かんしゃくを起こした我が子への対処法!子どもはなぜ突然キレたりグズる?

かんしゃくを起こした我が子への対処法!子どもはなぜ突然キレたりグズる?

育児

目次[非表示]

  1. 子どもがかんしゃくを起こす原因は?
    1. 【原因①】感情をコントロールできない
    2. 【原因②】自分の気持ちを言葉でうまく伝えられない
    3. 【原因③】かんしゃくをコミュニケーション手段にしている
    4. 【原因④】生理的な不快感がかんしゃくにエスカレート
  2. 子どものかんしゃくにどう対応すればいい?
    1. 【対策①】かんしゃくの原因に先回りで対処する
    2. 【対策②】子どものそばにいて、気持ちに寄り添う
    3. 【対策③】かんしゃく以外に適切な「感情の表現方法」を教える
    4. 【対策④】かんしゃく以外に「感情を吐き出す/落ち着かせる方法」を決めておく

子どものかんしゃくにどう対応すればいい?

前述したように、子どもがかんしゃくを起こすのは感情を吐き出す手段であり、それは言葉で気持ちをちゃんと伝えられるようになると自然に収まっていくもの。とはいえパパママとしては、度重なる(あるいは気まぐれに偶発する)かんしゃくを「幼児期だけだから仕方ない」と我慢するのは辛いですよね。では、かんしゃくを未然に防いだりやめさせる方法はないのでしょうか?

【対策①】かんしゃくの原因に先回りで対処する

子どもによるかんしゃくは、それが合理的であれ理不尽であれ、何かしらの理由があります。そこで、普段どんな時にかんしゃくを起こしているか観察・分析し、原因を探ってみてください。そして、かんしゃくの原因となる要素を先回りで排除してはいかがでしょうか。

例えば、トイカプセル売場のないスーパーで買い物をすれば、そもそものおねだりや「買う・買わない」の争いを避けることができるはず。また、公園遊びを切り上げる時にかんしゃくを起こす場合は、子どもがご機嫌で遊んでいるうちに「もうすぐご飯だから、あと3回滑り台を滑ったら帰ろう」と声がけして約束すれば、本来ならもっと遊びたい子どもでも気持ちを整理しやすくなるでしょう。

【対策②】子どものそばにいて、気持ちに寄り添う

子どものかんしゃくが発動したら「早く落ち着かせたい」と焦ったり「いつまで続くんだろう」とイライラしがちですが、ここで頭ごなしに叱るのは逆効果です。どんなに感情的になっている人間も、相手が落ち着いているとだんだんクールダウンできるもの。子どもが少しでもパパママの言葉に耳を傾けられる状態に落ち着くまで、静かにそばで少し待ってあげてください。ただし、無視するような態度で放置するのは、パパママのことが大好きな子どもの心を傷つけることになりかねないので、じっと見守るようにしましょう。

さらに、この時に心がけたいのは「気持ちに寄り添う」こと。例えば「楽しいからまだ公園で遊びたかったんだよね」「うまくボタンが留められなくてイライラしたんだよね」など、うまく言葉にできない子どもの気持ちを代弁しながら受け入れてあげることで、「パパママは僕/私の気持ちを理解してくれている」と子どもを安心させ、かんしゃくを落ち着かせる効果が期待できます。

かんしゃく状態の子どもは、声を掛けたり慰めようとしても拒否反応を示すことがありますが、そういう時もそばに寄り添って根気強く言葉を伝えてあげてください。ただし、誰かを叩いたり危害を加えるような場合は「イライラして叩きたいのは分かるけど、叩くと痛いからダメだよ」「そういう時は叩かずに『○○して』って言うんだよ」と、共感を示しつつ厳しく言い聞かせた方が良いでしょう

【対策③】かんしゃく以外に適切な「感情の表現方法」を教える

子どもがかんしゃくを起こす原因の一つに、怒りやイライラした感情をどう扱っていいか分からず、本能的に吐き出すという面があります。その対策として有効なのが、かんしゃく以外の形で感情を表現したり言葉で気持ちを伝える方法を教えることです。

例えば、友だちとオモチャの取り合いになってかんしゃくを起こしたら、子どもが少し落ち着くのを待った上で「あのオモチャで遊びたかったんだね。そういう時は怒鳴ったり無理やり取ろうとしないで、『貸して』って言おうね」と声がけしてはいかがでしょうか。一度言っただけですぐ行動が変わるとは限りませんが、根気強く繰り返し伝えていくうちに、かんしゃく以外にどう振る舞えばいいか子どもも理解していくはずです。

【対策④】かんしゃく以外に「感情を吐き出す/落ち着かせる方法」を決めておく

幼児期に限らず小学生以降の年齢にも当てはまりますが、ゲームに負けた子どもが周囲に当たり散らしたり泣くのはあるあるですよね。これもまた、悔しさやイライラした気持ちをどう扱えばいいか知らないからです。そうした子たちにパパママが行うべき対処は、「いつまでも泣くな!」「そんなふうにキレるならもう一緒に遊ばないぞ」とかんしゃくに対して叱ることではなく、ムシャクシャした感情の持っていき方を教えることです。

かんしゃくを回避する感情の持っていき方として、大きく分けて「はけ口を求める」ことと「クールダウンする」ことの2つが挙げられます。例として、前者なら「クッションを叩く」「粘土を握りつぶす」など気持ちをぶつける行動。後者なら「好きなぬいぐるみを抱く」「フワフワ・モフモフした手触りのペットをなでる」など癒しにつながる行動。かんしゃくを起こしてしまった後だとこうした行動を提案しても聞く耳を持たないので、事前に子どもと相談して決めておくと良いでしょう。
かんしゃくを起こしたりグズることは、一見すると大人を困らせる行動ですが、子どもが辛いと思っている感情をため込まず周囲に表現できることは、心の健全な成長とも言えます。こうした状況でパパママに望まれるのは、子どもの怒りを抑えつけることではなく、「かんしゃくは自分の感情を理解させ、怒り方を学ばせる機会」とポジティブにとらえ、子どもの個性やシチュエーションに適した対処法を教えることです。子どものかんしゃくに引きずられないようまずは大人が落ち着き、今回ご紹介したような対処法をぜひ試してみてください。

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