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2人だけの呼び名で深まる絆──パートナーを名前&ニックネームで呼ぼう

年齢を重ねるほど少なくなる「名前呼び」


突然ですが、皆さんは夫婦でお互いをどのように呼び合っていますか? 恋人時代は名前やニックネームで呼んでいたけど、結婚をきっかけに変わったという方も少なくないのではないでしょうか。


株式会社リクルートが運営するブライダル総研の調査(※)によると、普段の配偶者の呼び方について20〜60代に尋ねたところ、全世代平均で男性の48.4%が「名前・名前にちなんだニックネーム」と回答。ただしその回答比率は年代が高くなるごとに下がっていき、40代からは「ママ・お母さん」が40%以上でトップとなりました。(ちなみに「おい、ねえ」と名称のない呼びかけも年齢と共にアップし、50代から2ケタに)


この調査から見えてくる傾向として、結婚して間もない若い世代や子どものいない家庭では、名前やニックネームなど結婚前と同じ呼び方のまま。そして子どもがいる家庭では、その立場上「パパ・ママ」に変わり、しばらく定着しているのが一般的といったところでしょうか。



呼び方で夫婦満足度に差が出る? その理由とは


この調査では、さらにもう1つ興味深い項目があります。夫婦関係の満足度を普段の呼び方別に分類したところ、男性では「名前・ニックネーム」が「ママ・お母さん」より9.6%も満足度が高く、女性でも「名前・ニックネーム」の方が「パパ・お父さん」より15.1%も高いという結果が出たのです。


もちろん、どんな呼び方/呼ばれ方がお互いにとって嬉しいかは、夫婦それぞれ。一概にどの呼び方がベストとは断言できません。

ただ、「パパ・ママ」は家庭における立場への呼びかけなので、自分が直接呼びかけられている=パートナーに気に掛けられている、という感覚がやや薄まるのかもしれません。


それに、恋人時代に呼ばれていたであろう名前やニックネームの方がやっぱり愛着があり、2人だけの呼び名ならではの結びつきも感じられるのではないでしょうか。


「パパ・ママ」と呼び合っている方は、たまには昔のように名前やニックネームで呼び合ってみてはいかがでしょうか。

子どもの前で名前はちょっと…なんて無理に使い分ける必要はありません。むしろ両親が互いに愛称で呼び合っていると、子どもは「仲がいいんだな」と思ってくれるはず。


きっと今以上に夫婦の距離を縮めるきっかけになりますよ。


『もう一度夫婦で恋しよう』その他の記事はこちら>


(※)ブライダル総研「夫婦関係調査2011」
http://bridal-souken.net/research_news/files/soukenRN_110907.pdf


上村 真徹(ライター・編集者)

上村 真徹(ライター・編集者)

家庭では妻の笑顔と娘の成長を最大の生きがいに、週末の料理やデザート作りで家族の胃袋をつかんでいる。最近は娘が成長し、以前ほど甘えてくれなくなったのが悩みのタネ。映画は新作・旧作問わず、年間100作品以上鑑賞。マイベストムービーは『ゴッドファーザー』だが、実は泣ける映画好き。

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