「これって何?」を「もっと知りたい」へ!子どもの知的好奇心・探求心を育むために親ができること

「これって何?」を「もっと知りたい」へ!子どもの知的好奇心・探求心を育むために親ができること

育児

目次[非表示]

  1. 遊びを通じて生身の知識や不思議体験を与える
  2. 動画で未知の世界や不思議体験に触れさせる
  3. 時にはイタズラを見守る
  4. 子どもの目線に立ち、“共感”のリアクションを示す
  5. 芽生えた疑問は自分で考えさせる
  6. 大人も子どもと一緒に探求する
3~6歳ぐらいの幼児期の子どもって、ことあるたびに「これって何?」「なんで〇〇は△△なの?」と質問してきますよね。そんな時、皆さんはどのように対応していますか?

質問が延々と続いたり、すぐには答えが思い浮かばない微妙な難問を尋ねられると、つい適当にはぐらかしてしまいがち…。でも、こうした質問攻撃はパパママを困らせようとしているのではなく、純粋に「知りたい!」という好奇心によるもの。つまり、子どもの心に芽生えた「何だろう?」は、「もっと知りたい」「もっとやってみたい」という知的好奇心へと広げていくチャンスなのです

そこで今回は、子どもの学びの原点となる知的好奇心や探求心を育むために、パパママにできるサポートをご紹介します。

遊びを通じて生身の知識や不思議体験を与える

子どもの知的好奇心を引き出すきっかけとして、図鑑や伝記本を買い与えるのは効果的な手段。でも、本にあまり興味がない子どもにとっては、図鑑を開くまでのハードルが高いことも…。そこでオススメしたいのが、遊びを通じて「何だろう?」という好奇心を刺激することです。

言うまでもなく、子どもは勉強よりも遊びが大好き。遊びを通じて楽しみながら得られる知識や体験は、目を輝かせながら貪欲に吸収し「もっと知りたい」「もっとやってみたい」という気持ちが湧いてくるはず。そうした探求のきっかけは、郊外のキャンプなどアウトドアレジャーだけでなく、インドアで工夫を凝らしたり、自然が豊かな近所の公園で昆虫を見つけたり植物を観察するだけでもたくさん得られますよ。

動画で未知の世界や不思議体験に触れさせる

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、また、来たる猛暑の熱中症予防のため、気軽に外出しづらい日は今後も続くと思われます。そんな時は、テレビや動画サービスを上手に活用しましょう。

例えば、NHK Eテレの知育番組やでんじろう先生の科学実験番組は、言葉や画像では伝わりづらい内容でも頭にスッと入りやすく、また図鑑よりも鮮明な臨場感とともに子どもの好奇心へと訴えかけてくるはず。また、YouTubeなどの動画サービスで検索すれば、子どもが興味を持ちそうな(あるいは親が教えたい)テーマにダイレクトにたどり着くことも可能です。

できれば子どもを一人きりに放置して映像を見させるのではなく、パパママも一緒に鑑賞して驚きや楽しさを共有しながら「これ不思議だね!」「なんでこうなるんだろうね?」と、好奇心をくすぐり学習へと広げられるような声がけをしてあげましょう。

時にはイタズラを見守る

まだまだ分別のつかない乳幼児は、ティッシュを散らかしたり新聞紙を破いたり、親を悩ませるイタズラをしがち。しかしそうした行為には、「これは何だろう?」という未知への好奇心や「あれ、なんでこうなるんだ?」といった探求心を芽生えさせるプラスの側面もあります。

もちろん、子ども自身や周囲の安全・健康を脅かす危険な行為や、大切な物を壊すようなことは制止して厳しく言い聞かせるべき。そのあたりの線引きをパパママがしっかり見極めた上で、時には広い心で怒らず子どものイタズラを見守ってみてはいかがでしょうか。

子どもの目線に立ち、“共感”のリアクションを示す

さまざまな未知の世界や不思議体験に触れると、新しい発見に対して「面白い!」「驚いた!」という好奇心が芽生えるはずです。そうしたタイミングを見計らって「ホントだ、ビックリ!」「よく見つけたね!」など共感のリアクションを分かりやすいぐらい激しく示してみましょう。

大好きなパパママが自分の気持ちに同調し肯定してくれることは、子どもにとって大きな喜び。そうした働きかけを重ねていけば、好奇心を育むような体験や知識を吸収することに対してポジティブな感覚を抱いてくれることでしょう。

芽生えた疑問は自分で考えさせる

子どもの心に芽生えた疑問に対して答えを即答するのも一つの対処法ですが、「どうしてだと思う?」とまずは自分で考えるよう問いかけてみてはいかがでしょうか。そうすれば「○○したらどうなるか」と自ら疑問を持つ癖がつくようになり、子どもが大きくなってから必要とされる自律学習の土台づくりにつながるはずです。

なお、ここで気を付けたいのは「自分で考えさせる」=「放置する」ではないこと。子どもの反応や考える様子をじっと見守り、必要に応じて適切な声がけやアドバイスを行ってあげてください。

大人も子どもと一緒に探求する

子どもの質問攻撃に「無下に扱うのはかわいそう」と義務感で付き合っているだけだと、対応するのが辛くなって適当な受け答えになることも。でも、そうした対応は子どもの好奇心に水を差しかねないし、頼りになるナビゲートが存在しない状況で知的好奇心と探求心を深めていくことは、小さな子どもには若干ハードルが高いですよね。

そこで、「なんで〇〇は△△なの?」と尋ねられたら「じゃあ一緒に考えてみようか」と前のめりになって子どもの目線に立ち、一緒に疑問を探求してみませんか。大好きなパパママと足並みを揃える形なら、知らないことを探求していく意欲もグングン湧き上がるはずです
本来、子どもは生まれながらにして好奇心のかたまり。そうした関心を知的好奇心へと高めて探求欲へとつなげられるかどうかは、パパママの関わり合いによっても大きく左右されます。熱しやすく冷めやすい子どもの関心はなかなか大人の思惑通りになびいてくれませんが、「何か1つでもヒットしたら儲けもの」ぐらいの気持ちで子どもにさまざまな機会を与えてみてはいかがでしょうか

そして、ほんの少しでも興味を示したらその瞬間が大チャンス!(逆に、その瞬間を逃すと他のことにたちまち好奇心を奪われてしまうことも…)子どもの食いつき具合をしっかり見逃さず、知的好奇心と探求心を育めるようサポートしてみてください。そうした関わり合いを重ねていけば、「今どんなことに興味があるのか」など我が子の成長の理解にもつながるでしょう。