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空気がキレイな専用機かつ高性能!オシャレでエコノミーなBlue Pure 411 Particle + Carbon Filter

 

独自の測定器やプログラムを開発して、家電製品の性能を数値化し、徹底的にレビュー。ついたアダ名は「体当たり家電ライター」。略して「家電おじさん」の藤山です!

 

花粉まっさかりのこの時期が過ぎると、今度は大陸からの黄砂やPM2.5が飛来してくる。目はショボショボ、鼻はズルズル、そのうえ外に干した洗濯物はザラザラで、部屋の空気が最も汚れる夏までの期間。

 

でも花粉にもいろいろあり、筆者のようなイネ科やブタクサの花粉症だと、夏からが花粉症の本番。そして秋になるとブタクサも猛威を振るうようになる。日本は年中花粉が飛び交っていると言ってもいいだろう。

 

スウェーデン製のBlueAir社のBlue Pure 411 Particle + Carbon Filter

 

そんな時に活躍するのが、空気清浄機。「そんなことは知ってるよ!」とツッコミを受けそうだ(笑)。でも、販売店に並んでいる空気清浄機は「9割がたオススメできないものばかり」と聞いたらどうだろう?

 

こんなことを書くと「広告か?」と疑われてしまうかもしれないが、この記事のどこにも「企画広告」やら「PR」やら「タイアップ」と表記がないのを確認してもらえば分かること。これマジな話。

 

ここでは、本当にオススメできるスウェーデン製の空気清浄機BlueAir社の「Blue Pure 411 Particle + Carbon Filter」をご紹介しよう。

 

 

ほとんどの空気清浄機がオススメできないワケ

 

なぜ大半の空気清浄機がオススメできないのか?

 

結論から言うと「空気清浄機なのに、空気を汚してしまう」からだ

 

家電量販店で多く見られる製品は「空気清浄加湿器」なのだ。そう、最後か頭に「加湿器」と付いている。加湿器や空気清浄機をお持ちの方は、操作パネルをよく見てほしい。「加湿」ボタンは付いていないだろうか?

 

どのメーカーがダメというのではなく、空気清浄機に加湿機能が付いていることが問題の原因になりやすい

 

問題は加湿器の部分だ。説明書どおりに、オフシーズンになったら水をすべて抜きキレイにフィルターを掃除して、乾燥させてから本体内に戻して使っていればいい。しかし大半の方は、入れっぱなしの水が乾燥してなくなり、そのまま放置して夏を迎えているのではないだろうか?

 

説明書どおりに、オフシーズンになったら必ず加湿ユニットを清掃して乾かして使う分には問題ない

 

加湿機能は、防菌・防カビなどの対策が施してあるものの経年劣化して、どうしてもフィルターなどにカビが発生してしまうのだ。もしお手持ちの「空気清浄加湿器」があれば、加湿機能のフィルターなどをよく見てほしい。角や隙間、フィルターの奥が黒ずんでいないだろうか? もし見つけたら、それはおそらく黒カビだ。

 

加湿ユニットには適度な水分があるのでカビやすい

お手入れせずに放置しておくと、黒カビの温床になりやすい。フィルターの黒い部分がカビ

 

この状態で空気清浄機を使うとどうなるか? 空気清浄機のフィルターは、機械の背面にある。つまり吸い込む部屋の空気はきれいにしてくれるが、内部のホコリやカビはそのままファンに送られる。あとはもう、お察しの通り。スイッチを入れた瞬間、吹き出し口からはカビやホコリなどが、噴出してくるのだ。考えただけで、恐ろしいでしょ?

 

フィルターは空気吸い込み口にあるため、内部で発生したカビには無力

 

ただ、きちんとお手入れさえできれば、加湿器付きの空気清浄機でも安全に使えるのは言うまでもない。でも年に1回のお手入れなので、どうしても忘れがちという人には、加湿機能が付いていない空気清浄機の専用機をオススメしよう

 

エアコンの空気清浄機能も専用機にはかなわない

 

最近のエアコンは、空気清浄機能も備えたものが多くある。その多くはイオン発生機能と合わせて、カビや浮遊している菌を撃退するというものだ。

 

イオン系といえば、プラズマクラスターでおなじみカビやニオイに効果的

 

でもエアコンの空気清浄機能もやはりカビ問題を抱えている。エアコンなら除湿するから「カビなんて発生しないんじゃないの?」とお思いの方も多いはず。でもその逆で、夏場にエアコンを使うと空気中の湿気を室内機内部で除湿するので、内部は水浸しになるのだ。エアコンにつながる排水ホースから、チョロチョロと水が出てくるのを見た人も多いはず。あの水はエアコン内部に溜まった水を排水しているのに他ならない。

 

吹き出し口の内部や何百枚もの薄い板が重なっている「熱交換器」と呼ばれる部分がとくにカビやすい

 

さて寝る前などにエアコンのスイッチを切るとどうなるか? エアコン内部の冷たい空気が通る場所は結露し、やがて室温が高くなってくると、カビにとってそこは楽園。コレを毎日、そして何年も繰り返していると、内部のカビがどんどん繁殖してくる。

 

タバコも吸っていないのに、エアコン洗浄スプレーや業者さんにエアコンの洗浄をしてもらった時、黒い水が出てくるが、その黒の実態はススではなく黒カビなのだ。もし気になる場合は、懐中電灯でエアコンの吹き出し口の中をよく見てほしい。

 

何年も使っているエアコンを清掃業者に洗浄してもらうと、真っ黒な水が出てくる。実はコレほとんど黒カビ

 

ところどころ黒いシミが付いていたら、それはカビのコロニー(集団)。さらに奥まった場所には、もっと多くのカビが発生しているはずなので、業者に頼んで清掃してもらうのがいいだろう。

 

このまま使っていれば、加湿機能付きの空気清浄機と同じ。カビ菌を捕らえるフィルターは、空気の吸い込み口にあるので、スイッチONで送風すると内部のカビを部屋全体に巻き散らかすことに!

 

ここ2、3年の上位エアコンなら、スイッチOFFしてもしばらく送風運転して内部を乾かしたり、結露しやすい部分にカビを付きにくくするコーティングをしている製品もある。これらの機種は、一般的なエアコンに比べたらカビにくいが100%というワケでもない。

 

エアコンは天井付近の上部の空気を吸い込んで、全面の吹き出し口から送風する

 

なによりエアコンの空気吸い込み口は、天井近くにあるため、窓から入った重い粒子は床に落ちて吸い込めないのだ。たとえば花粉(スギ)の場合なら、風に乗って森から都市に飛んでくるが、部屋の中に入った瞬間、空気の流れが不安定になり、風に乗って飛ばず床に落ちてくる。無風の場合は、毎秒3cm程度の速度で落ちるという観測結果もあるのだ。

 

冬場は足元に向かって送風するが、夏場は天井に向かって送風するので、床から天井に向けた気流が作れない

 

つまりエアコンのフィルターで花粉を吸い取ろうとするなら、床から天井に向けてサーキュレーターなどで空気を攪拌する必要がある。

 

だから床置き式の空気背蒸気の専用機には、エアコンの空気清浄機能はかなわないというわけ。

 

なぜBlueAir?なぜスウェーデン製?

 

ここで紹介するBlueAirの空気清浄機は、加湿機能がない専用機。だからお手入れしなくても、カビを部屋にばらまくこともない。もちろん内部が冷気で結露することもないのでカビも発生しない

 

Blue Pure 411の中身はこれだけ。カビが発生する余地がない(笑)

 

さらにエアコンと違い床置き式なので、床に落ちている花粉などの重い粒子も吸い込めるのが特徴だ。

 

「遠くに落ちていたら吸い込めないのでは?」と思う人もいるだろう。確かにその通り。でも部屋には人が居て、あちこち動き回るのでその時に気流が発生して、足元の空気がかき回され、落ちている粒子が舞い上がっては移動を繰り返すのだ。さらにBlue Pure 411は、360度から空気を吸い込むので、背面だけから吸う空気清浄機に比べて吸い込み効率が良い。

 

全周囲360度から空気を吸い込むので、ペットの抜け毛なども吸い取ってくれる。これは外側のフィルターでキャッチ

 

筆者がBlueAirをオススメする理由は、空気清浄機の専用機であってかつ、BlueAirが空気清浄機の専門メーカーだから。年がら年中空気清浄機のことを考えているメーカーだけに、考え抜かれた製品に仕上がっている。なにしろ世界中の空気清浄機メーカーは会議で「BlueAirの製品と比較して、わが社の製品はこのぐらい」という評価をしているぐらい。空気清浄機のリファレンスマシン(基準機)とされているのだ。

 

世界中のメーカーが注目する空気清浄機。それがBlueAirの製品だニャン!ボクもツメとぎできないか?狙ってるニャン!

 

さて皆さんの中には「スウェーデン製のものが日本で通用するのか?」と疑問を抱く方も多数いらっしゃるはず。でもスウェーデンは別名「ヨーロッパの日本」と呼ばれており、文化も人柄も非常に日本に似ているのだ(笑)。

 

まずスウェーデンのお家は、靴を脱いで入る。だから家の環境は、ほぼ日本と同じ。フローリングだったり、その上にカーペットを敷いたり、ソファーがあったりなどなど。空気清浄機とは関係ないが、人柄も礼儀正しくシャイで控えめ、非常に民主的で良い意味で馴れ合い。しかも時間に正確であいまいな返事をするところまで日本とソックリで、世界的にも珍しい「ごちそうさま」に相当する言葉を持つ国なのだ。

 

窓や景色が日本とは違うだけ。スウェーデンのリビングは、ほとんど日本のインテリアと変わらない

 

家具で有名なスウェーデンのIKEAが、これだけ日本に多くのファンを持つのも、生活習慣や感性、ライフスタイルが似ているからだろう。

 

小さくてコンパクトだから日本の家屋にピッタリ

 

紹介しているBlue Pure 411は、ちょうどゴミ箱程度の大きさで、13畳間まで対応している。ちょっと広いリビングだと、もっと大きなサイズがオススメだが、たいていのご家庭に対応できるだろう。

 

日本の住宅にちょうどいいサイズのBlue Pure 411。13畳まで対応できる。価格も安いので、大型機を1台買うより本機を2台用意したほうがいい

 

BlueAirには、ClassicシリーズやBlue Pure 221という少し大きな空気清浄機もあるが、サイズもドン!と大きくなるだけでなく、お値段もドン!と張ってくる。なので広いお部屋の場合は、筆者としてはエコノミーでコンパクトなBlue Pure 411を2台入れることをオススメしたい

 

こちらは24畳まで対応できるBlueair Classic 480i

30畳まで対応のBlue Pure 221 Particle

 

一般的な空気清浄機は、部屋の壁側に設置するが、Blue Pureは円筒形をしていて、360度から空気が吸い込めるようになっている。なのでゴミ箱と同じ感覚で、リビングの手の届くところ(=部屋の中央付近)に置いて使えるのが便利だ。

 

特にオススメしたいのは、ペットと一緒に暮らしている家庭や新築のお宅。ペット臭はもちろんのこと糞尿などのニオイは、フィルター内部の活性炭が消臭。また新築のお宅では、接着剤系の揮発性のニオイがどうしても残るので、これを軽減するのに役に立つ。

 

内側の黒い部分は活性炭を含んだ消臭フィルター

内側全部に活性炭フィルターがあるニャン!これでボクのニオイがとれるにゃー!

 

フィルター内部の活性炭は、ガス系のニオイを消臭する効果が高いので、プラズマクラスターやナノイーといったイオン系では消臭できないものに有効だ。その効果は、封を切ったばかりのコーヒーの袋を吸い込み口に置いて、吹き出し口でニオイをかいでもまったくコーヒーのニオイがしないほど効果がある。

 

挽きたてのコーヒー豆のニオイでも、活性炭フィルター越しに匂うと、まったくコーヒーのニオイがしないほど強力脱臭!

 

ただ、部屋干しのニオイやカビ臭さなど、細菌系のニオイは活性炭では取れないので、エアコンのイオン系と併用するといいだろう。

内部のフィルターは、花粉はもちろんウィルスやPM2.5などの微粒子も捕獲可能。非常にコンパクトで、薄いフィルターだが、BlueAir独自の粒子イオン化技術とフィルター技術で微粒子をキャッチするようになっている。

 

PM2.5は、2.5mmの1000分の1の直径の浮遊物。図の1μm〜10μmの間にあるものが相当する。先の実験では、オイル系の煙も吸っていたので1μ以下もキャッチできるようだ

 

オイルを使うスモークマシン噴射をすると、あっという間に部屋が煙だらけになる

全周囲から煙をグングン吸い込むBlue Pure 411

 

運転は弱中強の3段階で切り替えができ、弱ではほぼ無音、中でも運転音は気にならず仕事や勉強に集中できる程度だ。ただし強にするとエアコンをフルパワー運転した程度の音が出る。とはいえ、花粉などをシャットアウトするために部屋を閉め切っている状態で使う場合は、弱で十分だ。

 

弱で40db程度なので図書館の静けさ、強で50dbなので静かな事務所ぐらいの音

 

ボタンに軽くタッチすると風量の切り替えとOFFができる

 

なおフィルターは、およそ半年利用でき、交換用のカセット式フィルターは3,000円で購入できるので、何年たっても新品と同じ効果を持続できる点もうれしい。さらにカセット式のフィルターにしては、交換フィルターが非常にリーズナブルと言えるだろう。

 

タイツを履き替えていろんな部屋にマッチできる

 

Blue Pure 411は高性能でリーズナブル、そして日本の住宅事情にマッチした空気清浄機(専用機)としてオススメするのはもちろん。しかし筆者がオススメするには、もう1つの理由がある。

 

カラーの部分はファブリック(布製)になっていて、アウターフィルター兼カラーバリエーションのデザインにもなっている

インテリアに合わせて、基本の水色、少し茶の入った赤、グレーに変えられる

 

それは、部屋のインテリアに応じてカラーを変えられるという点。実は水色の部分は、布製のタイツになっていて、着替えられるのだ。ただ単に着替えというわけでなく、大きなホコリやゴミをキャッチするアウターフィルターにもなっているので、ちょっと汚れてきたら洗濯機で洗えちゃうというスグレモノ。

 

汚れたら洗濯機で洗えるので便利!本体と合わせてもう1枚は用意したい

お部屋のインテリアや気分に合わせてカラーバリエーションを変えられる

 

そしてこのタイツは、1枚1,000円で別売されており、水色以外に、(ちょっと茶系の)赤、そしてグレーが用意されている。

 

これを履き替えさせるだけで、かなり部屋のイメージが変わるので、お部屋のインテリアとトータルコーディネイトをしたいという人にはピッタリ。一般的な空気清浄機は白か黒しかない中にあって、青や赤はワンポイントになって部屋にアクセントが加わる。

 

メーカー保証外となるが、小型犬の洋服としてもピッタリ!?

 

同じスウェーデンから来たIKEA家具とのマッチングもピッタりだ。

 

本当に空気のきれいな「専用機」の中でもオススメしたいBlue Pure 411

 

性能がなかなか分かりづらく、加湿器と一緒になっていて場所をとらない空気清浄加湿器を使っていた方には、ショッキングな内容だったかもしれない。

 

これからはぜひ「空気清浄(専用)機」で、家族や小さい子ども、そしてペットたちの健康を守ってあげたい。

 

 

空気清浄機は数あれど、価格やデザインなど総合的に見てみると、筆者がオススメするのはBlueAir社のBlue Pure 411だ。活性炭フィルターも内蔵しているから、ペット臭なども強力消臭。しかも1,000円のアウターフィルターことタイツを履き替えると、カラーも変わって気分一新。お部屋のコーディネイトにもピッタリだ。

 

 

「オトコの家電&ギア図鑑」その他の記事はこちら>

藤山哲人(体当たり家電ライター)

藤山哲人(体当たり家電ライター)

「マツコの知らない世界」×5回「華大の知りたいサタデー」×4回「アッコにおまかせ」「NHKごごナマ」×2回「カンテレ ワンダー」×3回はじめ、朝や昼の情報番組にこっそり出演し、家電の選び方やしくみ、あっ!と驚くタメ吾郎な使い方などを紹介。お茶の間を人肌程度に沸かせる。独自の測定器やプログラムを開発して、製品の性能を数値化し、徹底的にレビュー。ついたアダ名は「体当たり家電ライター」。略して「家電おじさん」。娘3人なので唯一の腹を割って話せるのは、♂犬の定吉と♀猫のドミちゃんだけ。現在インプレスの「家電Watch」やKADOKAWAの「ASCII.jp」などのWeb媒体をはじめ、ABCラジオなどで連載やコーナーを持っている。 Facebook:https://www.facebook.com/tetsuhito.fujiyma Mail:tetsu-f@techdoc.jp

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