
「子どものココロとカラダの健やかな成長」の実現に向けて、江崎グリコと渋谷区がタッグを組んで“Co育て”支援
夫婦がお互いに協力して育児に取り組む「Coparenting(コぺアレンティング)」社会の実現を目指し、江崎グリコ株式会社が推進している「Co育て(こそだて)PROJECT」。
以前に家menで紹介した夫婦コミュニケーションアプリ「こぺ」や、常温で飲める液体ミルク「アイクレオ」の開発など、さまざまな取り組みを行っています。
その一環として去る6月3日、江崎グリコは東京都渋谷区との間で『渋谷区子育て家庭支援事業に関する連携協定』を締結しました。
産官協働で子育てにおける課題を解決
『渋谷区子育て家庭支援事業に関する連携協定』は、同区に在住または在勤する子育て世代を対象に、Co育ての実践促進を両者協働で進める取り組みです。
江崎グリコでは現在、東北大学と「Coparenting 社会実現に向けた社会実装型共同研究」を実施するために検討中で、その研究ノウハウをこの取り組みに活かしていく予定です。
また、江崎グリコが販売する育児向け商品の他、スマートフォン向けのパパ・ママ用のコミュニケーションアプリ「こぺ」も活用する予定です。
一方、渋谷区は、妊娠期から産後までの子育て支援を行う総合施設「渋谷区子育てネウボラ」を2021年中にオープンする予定で、そこで実施するセミナーやイベントを通じ、Co育ての実践促進を図っていきます。
「Co育てプログラム」の紹介と体験会も実施
今回締結した協定に基づき、「Co育てプログラム」の紹介と一部体験会を実施します。
Coparentingの研究を行う東北大学のウィメンズヘルス・周産期看護学の吉沢豊予子教授のチームと共同で推進するもので、妊娠期から産後まで、家族で行う子育てに重要となる「感じる」「考える」「コミュニケーションをとる」を学べるプログラムとなっています。
来たる6月9日に渋谷区で行われる子育てイベントにて、このプログラムの紹介と一部体験会を実施する予定です。
■渋谷区子育てネウボラ
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/neuvola/
妊娠期からパパママが互いに協力して育児に取り組むことは、子どもの心と体の健康を育むためにも、そして良好な夫婦関係を築くためにも不可欠です。
“事業を通じ社会に貢献する”をテーマに、創業以来子どものココロとカラダの健やかな健康に寄与する事業に取り組んできた江崎グリコ。
「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」という考え方の下、一人ひとりの子どもが健やかに育ち、それぞれの成長を一生喜べる街として環境整備を進める子育て先進シティの渋谷区。
双方の連携によって今後どのようにパパママが“Co育て”しやすい環境が整っていくか、引き続き注目したいですね。
※「Co育て(こそだて)PROJECT」とは、アメリカで提唱された「Coparenting(コペアレンティング=一緒に子どもを育てる)」という育児概念をベースに、夫婦間のコミュニケーションや育児協同を促すことで、家族の良好な関係づくり促進を図る取り組みです。
【プロジェクト概要】
名称 Co育て(こそだて)PROJECT
目的 「Coparenting」社会を推進し、子どもと家族のココロの健康を実現する
Co育てとは
● Communication(和気あいあいと)
● Cooperation(上手に協力しながら)
● Coparenting(いっしょに子どもを育てる)
和気あいあいと、上手に協力しながら一緒に子どもを育てる、Glico グループが提唱する子育てのスタイルです。