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『ロッキー・ザ・ファイナル』 | 人生は永遠にチャレンジ

挑戦を恐れていないか?


「もう若くないから…」と言い訳が先立ち、“変わること”を恐れてしまう。

挑戦したい目標があるけど、周りの目を気にしてガムシャラになれない。


そんな不完全燃焼な人を間違いなく奮い立たせてくれる作品が、あのテーマ曲を聴くだけでテンションが上がる、“不屈のボクサー”ロッキー・バルボア伝説の最終章『ロッキー・ザ・ファイナル』です。


最後のリングで体現するネバーギブアップ精神


数々の激闘に挑んできたボクシング世界王者ロッキー・バルボア。現役を引退した今はストランを経営しながらお客と昔話に花を咲かせ、亡き愛妻エイドリアンへの思い出に浸り、過去に引きずられる生活を送っていました。

そんな彼の闘志を再燃させるきっかけとなったのが、無敗の現役王者ディクソンからの挑発。真に完全燃焼するため無謀な現役復帰を決心し、王者とのエキシビションマッチに臨むことになります。


これまでも『ロッキー』シリーズは「エイドリアーン!」「虎の目を取り戻すんだ」など心に響く名セリフの宝庫でしたが、シリーズ史上最もハードなチャレンジを描く本作ではさらにグッとくる名言のオンパレード!


現役ライセンスの再支給に躊躇するボクシング協会に「挑戦しようとする人間を止める権利が誰にある?」と憤り、挑戦心の薄い息子には「人生ほど重いパンチはない。それでも、どんなに強く打たれてもずっと前に進み続けることだ。そうすれば勝てる」と困難に立ち向かう心構えを伝授する…。


過酷な状況に立たされてもなお挑戦をあきらめないロッキーが身をもって実践しているからこそ、闘志のこもった熱い一言がハートに刺さります!


前に進み続ければ“人生という重いパンチ”に打ち勝てる!


ちなみにロッキー役シルヴェスター・スタローンは撮影当時なんと60歳でありながら、鋼のような肉体作りも白熱の試合シーンもすべて実際に敢行。リアリティを追求するために王者役である元ボクサーと本当に殴り合い、ダウンシーンも実際にKOされた状態を撮影したというから驚き!

ロッキーという役への思い入れ、そしてネバーギブアップ精神を説得力十分に届けたいという本気の意欲がひしひしと伝わってきます。


生肉のサンドバッグを叩き、生卵を一気飲みし、フィラデルフィア美術館の階段を駆け上がってガッツポーズを取り、そしてリングで何度ダウンしてもあきらめずに立ち上がる──伝説の第1作から30年の時を経ても、変わらないロッキーがそこにいる。

そのブレないまっすぐな生きざまは、現在進行形の夢を追い求める人はもちろん、ロッキーのように年齢を積み重ねて「もう若くない…」と思いがちな人も感情移入し、励まされること必至!


見る者の人生すら変えそうなほど熱いメッセージを、しかと注入してください。きっとあなたが目標に向かって突っ走るエネルギーとなるはずです。


『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006年) /アメリカ / 上映時間:103分

© Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved


「男の生きざまを語る映画」過去の記事はこちら>


上村 真徹(ライター・編集者)

上村 真徹(ライター・編集者)

家庭では妻の笑顔と娘の成長を最大の生きがいに、週末の料理やデザート作りで家族の胃袋をつかんでいる。最近は娘が成長し、以前ほど甘えてくれなくなったのが悩みのタネ。映画は新作・旧作問わず、年間100作品以上鑑賞。マイベストムービーは『ゴッドファーザー』だが、実は泣ける映画好き。

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