいでしょう。子どもの心には「頑張ってる姿をちゃんて見てくれてるんだ」という安心感が芽生え、「次も頑張ろう」と前向きな気持ちで張り切ってくれるはず。
②オーバーに驚きながらほめる
おはようございます。子どものやる気スイッチを入れる秘訣は、驚いてやることです。すごい!よくできたね!びっくり!大発見だ!普通できないよ!はやい!などなど。子どもはセルフエスティームが高まり、どんどん得意になります。驚き力は、教師の必須の能力です。
— とおげ先生 (@toge2002) January 18, 2020
③人前でほめる
子どもをほめて育てるのは自信(自尊心)を育てるため。人前でほめるのがより効果的。パパの前で娘をほめる。「〇〇はすごいんだよ〜パパ」ついでに娘達の前でパパをほめる。「パパは頑張ってるんだよ〜、〇〇」家族ほめあいで自尊心もお互いを尊敬する気持ちも育ちます^^
— hana (@hana_myan) November 5, 2018
④普段かける言葉をポジティブな言い回しに変換する
親の期待や約束通りに振る舞ってくれない時、無意識に「早くしろ」「自分勝手だぞ」と注意しがちですが、こうしたネガティブな言葉をかけ続けると、やる気の土台となる子どもの自己肯定感も損なわれてしまいます。口に出さず意識にとどめるだけでも構わないので、ポジティブな言葉と接し方を心がけてみてください。
▼あわせて読みたい
子どものやる気を引き出すパパママの働きかけ
①とにかく行動させる
やる気が出たから動くんじゃないよ。動くからやる気が出てくるんだよ。子どもの頃、畑の草抜きで覚えたよ。
— おーひら (@tohdakumiko) February 7, 2018
例えば子どもに勉強してほしいなら、まずは机に向かわせたり教科書を開いて鉛筆を持たせるなど、勉強する姿勢や手の運動を始めさせてみてください。いきなり勉強に着手できなければ「絵でも描いてみようか」とノートへの落書きを勧めるのもOK。手先の運動によって脳が活性化し気分がノってくれば、次第に勉強モードに移っていけるはずです。
②小さな目標(ステップ)を立てる
宿題が子どもの勉強への意欲をなくさせる件。
— 銀 (@gintakuma3) November 6, 2019
「みんな同じ」宿題を出しているのだから、必然的にそうなる。
高過ぎても、低過ぎても、意欲は生まれない。
「がんばればできそうかな」と思えるものなら、やる気も達成感も生まれやすい。
その丁度良いハードルはみんな違うもの。
そこで大切なのは、“頑張ればできる”くらいの小さくて具体的な目標を設定し、ステップアップさせること。達成感を小刻みに味わうことで自信とやる気を持続できれば、いつの間にか目指すゴールにたどり着けるはずです。何か達成するたびにご褒美付きのポイントを加算するなど、ステップアップを見える化するのもオススメです。
③好奇心をくすぐる
おはようございます🌞
— フクロウ (@ramensusuruyo) January 9, 2020
子どものやる気スイッチが入ってからの成長が凄い😲
何でスイッチが入るかわからないからこそ、知的好奇心をくすぐるものが多くある環境に身を置くのが大事だと思う‼️#やる気スイッチ#小学校
④選択肢を提案する
知ってました?
— みっち先生🐇1000人の父 (@childminder7) January 8, 2020
物事の選択は消耗します
だから、疲れない様にするには
選択しない事なんです
でも、それは大人の話
子どもは選択が大好きです
選択肢を出すと喜んで選びます☺️
選択は、子どもにとってやる気の源です😄
他にも、部屋の片付けをしてほしい時も「本棚から片付ける?それとも机から片付ける?」と提案してみるといいですよ。
⑤自分の行動を自分で考えさせる
~自分の意思で動く~
— 🏇ロゴノユメ🏇笑顔を大切にする塾講師 (@korogotype) February 8, 2020
自分で決めた行動は、そこに意志があるのでやりがいや責任を持ちやすいです!
一方言われるがままだと、やる気がイマイチ起きなかったりしてしまいます😰
子どもが勉強をしなくなるのはここが原因になります⚠️
子どもと話し合い、取り組む理由に納得をすることが必要です👍
とはいえ、すべての子どもがゼロから自発的に行動を思いついたり決められるわけではありません。そんな時は大人がまず「〇〇を習うと将来の夢に役立つと思うけど、どう思う?」と問いかけ、じっくり話し合いながら子ども自身の足取りでを決意へと導いてあげましょう。
でも長い目で見ると、自立心を育むためにも、自分の力で人生の試練を乗り越えていくためにも、親に強制されるのではなく子どもが自分の意志で動くことはとても大事。たとえこちらの思惑通りにうまくいかなくても、やる気を引き出すために働きかけを根気強く続けてください。
▼あわせて読みたい