
「これって何?」を「もっと知りたい」へ!子どもの知的好奇心・探求心を育むために親ができること
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質問が延々と続いたり、すぐには答えが思い浮かばない微妙な難問を尋ねられると、つい適当にはぐらかしてしまいがち…。でも、こうした質問攻撃はパパママを困らせようとしているのではなく、純粋に「知りたい!」という好奇心によるもの。つまり、子どもの心に芽生えた「何だろう?」は、「もっと知りたい」「もっとやってみたい」という知的好奇心へと広げていくチャンスなのです。
そこで今回は、子どもの学びの原点となる知的好奇心や探求心を育むために、パパママにできるサポートをご紹介します。
遊びを通じて生身の知識や不思議体験を与える
先の連休中にBBQを3回ほどしまして🔥🍖🍺
— ダイコク@群馬の大黒柱 (@daikokuten2019) May 8, 2019
おかげで、子どもたちは火の起こし方と消し方を学びました🔥💦
好奇心全開の理科の実験‼️
楽しみながら学ぶ姿って、物凄くキラキラしてたなぁ🤩
さぁて、夏休みには何を教えてあげよう🧐
着色料で実験。楽しさと好奇心で大はしゃぎ。結果は大変なことになったけど、失敗なんてない。子どもたちと共にそれをどう感じ、どう考えるか。着色料だけに子どもたち一人ひとりの色を大切に。大人が着色はしない。ただひとつ言えることは、着色料は入れすぎないほうがいいです(^-^;#色 #子ども pic.twitter.com/HYByAWRqPg
— フリースクール プルーム (@fsplume) November 2, 2019
言うまでもなく、子どもは勉強よりも遊びが大好き。遊びを通じて楽しみながら得られる知識や体験は、目を輝かせながら貪欲に吸収し「もっと知りたい」「もっとやってみたい」という気持ちが湧いてくるはず。そうした探求のきっかけは、郊外のキャンプなどアウトドアレジャーだけでなく、インドアで工夫を凝らしたり、自然が豊かな近所の公園で昆虫を見つけたり植物を観察するだけでもたくさん得られますよ。
動画で未知の世界や不思議体験に触れさせる
Eテレは子どもにわかりやすい構成、説明してくれるから昆虫ド素人の母でもフムフムってなります😁
— はるみさん (@harumisan__) May 30, 2020
昆虫すごいぜ!
しぜんとあそぼ
ダーウィンが来た!
なども必見ですよ‼️全部録画です‼️
例えば、NHK Eテレの知育番組やでんじろう先生の科学実験番組は、言葉や画像では伝わりづらい内容でも頭にスッと入りやすく、また図鑑よりも鮮明な臨場感とともに子どもの好奇心へと訴えかけてくるはず。また、YouTubeなどの動画サービスで検索すれば、子どもが興味を持ちそうな(あるいは親が教えたい)テーマにダイレクトにたどり着くことも可能です。
できれば子どもを一人きりに放置して映像を見させるのではなく、パパママも一緒に鑑賞して驚きや楽しさを共有しながら「これ不思議だね!」「なんでこうなるんだろうね?」と、好奇心をくすぐり学習へと広げられるような声がけをしてあげましょう。
時にはイタズラを見守る
『なぜ?という好奇心を育てるには』
— TERU -幼児教育コンサルタント- (@TERUkyoiku) May 17, 2020
子どもの「なぜ?」という知的好奇心は、時には厄介ですが物事を探求する土台です。
知的好奇心を育てるカギは幼児期の『いたずら』です。
・スマホをかじったり
・ゴミ箱の中身を出したり
こういった好奇心が満たされると「なぜ?」に発展していきます。
もちろん、子ども自身や周囲の安全・健康を脅かす危険な行為や、大切な物を壊すようなことは制止して厳しく言い聞かせるべき。そのあたりの線引きをパパママがしっかり見極めた上で、時には広い心で怒らず子どものイタズラを見守ってみてはいかがでしょうか。
子どもの目線に立ち、“共感”のリアクションを示す
子どもが何か発見したときに、少しだけでも立ち止まって子どもの気持ちに共感、発見を共有してあげることが子供の好奇心を育てることになるんだと思う。
— じんべぇさん (@harrypandamegan) July 18, 2016
アリが餌を運んでるのを見つけたら、子どもと一緒にのんびり観察するのもいいよね。
大好きなパパママが自分の気持ちに同調し肯定してくれることは、子どもにとって大きな喜び。そうした働きかけを重ねていけば、好奇心を育むような体験や知識を吸収することに対してポジティブな感覚を抱いてくれることでしょう。
芽生えた疑問は自分で考えさせる
子どもの頃に身に付ける,疑問攻撃。
— Salusy Japan@からだと運動研究所 (@Salusy1) February 5, 2020
どうして?何で?
どれだけ興味が湧いてる好奇心旺盛な子ども何だ。めちゃ素敵やん。と思って対応しよう。
魔法の返答
・どうしてだと思う?
・一緒に考えてみようか。
・パパはこう考えると意見を述べる
大切にしよう。#子ども の興味。#子育て #家族
なお、ここで気を付けたいのは「自分で考えさせる」=「放置する」ではないこと。子どもの反応や考える様子をじっと見守り、必要に応じて適切な声がけやアドバイスを行ってあげてください。
大人も子どもと一緒に探求する
まずは自分が探求心を持つことと
— まさゆき📜月よみ勉強中 (@mmmsssyyykkk) February 18, 2020
子どもの好奇心を引き出すためにワードを考えよう→秘密を探ろうのように工夫したり
YESかNOで答えられるしつもんはなるべく減らして、自分も相手もまだ見ぬ答えを一緒に探すような感覚でしつもんをしていくことを意識して僕はやってます!
そこで、「なんで〇〇は△△なの?」と尋ねられたら「じゃあ一緒に考えてみようか」と前のめりになって子どもの目線に立ち、一緒に疑問を探求してみませんか。大好きなパパママと足並みを揃える形なら、知らないことを探求していく意欲もグングン湧き上がるはずです。
そして、ほんの少しでも興味を示したらその瞬間が大チャンス!(逆に、その瞬間を逃すと他のことにたちまち好奇心を奪われてしまうことも…)子どもの食いつき具合をしっかり見逃さず、知的好奇心と探求心を育めるようサポートしてみてください。そうした関わり合いを重ねていけば、「今どんなことに興味があるのか」など我が子の成長の理解にもつながるでしょう。