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節約にも!洗濯ハカセが教える!洗濯コースの上手な使いこなし術

こんにちは! 洗濯ハカセの神崎です。


皆さんは普段の洗濯で洗濯コースの使い分けを行なっていますか?

違いがよく分からないのでとりあえず「標準(おまかせ)コース」「スピードコース」の2種類をメインで使い、たまに「ドライコース」をといった使い方をしている人も多いのではないでしょうか?


今回は、洗濯機のコースの機能をおさらいしながら、洗濯物に合わせたコース選びの手法を紹介いたします。賢く使えば、衣類が傷みにくくなり、節水や時短もできるかもしれませんよ!?


超万能な標準(おまかせ)コース


各洗濯機のメーカーによって呼び方が異なりますが、私が家庭で使っているパナソニックの洗濯機では「おまかせコース」が一般的な「標準コース」に該当します(以下「標準コース」に統一)。

実は標準コースには、洗濯機メーカーの様々な機能が集約されています。というのも、入ってる洗濯物の重さや分量を計測し、注入する洗剤の量や、洗濯時間やすすぎ時間を自動で調整してくれるのです。つまり、何も考えずに使おうとも、きちんとキレイに洗い上げてくれる、超万能な機能と言えます。



「じゃあ、標準コース以外なくてもいいんじゃないの? その方が選ぶのも困らないし」といった意見も聞こえてきそうですが、最近は衣類にもたくさんの種類、多種の色、多種の素材があります。

標準よりも早い段階ですすぎや脱水に移った方がいい衣類も存在するため、一概に標準コースだけでOKというわけにはいかないのです。


洗濯物や生活スタイルでコースを使い分けよう


では標準コース以外の機能も確認していきましょう。

■スピードコース・すすぎ1回コース・急ぎコース


これも各メーカーの洗濯機によって呼び名が違いますが、いったん「スピードコース」で紹介をまとめさせていただきます。

パナソニックの場合、すすぎ1回とスピードコースは別々に存在する場合もありますが、「標準コース」との主な違いは次の2点です。


・洗濯における洗浄中の時間の短縮

・すすぎ回数が1回に短縮


これによって水道代や電気代が20〜30%節約され、洗濯時間も10分〜20分程度短縮できるようになるので、節約志向の方に最も適した洗い方です。使いこなすには以下のポイントに注意しましょう。


・すすぎ1回でOKの洗剤を使う

・毎日洗濯物をためずに洗う

・大量の食べこぼしや泥汚れなど、激しく汚れた物を一緒に洗わない

・大人から子どもまで大量の衣類をいっぺんに洗うのには不向き。少量で洗うべし!


節約志向の方はもちろん、一人暮らしだったりマメに洗濯する人にとっても最適なコースと言えると思います。


■ドライコース・お家クリーニングコース・弱洗いコース


洗濯ハカセ的には「ドライ」「クリーニング」って言葉を洗濯機に使わないでほしいと思っています。

まず先に言っておきたいのは、洗濯機におけるドライやクリーニングと、一般的なクリーニング店とでは洗い方が異なるということ。クリーニング店に出すべき衣類を、この洗濯機のドライコースやお家クリーニングコースで洗えるといった意味ではありません。これを間違って洗濯機に放り込んだ日には大変なことになるので、ドライコースやお家クリーニングコースについてちゃんと理解してから使いましょう。


標準コースとは異なるドライコースの特徴として、以下の機能が挙げられます。


・弱い水流で洗う

・洗濯、すすぎ、脱水の各種時間が短くなる


ニット生地や染色が弱い生地は、水に浸かっている時間が長くなると、縮んだり色が出たりといった不具合が出やすくなります。さらに、ほかの衣類と絡むことで服が伸びたり色が移るおそれがあります。

そこで活用したいのがドライコースです。


洗濯やすすぎの時間を短くすることで繊維に与える影響を少なくしたり、水流を弱くする事でほかの衣類と強く絡まったりすることを防ぐ効果も。デリケートな衣類を家庭で優しく洗いたい時に最適なコースと言えます。ドライコースを使うときは


・中性の洗剤、もしくはオシャレ着用の洗剤を利用する

・洗濯ネットを利用する

・できれば注水後に洗剤を溶いてから衣類を入れる


これらのポイントを押さえて扱うと良いと思います。ですが洗濯機で洗う以上、洗濯物にに無理な力がかかる可能性はあります。大切な物を洗おうかなといった時は、手洗いやクリーニング店を利用するのも選択技の1つにしてくださいね


■大物コース・毛布コース

その名の通り、家で洗える布団や毛布など「大物」を洗うコースです。

洗濯動作の時間が長くなったり、すすぎの時間が長くなるなど、ゆっくりと洗剤を浸透させながら大物寝具を洗い上げるコースになります。


大物コースのポイント

・中性洗剤を使う

・6kg以上の洗濯機でシングル毛布一枚を洗う程度が目安


基本的には1枚ずつ洗うのが目安になります。無理やり洗濯機に詰めると、水があふれたり洗濯機が倒れたりなどの危険もあるので、布団や毛布を複数枚洗いたい場合はコインランドリーなどの選択肢も持っておきましょう。


■漬け込みコース・泥汚れつけおき

激しく汚れた衣類に洗剤成分を浸透させる時間を設けたコースです。

洗剤を衣類に長時間浸透させることで汚れが浮き出し、標準コースでは落ちない汚れも落ちやすくなったりします。一般的な洗濯時間が15分〜30分なのに対し、漬け込みコースは50分〜1時間程度と長くなります。また、洗濯槽クリーニングや槽洗浄の機能が無い洗濯機の場合、洗濯槽を掃除する際に使ったりするコースの1つでもあります。


漬け込みコースのポイント

・粉洗剤を溶いて使うと激しい汚れを落としたい時の漬け込みに最適

・洗濯槽の掃除するときは、30度程度のお湯をためて使うのもおすすめ


洗濯ハカセおすすめの「自分流コース」


最後になりますが、洗濯ハカセ的におすすめなのは、水量・洗濯時間・すすぎの回数・脱水時間を自身でプログラムして使う「わたし流コース・自己設定コース」です。


私個人のおすすめプログラムとして、パナソニックの洗濯機の場合は次のような基準に設定しています。


洗い時間:7分

すすぎ:2回

脱水:3分

水量:48L


というのも、標準コースでは洗濯物の量によって洗い時間や脱水時間が長くなりすぎる感があるし、スピードコースではすすぎ1回に短縮されたりと、私自身が考える洗濯のポイントと若干ずれている感がします。なので、様々な経験からこのプログラムを主体に使っていたりします。

また水量に関しては、容量の7割以上は詰めないよう配慮し、パーカーなどの衣類が多い冬場はこれよりももう一段階多い水量を使ったりします。

実際に洗いたい物によって時間配分や水量は異なりますが、一般的な家庭の衣類を洗う時は、この設定に似たプログラムで試してみてはいかがでしょうか?


洗濯機のコースについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

標準コースに頼るのが最も楽な方法かもしれませんが、それぞれのコース設定を駆使したり、自分流の洗い方ができるコースをプログラミングすれば、水道代や電気代を節約できたり、洋服が長くもつようになったり、汚れ落ちが良くなったりと様々なメリットが出てくることが多くなります。


洗濯機には使いきれないくらい機能が増えてもきています。ぜひいろいろなコース機能も使いこなして、あなたの洗濯ライフをよりキレイにできるよう挑戦してみてくださいね!


『洗濯ハカセの洗濯と洗剤の新方程式』その他の記事はこちら>


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神崎健輔(洗濯ハカセ クリーニング師)

神崎健輔(洗濯ハカセ クリーニング師)

1981年長崎県生まれ。実家がクリーニング店でもあったので小さな頃から洗濯を手伝い、クリーニング師の資格を取得して洗濯の知識をとことん勉強。いつの間にか洗濯のプロ「洗濯ハカセ」を名乗ることに。日々ストイックに「もっと洗濯がキレイに楽にできる方法」を研究する毎日を送り、培った知識をブログで発信。家庭での洗濯が上手になる方法や、クリーニングいらずの洗濯術などを公開している。 「洗濯とITが大好きな洗濯ハカセことクリーニング屋神崎健輔のブログ」 http://curasutas.jp/blog

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