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【男の育休ファイル】育休取得で妻を支える!妻の産後をサポートする男性の育休スタイルとは?

育児休暇の取得を計画しているパパの参考に、育休取得経験のある先輩パパたちの経験談をお伝えしていく「男の育休ファイル」。


今回は、ママと共働きで女の子2人を育て、「産後サポート型」の育休スタイルを選んだ土肥さんにインタビュー。育休をスムーズに取得するための面白い工夫や、仕事で忙しいパパが短期間でも育休を取る意義など、貴重な体験談やご意見を詳しく伺っていきます。


【育休前】妻にとって一番大変な産後を支えたい!


─育休を取得しようと思ったきっかけは?

第1子の妊娠中に、ファザーリングジャパンが開催した父親向け講座に参加した時のことです。男性が日本のワークスタイルを変えるためには、育休を取って父親であることを楽しみながら会社に存在し、ボトムアップ方式で社会の意識を変えていく「静か(シずか)なる革命(カクめい)パパ=シカクパパ」になれ──という話が大変興味深く、その姿勢に憧れました。さらに講座に参加していた他のパパから育休のメリットやノウハウを聞き、育休取得の意思を固めました。


─育休中にこれがしたい!という具体的な希望はありましたか?

いえ、家事も育児も得意というわけではないし、明確なビジョンは特に持っていませんでした。同じく父親向け講座で聞いた「お父さんが世界で一番好きなのはお母さん。お母さんが世界で一番好きなのはお父さん。そして、お父さんとお母さんが一番大切なものが子ども」という言葉に共感し、父親として何ができるか分かりませんが、妻が一番不安な時にサポートできればという思いでした。


─様々な育休取得タイプの中から「産後サポート型」を選んだ理由は?

仕事を長期間離れることは想定していなかったのと、今振り返ると、妻よりも積極的に子育てに関わりたいという強い思いがなかったのかもしれません。仕事は比較的融通が利くし、妻の職場復帰サポートは育休という形でなくても可能なので「産後サポート型」に落ち着きました。


─申請した育休期間は?

育休がどのくらい取得すればいいものなのか最初はよく分からなかったので、第1子の時は業務で支障がなさそうな範囲で1週間。その1週間で「何ができたわけでもない」というのが実感でしたが、育休サポートを妻がとても喜んでくれたので、第2子の時は前回の様子を考慮し2週間に延ばしました。


─正直なところ、業務に支障をきたさなければ、もう少し長期間で育休を取得したかったですか?

第1子の時は、会社で初の男性育休取得者ということもあり、小さな一歩というくらいでした。仕事を度外視できるのであれば、1カ月くらい取ってもよかったかな。逆に第2子の場合は、妻が育児に慣れていたこともあって私があまり役に立てず、結果的に2週間で十分でした。


─会社で初の男性育休取得者だったとのことですが、育休を申請した時の上司や同僚の反応は?

特に大きな批判はありませんでした。ただ、産後に妻と一緒にいても父親にできることはあまりないよ、という助言(?)は頂きましたが(笑)。人事総務部の女性社員は積極的に応援してくれました。


─育休をスムーズに取得するために工夫したことはありますか?

父親向け講座で教わったテクニックなのですが、妊娠中の妻に会社へ来てもらい、上司に会わせました。事前のセッティングは特に設けず、上司の時間がありそうな時に「妻が近くまで来たので挨拶を」という体裁で紹介しました。


─それは面白いですね! 効果はありましたか?

実質1〜2分挨拶を交わしただけですが、妻に来てもらったことをきっかけに、育休の話題などいろいろ話しやすくなった気がします。


─育休取得経験者として「パパたちが育休を取得しやすい環境を作る上で必要だと感じたこと」があれば教えてください。

会社の規定もあるから一概には言えませんが、「育休を取るぞ」という意思と、その意思実現のためのプロセスの検討。そして最初の一歩を踏み出すちょっとだけの勇気じゃないでしょうか。



【育休中】“パパが家にいる”だけで家族の安心に


─育休中はどんな1日を過ごしていましたか?

第1子の時は、妻が育児以外で動かなくてよい状態を保てるよう、買い物と食事作りを主に担当しました。3食の内容を考えながら作って食べ終えて、また次の食事を作って…というエンドレスな感覚でしたね。基本的には子どもの生活リズムを考慮しながら、他の予定を組むようにしました。第2子の時は妻の体調も良く、上の子どもの育児が主な役割でした。父親が家にいること自体に価値があったと思います。


─最も印象的なエピソードは?

第2子が退院から1週間程度ミルクをあまり飲めず、とても心配しました。病院に連れて行くこともあったのですが、心配する妻の側にいれたのは良かったと思いました。育休で家にいたからこそですね。


─育児の疑問や悩みはどのように解消していましたか?

あまり悩むことはありませんでした。ちょっとしたことを夫婦で話し合ったぐらいでしょうか。


【育休後】育休を取ったことで夫婦関係がいっそう良好に


─育休後の平日の一般的なスケジュールを教えてください。

朝8時に子どもをこども園に送ってそのまま出社。その後のことは妻任せにしています。


─育休前と育休後でご自身や子どもとの接し方に変化はありましたか?

育休期間が短かったこともあり、自分としては大きな変化はありません。自分自身よりも子どもの成長の変化の方が大きく、それに伴って接し方は変わったかなと思います。


─今振り返って、育休を取得して良かったと思える点があれば教えてください。

妻が一番不安で大変だった、第1子の退院後の時間をサポートできたことですね。妻にとって大変印象に残っているようで、予想以上に感謝してくれました。育休期間はわずかでしたが、そのわずかな期間を休むことが一生に影響を及ぼすんだなと実感しています。


─今後の家事育児における目標は?

正直なところ、平日は特に家事も育児もほとんど妻に頼りきり。平日の夜も、もう少し子どもと関われるような生活リズムを作っていきたいですね。



仕事との兼ね合いもあって長期間の休職は難しいかもしれませんが、短い期間の育休でも奥さんが喜んでくれたという土肥さんのエピソードを聞くと、産後の大変な時期に妻を支えることの大切さを痛感します。育休を活用することで積極的に家族をサポートし、生涯の良好な夫婦関係につなげられるといいですね。


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家men編集部

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この記事は家men編集部がお届けしました!男性視点で家事や毎日がもっと楽しくなるような情報を発信していきます!

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