【子どものやる気を引き出す】勉強、片付け、お手伝い…子どものやる気を引き出す方法

【子どものやる気を引き出す】勉強、片付け、お手伝い…子どものやる気を引き出す方法

育児

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  1. 子どものやる気を育む土台とは
    1. ①「結果」よりも「努力」や「頑張り」をほめる
    2. ②オーバーに驚きながらほめる
    3. ③人前でほめる
    4. ④普段かける言葉をポジティブな言い回しに変換する
  2. 子どものやる気を引き出すパパママの働きかけ
    1. ①とにかく行動させる
    2. ②小さな目標(ステップ)を立てる
    3. ③好奇心をくすぐる
    4. ④選択肢を提案する
    5. ⑤自分の行動を自分で考えさせる
新型コロナウイルス感染防止のため臨時休校が長引く中、子どもの生活が不規則になりダラダラと過ごす姿が目に付き、注意する回数も増えがち。やるべきことをなかなか行動に移そうとしない子どもに「早く勉強しなさい」「さっさと片付けろ」と注意するのはもうウンザリ…と嘆いているパパママは少なくないのではないでしょうか。

本当なら注意される前に自分から動いてほしいけど、どうすれば子どもにやる気が芽生えるのか? 実は、子どものやる気というのは、親の働きかけによっても育まれるものなのです。そこで今回は、子どものやる気を引き出すために親ができることを考えてみましょう。

子どものやる気を育む土台とは

自分が幼い頃を思い出してみてください。子どもの頃は、親に「〇〇しなさい」と命令されたり「〇〇しないと××だよ」と罰されるのがとにかくイヤだったという方も多いのではないでしょうか。そろそろ始めようかという気になっていた時にそうやって怒られると、かえって「今やろうと思っていたのに…」とやる気を削がれてしまうことも。

以前「子どもの自己肯定感を高めるためには?」という記事でも触れましたが、子どもは親からほめられると「できたこと」への自信を獲得でき、「次も頑張ろう」という意欲の糧になります。その逆に、できないことを「ダメじゃないか」「早くしなさい」と叱ったり先回りすると、子どもの自信やチャレンジ精神を損なうおそれがあります。

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つまり、子どものやる気を引き出すには自己肯定感の形成と同じく、“ほめること”“励ますこと”といったポジティブな声がけによってその土台を育むことが大切と言えるのではないでしょうか。そこで次のようなアイデアを参考に、上手なほめ方・励まし方を実践してみてください。

①「結果」よりも「努力」や「頑張り」をほめる

勉強でもスポーツでも、結果を出すには地道で根気強い頑張りが必要。この「頑張ろう」というモチベーションを刺激し高めてあげることがパパママの役割。

例えば「テストの点数上がったね」と結果をほめるよりも、「毎日予習復習した成果が出たね」と“頑張ったこと”を認めてほめてあげましょう。あるいは、自主学習や習い事の練習に取り組んでいる最中に「頑張ってるね」「その調子だよ」と励ましてあげるのもいいでしょう。子どもの心には「頑張ってる姿をちゃんて見てくれてるんだ」という安心感が芽生え、「次も頑張ろう」と前向きな気持ちで張り切ってくれるはず

②オーバーに驚きながらほめる

大人と比べて喜怒哀楽の感受性が激しい子どもの心にメッセージを響かせるには、ちょっとオーバーかな…と思うくらいのテンションや表現で声をかけるのがちょうどいい。目を見開きながら「すごい!」「よくできたね!」と強めにほめてあげると子どもの自尊心はグングン高まり、「やればできる」という自信につながることでしょう。

③人前でほめる

子どもに面と向かって直接ほめるのが照れ臭い場合は、子どもの前で他人(パパ友や学校の先生など)に対して「ウチの子はこう見えて頑張り屋なんです」など “間接的にほめる”のがオススメ。普段は聞かないパパママからの高評価に子どもはビックリしつつも嬉しくなり、人前でほめられた誇らしさと相まって、その行動をさらに頑張ろうと思えるはずです。

④普段かける言葉をポジティブな言い回しに変換する

人をほめることに慣れていないという方は、日常生活で子どもにかける言葉をポジティブな言い回しに変換していくのもオススメ。

親の期待や約束通りに振る舞ってくれない時、無意識に「早くしろ」「自分勝手だぞ」と注意しがちですが、こうしたネガティブな言葉をかけ続けると、やる気の土台となる子どもの自己肯定感も損なわれてしまいます。口に出さず意識にとどめるだけでも構わないので、ポジティブな言葉と接し方を心がけてみてください。

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子どものやる気を引き出すパパママの働きかけ

①とにかく行動させる

最初に肝に銘じておきたいのは、やる気を一発で便利にオンオフできる“スイッチ”はないということ。運動する前にウォーミングアップで体をほぐしたながら気持ちを高めていくように、やる気を引き出すにもウォーミングアップが効果的です。

例えば子どもに勉強してほしいなら、まずは机に向かわせたり教科書を開いて鉛筆を持たせるなど、勉強する姿勢や手の運動を始めさせてみてください。いきなり勉強に着手できなければ「絵でも描いてみようか」とノートへの落書きを勧めるのもOK。手先の運動によって脳が活性化し気分がノってくれば、次第に勉強モードに移っていけるはずです。

②小さな目標(ステップ)を立てる

子どものやる気を引き出すには、目指すべきゴールとなる目標を立てることが効果的。とはいえ「偏差値60を取れるよう勉強しよう」など目標が高すぎるとやる気は芽生えないし、またゴールが遠く抽象的すぎるとやる気は持続しないでしょう。

そこで大切なのは、“頑張ればできる”くらいの小さくて具体的な目標を設定し、ステップアップさせること。達成感を小刻みに味わうことで自信とやる気を持続できれば、いつの間にか目指すゴールにたどり着けるはずです。何か達成するたびにご褒美付きのポイントを加算するなど、ステップアップを見える化するのもオススメです。

③好奇心をくすぐる

本来、子どもは好奇心の塊。何かきっかけを与えてあげてそれがツボにハマれば、いつまでだって没頭できます。とはいえ、何がツボにハマるか分からないので、いろいろな角度やネタから子どもとの対話や関わり合いを重ね、好奇心をくすぐるものと出会える機会をたくさん与えてあげましょう

④選択肢を提案する

「宿題しなさい」と頭ごなしに強制されても子どもは反発すること必至。でも「宿題はご飯の前にする?後にする?」と選択肢を示す形で提案すると、命令に従うのではなく自分で選べるという自尊心に子どもが満足し、案外すんなりと選んでくれるものです。

他にも、部屋の片付けをしてほしい時も「本棚から片付ける?それとも机から片付ける?」と提案してみるといいですよ。

⑤自分の行動を自分で考えさせる

習い事や学習塾など長期間取り組むものは、親の働きかけに乗せられるだけでなく子ども自身が内的モチベーションをしっかり持っていないと、やる気を長期間持続するのは難しいでしょう。そのカギとなるのが、自分で行動を決めさせ、その選択に納得感と責任を持たせることです。

とはいえ、すべての子どもがゼロから自発的に行動を思いついたり決められるわけではありません。そんな時は大人がまず「〇〇を習うと将来の夢に役立つと思うけど、どう思う?」と問いかけ、じっくり話し合いながら子ども自身の足取りでを決意へと導いてあげましょう。
子どもは何でも素直に大人の言うことを聞くわけではなく、やる気を出させるのも決して簡単なことではありません。場合によっては「〇〇しなさい」と注意・命令する方が楽に感じる時もあるでしょう。

でも長い目で見ると、自立心を育むためにも、自分の力で人生の試練を乗り越えていくためにも、親に強制されるのではなく子どもが自分の意志で動くことはとても大事。たとえこちらの思惑通りにうまくいかなくても、やる気を引き出すために働きかけを根気強く続けてください。