パパママの睡眠不足の原因にも。赤ちゃんが朝4時や5時に起きる「早朝起き」の解決方法

パパママの睡眠不足の原因にも。赤ちゃんが朝4時や5時に起きる「早朝起き」の解決方法

育児

目次[非表示]

  1. 早朝起きのデメリットとは?
    1. 親にとってのデメリット
    2. 子どもにとってのデメリット
  2. 早朝起きの原因
    1. 原因① 日中の睡眠不足
    2. 原因② 就寝時刻が遅い
    3. 原因③ 朝寝が早すぎる
    4. 原因④ 部屋が明るい
    5. 原因⑤ うるさい
    6. 原因⑥ 暑い/寒い
  3. 早起きを改善させようとしてやりがちな失敗例と正しい対策
    1. 失敗例① 夜寝られるように昼寝を減らす
    2. 失敗例② 早起きしないように遅く寝かせる
  4. 早朝に起きてしまった時の対応
    1. 対応① 6時までは寝室で過ごす
    2. 対応② 6時になったらカーテンを開けて「おはよう!」
赤ちゃんが健やかに成長していくには、十分な時間かつ良質な睡眠が不可欠。そうした睡眠を得るために親ができることは?そんなパパママの悩みを、妊婦と子どもの睡眠コンサルタントとして活動する和氣春花さんが解決するコラム連載。

今回は、赤ちゃんが早朝に起きてしまう原因やその対策を解説いただきます。

早朝起きのデメリットとは?

親にとってのデメリット

「早起きは三文の徳」と言われるくらい早起き自体は健康にもよく、とても良い習慣ですが、朝4時…となるとちょっと早起きすぎますよね。そんなに早い時間に子どもに起きられてしまうと、親は睡眠不足になってしまいます。

まだ世間が起きていない中で自分だけがこんな時間に育児している…寝ていたいのに…とネガティブな思考にもなっていってしまいがち。

そうすると、子どもにイライラし、睡眠不足で思考能力が低下し、体力も回復しきれていないので子どもに付き合いきれない…と負のスパイラルに陥ってしまいます。

子どもにとってのデメリット

もしお子さんが夜18時に就寝していて朝5時に起きているのであれば、十分に睡眠が取れて起床していると考えられます。しかし、21時に寝たのに4時に起きてしまう…これでは7時間しか眠れておらず、睡眠不足だと考えられます。

子どもも大人同様に睡眠不足だと集中力や思考能力が低下し、イライラしやすくなります。赤ちゃんであればちょっとしたことに敏感になって泣く、機嫌よく過ごせる時間がなくなってしまって1日中泣いている、ということにもなりかねません。
また、1日のスタート時間が早朝になるため、生活リズムが乱れてしまう、朝寝が夜の睡眠とつながって長くなりすぎてしまうなど、トラブルも起こりやすくなります。

早朝起きの原因

原因① 日中の睡眠不足

早朝起きや夜泣きにつながる大きな要因が日中の睡眠不足です。

日中に十分な睡眠がとれていないと、ストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されてしまい、睡眠の質を悪くしてしまいます。そうなると、質の悪い睡眠で眠りが浅いので、ちょっとした刺激で目が覚めやすくなってしまうのです。そしてそのまま再度眠りにつけず起きてしまう、ということにつながります。

「まだ眠いのにもう眠れない!」というグズグズも起こりやすくなってしまうので、日中は月齢にあわせた十分な睡眠時間を取るようにしてください。

<月齢ごとの睡眠時間表>

原因② 就寝時刻が遅い

就寝時刻が遅いと子どもが疲れすぎてしまって、原因①と同じくストレスホルモンの過剰分泌につながります。そのため、睡眠の質が悪くなり、起きやすくなってしまうのです。

最近は共働きのご家庭が多く(我が家も例にもれず)、保育園のお迎え~食事~お風呂~遊び~就寝と、どうしても夜寝るのが遅くなってしまいがちですよね。しかし、昼寝から夜寝るまでの時間が長いと、それだけ活動時間が伸びてしまうことになります。可能な限り、早めに寝かしつけをしてあげることを心がけてみてください。
※活動時間とは赤ちゃんが機嫌よく元気に起きていられる時間の限界のことです。

お風呂から出てきたときにはもう家全体が明かりを落として暗くなっている(ねんねモードになっている)と、スムーズな就寝に効果的です。

原因③ 朝寝が早すぎる

最初のデメリットでも書いたのですが、早朝起きしてしまったときは朝寝が早くなってしまいがち。そうすると生活リズムが乱れやすくなり、それが続くと朝寝が夜寝とくっついて区別がなくなってきてしまう、ということが起こったりします。さらに子どもが「早く起きて朝寝すればいい」という思考回路になってしまい、余計に起きるようになってしまいます。

1日のスケジュールが確立してくる生後6カ月以降は、朝8時前の朝寝は避けた方がよいでしょう。もし早く起きてしまった場合も、時間や月齢にもよりますが、少し頑張って8時くらいまで起こしておく方がベターです。

原因④ 部屋が明るい

早朝起きの大きな要因の1つが、光の漏れで部屋が明るくなってしまっていることです。大前提として質の良い睡眠のために寝室は「真っ暗」にしてください。豆電球などもなく、真っ暗です。

我が家の寝室は遮光カーテンで、端っこの浮いてしまう部分をテープで留め、カーテンレールやカーテンの下のわずかな隙間もすべて布などで覆っています。一筋の光すらも敏感な赤ちゃんにとっては睡眠を妨げる要因になります。時計の読めない赤ちゃんは、明るくなってくると「あれ?もう起きる時間かな?」と思ってしまうのです。

真っ暗な部屋は大人にとっても良質な睡眠につながりますので、遮光カーテン(一級遮光、できれば100%完全遮光のもの)の導入はぜひおすすめします

原因⑤ うるさい

道路際や線路際の立地のお宅の場合、朝5時頃になると音がうるさくなってくるということがあるかと思います(繁華街にお住いの方は夜中じゅうかもしれませんね)。そういった音が目を覚ます要因になっていることも考えられます。

必ずしも何も音がないのが良いというわけでもありません。赤ちゃんがお腹の中で聞いていた音に近い「サーサー」という砂嵐のような音(ホワイトノイズ)は他の音をかき消してくれ、赤ちゃんを安心させてくれる効果があります

ホワイトノイズはスマホのアプリでも再生できますので、周囲の騒音や早起きして出社するパパが忍者のように支度しているという場合は、試してみることをおすすめします。音を鳴らす場合は頭の上を避け、枕元から2m程度は離すようにしてください。

原因⑥ 暑い/寒い

就寝中のエアコンをタイマーにされている方も多いかと思います。タイマー設定が必ずしも悪いということではないのですが、その場合明け方になってくるとエアコンが停止してから時間が経ち、暑すぎたり寒すぎたりということが起こりやすくなります

子どもは暑がりなので、大人が少し肌寒く感じるくらいの20~22℃が適温(夏はもう少し高くてもOK)です。その温度に保てるように空調を調整することで、室温による不快感がなくなってぐっすり眠れることにつながります。
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