【2歳のイヤイヤ期】着替えや身支度のイヤイヤにどう対処すればいい?子どもの反抗期虎の巻

【2歳のイヤイヤ期】着替えや身支度のイヤイヤにどう対処すればいい?子どもの反抗期虎の巻

育児

目次[非表示]

  1. 「2歳のイヤイヤ期」とは?いつから始まる?
  2. 2歳の成長・発達は個人差がある
  3. 2歳の「着替えたくない」にどう対応する?
  4. 「やだ」は自己主張。「できない」は甘えたいサイン
  5. 子どもが「自分でできる」を増やす
子どもの成長は親にとって最高の幸せではありますが、子育ては楽しいことばかりではありません。特に頭を悩ませるのが、2歳のイヤイヤ期、4歳の反抗期、10歳の反抗期など、年齢ごとに顕著となって現れる反抗的な態度。親の言うことを聞こうとしない我が子への対応に手を焼き、ついカッとなって怒鳴ったりしてませんか?

でも、できることなら怒ったりイライラせず、親子が一緒にいる時間は笑って過ごしていたい──。そう願うパパママのために、反抗期の我が子にどのように接して言い聞かせればいいか、子育てアドバイザーの高祖常子さんがアドバイスする「子どもの反抗期虎の巻」。第4回のテーマは、2歳のイヤイヤ期に見られる「着替えや身支度でのイヤイヤ」です。

「2歳のイヤイヤ期」とは?いつから始まる?

子どもの自我の発達に伴って2歳前後に現れる現象。主に自分のやりたいことが実現しなかったり自己主張を大人にうまく伝えられなかった(理解してもらえなかった)時、親の問いかけに何でも「イヤ」と返答したり癇癪(かんしゃく)・ワガママなどの言動が見られます。

2歳の成長・発達は個人差がある

もう2歳。だんだん話もわかるようになり、身支度や着替えも少しずつできるようになってくるころ。なのに「イヤだ!」「できない!」と言われるとイラっとしますよね。逆に「自分でやる!」と言って、自分でやろうとしてできなくて、子ども自身が腹を立てて泣き出したり…。かなりカオスな状況になってうんざりしてしまうこともあるでしょう。

2歳になりたての時期と、2歳半、3歳に近い時期ではかなり成長・発達が違います。

2歳前後は、自分で少しずつできるようになるのがうれしい時期。そして「自分でやりたい」「自分が決めたい」ということを表現し始める、イヤイヤ期と呼ばれる時期でもあります。

2歳半くらいは少しずつ自分でできるようになってきて、「自分でやりたい」が大きく表れ始めます。でも、まだ手先などもうまく使えず、体のバランスを取るのも難しい時期で、心と体がギクシャク。自分でやりたかったのにできずに腹を立てたりすることも多くなります。

3歳に近くなると、少しずつ自分の気持ちを表現したりするようになってきますが、まだまだうまく伝えられずにいら立ったり。他者や友だちとの関係性も少しずつできてきて、ほかの子やきょうだいと自分を比べたりすることもあります。

2歳の「着替えたくない」にどう対応する?

お風呂に入るときに裸んぼうになると、生き生きとして走り回っちゃう子もいるかもしれません。脱ぐのは大丈夫だけど、「服を着せるのが一苦労」という話もよく聞きます。ここはぜひモチベーションアップ作戦で行きましょう。

まずは、服選びから行くのも一案です。「今日はどっちの服を着る?」と子どもに選ばせたり。場合によっては、引き出しから選ばせるのも良いかもしれません。「これに着替えて!」というよりも、自分が決めた服なので、着替えたくなるでしょう

そもそものところですが、2歳前後の子どもが自分で着替えやすい服を選ぶのも大切です。個人差はありますが、前後を意識できるようになる子もいるので、「新幹線が描いてある方が前だよ」など、わかりやすい服を選び、声をかけるのもポイントです。ボタンがたくさんついているものや、ワンピース、上下つながっているもの、襟が狭いもの、ぴったりしたパンツや、フリルがたくさんのスカートなど、自分で着ることが難しい服は、普段着としては避けるといいでしょう。

服の着方がよくわからなくてイヤイヤする子には、例えばパンツを床に広げて「足を通せるかな?」と教えるように声を掛けながらやってみてください。そして「足が出てきたね!」と一つひとつできたことを認めましょう。お尻に引っ掛かってしまうことが多いので、足が両方通すことができたら「お尻をよいしょしようか?」など、楽しい声がけをしてみましょう。

「やだ」は自己主張。「できない」は甘えたいサイン

「さあ着替えよう」と言っても、「やだ!」と言われることもありますね。そんな時は「指示されるのがイヤなんだなー」と考えましょう。「そろそろ着替える時間だね。今日はどっちの服にする?」と選択肢を示すのも一案です。

いつもはできるのに「できない!」と言うのは、甘えたいサインです。忙しいときに「できないからやって」と甘えられるとイラっとしてしまうかもしれませんが、ズボンに片足を通すだけ手伝って「もう片方は履けるかな?」と声をかけてみると「できるよ!」と言って自分で履いてみるかもしれません。自分で履けたら、「すごいね。自分でできたね」と認めましょう。

自分を見てほしいときや、ちょっと心が不安なときなども「パパ、やって!」と言ってくる​かもしれませんが、「自分でできるでしょ!」と突き放さず、可能な範囲で少し手伝ってみましょう。動き出しを少し手伝うことで、子どもがペースに乗って自分でやり始めることもあります

子どもが「自分でできる」を増やす

着替えのイヤイヤをなくすには、できるだけ子どもが自分でできる環境を整えることが大事です。服を着るよりも脱ぐ方が簡単ですから、まずは入浴時に服を脱ぐことから始めてみましょう。靴下は引っ張ればいいので、脱ぎやすいですね。Tシャツなどは頭を通すのが難しいですが、引っ張って脱げたら「すごい!Tシャツ脱げたねー」などと認めましょう。

また、「服を着替えなさい」だけだと子どもにとって具体的に何をすればいいかわからない場合もあるので、「まずTシャツを着よう」「次はズボンをはこう」などと、着替えで行うことを一つずつ分けて伝えるように心がけましょう。そして1つできたら「Tシャツ着られたね」と認めてあげてください。

2歳は「自分でできた!」がとてもうれしい年齢です。一つひとつ認められることで「自分でできた」が増えて、自己肯定感が高まります。その気持ちのベースは「自分でやりたい」「自分でできるかも」という意欲にもつながります。

子どもの「やだ」に対して「いい加減にしなさい!」と怒りたくなる場合は、親自身が疲れていたり、イライラしている証拠です。毎朝、時間がなくてイライラしているなら、少し早めに起きたり、朝やることと夜やることを入れ替えてみて、朝やることを減らすなど、工夫してみましょう。

「できる・できない」の個人差が特に大きいのもこの時期です。さらに、成長・発達は行きつ戻りつという感じです。気分の波も大きい時期ですから、広い気持ちで接することが大切。「今までできたのに、なぜできないなんて言うの!」と責めず、少し長いスパンで見ることが大切です。「だんだんできるようになってきたね」を増やしていきましょう。

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