【専門家が解説】育休をとるためにまずやるべきことは? パパ・プレパパのための育休取得ガイド

【専門家が解説】育休をとるためにまずやるべきことは? パパ・プレパパのための育休取得ガイド

育休

目次[非表示]

  1. 育休を取る前に準備すべきこと
    1. ①育児休業の制度を正しく理解しておく(給付金の受給要件など)
    2. ②いつ上司に育休取得の意向を相談するのか
    3. ③同僚に育休を報告したり、社内にパパ友を作っておく
    4. ④育休への妻からの反対を防ぐには?
  2. 育休を意義あるものにするため準備すべきこと
    1. ①「負担」から「エンタメ」に発想転換して育児を楽しむ
    2. ②パパには賞味期限があることを理解しておく
    3. ③妻との家事分担はグレーゾーンを作らず明確に
    4. ④育休期間が短くても「家族の方針を考える貴重な期間」になる
  3. 育休後も引き続き家事育児に積極的でいるためには?
  4. <専門家プロフィール>広中秀俊(男性育休コンサルタント)

育休を意義あるものにするため準備すべきこと

①「負担」から「エンタメ」に発想転換して育児を楽しむ

最近、せっかく育休を取得してもほとんど家事育児をしない、男性の「とるだけ育休」が問題化しています。こうした現象が生まれる要因として大きいのは、育児を負担や義務と感じているから。その対策としてオススメしたいのが「育児はエンタメで楽しむもの」と発想を転換することです。

このように育児全般を「負担」ではなく「エンタメ」と考えるようにすれば、より能動的かつ楽しく参加できるでしょう

②パパには賞味期限があることを理解しておく

どんなにパパにベッタリな子どもでも、一般的に10歳前後になると友達との関係性を優先するようになる。つまり、パパが子どもと濃密に過ごすことができるのは期間限定なのです。このように「パパには賞味期限がある」ことを理解しておけば、子どもとの“残された時間”を大切に楽しもうと思うことができ、関わり合う時間を増やしたくなるはずです

③妻との家事分担はグレーゾーンを作らず明確に

育休中に夫婦で家事を分担する場合、「できる方がやる」など役割を曖昧にしておくと、実際にできてない時に「なんでやってないの?」とお互いを責めることになりかねません。家事分担にグレーゾーンを設けず「風呂掃除はパパ」「洗濯はママ」と1つずつ明確に振り分けましょう。

そうやってひと通り整理していくと「アウトソースできる家事」「やらなくてもいい家事」といった仕分けもできて、家事の効率化にもつながります。

④育休期間が短くても「家族の方針を考える貴重な期間」になる

1週間前後の短期間しか育休を取得できない場合、普段の有休とさほど変わらずあっという間に時間が過ぎ、何かしらの手ごたえを感じる間もなく終わってしまいがち。それでも、少ない日数とはいえ24時間一緒に過ごすことで、家族としっかり向き合うことが可能。そうやって育休を“家族と向き合い、今後のあり方や方針を考える時間”と位置づけておけば、短期間の育休でも意義あるものにできるはずです。

あるいは、出産後8週間以内に育休を取得すればもう一度育休を取得できる「パパ休暇」制度を利用した「ジャブ&ストレート作戦」もオススメ。まずは“ジャブ”のように短期間の育休を取得して社内の調整を済ませておけば、数カ月後に“ストレート”として月単位の期間での育休を取りやすくなりますよ。

育休後も引き続き家事育児に積極的でいるためには?

せっかく育休中に家事育児を積極的に行っていたのに、育休が終わったら仕事中心の生活ペースに戻ってしまうというケースも少なくありません。

そうした課題の対策として、ここでも「パパには賞味期限がある」と理解しておくことが有効。子どもと濃密な関係で過ごせる期間には限りがあると理解していれば、家庭の優先順位がおのずと上がり「仕事を早く切り上げて家に帰ろう」と思えるようになるはずです

退社時間を早めるための工夫としては、自身の業務の効率化も大事ですが、何度か触れたように社内でイクメンキャラをアピールしておくと、早く帰ることへの理解を得やすくなるでしょう。

<専門家プロフィール>広中秀俊(男性育休コンサルタント)

広中秀俊(男性育休コンサルタント)
1977年生まれ。大手住宅メーカーでの在職中に厚生労働省から「イクメンの星」に認定され、「育児を負担からエンタメに」をビジョンに男性育休コンサルタントとしての活動をスタート。男性育休が当たり前になる世の中になるよう啓蒙活動やコンサルを展開している。2019年4月から独立し、収入の分散化を図りポートフォリオワーカーを実践中。
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