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【男の育休ファイル】家族との絆や思い出を育むことができる!産後サポート型パパの育休体験

育児休暇の取得を計画しているパパの参考に、育休取得経験のある先輩パパたちの経験談をお伝えしていく「男の育休ファイル」。


今回は、「産後サポート型」の育休を体験した六本木さんにインタビュー。休職期間を捻出するための業務調整の工夫や、育休を取ることで得られるかけがえのない体験などを伺っていきます。



【育休前】妻をサポートし、育児を楽しみたい!


─育休を取得しようと思ったきっかけは?

ファザーリングジャパンが開催した父親向け講座で「産前産後の母親は、父親が思っている以上に消耗しているよ」という話を聞き、妻のサポートに徹しよう!と一気にモチベーションが高まりました。その時点では、育休中に何をするかまでは具体的にイメージしておらず、俺が頑張らなくちゃ!という気持ちが先行していましたね。


─第2子の育休はどのような気持ちで取得しましたか?

自分の子どもの世話は妻に任せきりではなく自分でしたい!という気持ちが強かったです。長男の育休中に、小さい子どもの育児の楽しさに目覚めたことが大きかったですね。


─第1子と第2子の育休期間は?

長男の時は妻が里帰り出産をしなかったこともあり、義母が帰るタイミングで2週間取得。仕事の忙しさだけでなく経済的な問題もあって、有給休暇の範囲で2週間調整しました。次男の時は、妻の体力回復を考慮すると同時に長男の世話もする必要があったので、出産日から5日間は在宅勤務で乗りきり、さらに有給プラス1カ月間の育休を取得しました。

当初は妻の職場復帰後に育休プラス制度を利用しようと思っていたのですが、私の会社の勤務制度がより柔軟になったので、再度育休を取得しなくても乗りきれました。


─仕事の忙しさや経済的な影響を度外視できたとしたら、どれぐらいの期間まで育休を取得したかったですか?

子どもの1歳までの成長は目覚ましいものがあります。もちろん大変なことも多いですが、成長していく姿を見守るのは楽しいので、1年間は取ってもいいなと思いました。子どもが笑ったりするようになるのは生後2〜3カ月なので、せめてそれぐらいの期間まで休めたらもっと楽しかったかも…。


─会社に育休を申請したタイミングと、周囲の反応は?

妻が会社に妊娠を伝えたのと同じタイミングです。上司や同僚は「頑張れ」と応援してくれました。今考えると上司は育休取得のためいろいろ調整してくれたはずなので、とてもありがたいと思っています。


─育休取得経験者として「パパたちが育休を取得しやすい環境を作る上で必要だと感じたこと」があれば教えてください。

現実的に一番ネックになるのは、上司の理解と育休を取得できる職場環境ではないでしょうか。また、子どもを産むとお金がかかるので、復帰後も育休前と同等の仕事ができる保証が必要ではないでしょうか。意外に大事だと実感したのは、実家の両親たちの理解です。出産直後は両親と関わる機会が増えるので、夫が子育てをすることに理解を示してくれると、いらないストレスを抱える必要がありませんからね。その点、我が家はお互いの両親ともに理解があり、何かと応援してくれました。



【育休中】大変な寝かしつけを乗りきる発想転換とは


─育休中はどんな家事育児を担当しましたか?

授乳以外の家事育児はすべて自分で行いました。育休以前も「お互い働いているんだから、当然家事も分担」という共通の理解があったので、ほぼ50%の家事をこなしていました。苦手な裁縫以外は人並みにできるので、特に大変ではありませんでしたね。


─主にどんな1日を過ごしていたか教えてください。

次男の育休中の1日は、朝6時に起きて朝食の準備。長男を保育園へ送ったら、家を片づけながら次男のお世話をして昼食の準備。片付けたらまた夕食の準備…とご飯の準備ばかりしていた記憶があります。とにかく自由な時間がなく、1日があっという間に終わる感じでしたね。


─特に大変だったことはありますか?

長男の寝かしつけを妻、次男の寝かしつけを私で分担したのですが、これが本当に大変でした! 生まれたばかりで大人のような睡眠リズムなんてないのは分かっているのですが、数時間も揺らし続けて自分も眠いのに寝てくれないなんて…。結局、無理に寝かせようとするからイライラするんだな思い、発想の転換をして「赤ちゃんなんだから眠らないのが当然」と考えるようにしました。すると不思議なことに、たまにコテンと寝たりするんですね。親のイライラに反応していたのかなんて今さら思います。


─逆に、嬉しかったエピソードは?

次男の育休の際、長男が病気で頻繁に病院へ通っていたのですが、毎回私が連れて行ったところ医師が「素晴らしい、パパの見本だね。もっとこういうパパが増えないとダメだよ」と言ってくれました。ちゃんと理解してくれる人がいることが、とても嬉しく思えましたね。


─育児の疑問や悩みはどのように解消していましたか?

一番身近な相談相手である妻と話すことですね。あとは図書館で本を借りて読んで疑問を解決するようにしました。


─奥様とのコミュニケーションやケアはどのように図りましたか?

産後や職場復帰にあたって妻のメンタルサポートには特に気を配りました。仕事柄帰りが遅くなりがちなのですが、家事ができるようになるべく早く帰ったり、子供が寝た後はその日起きた出来事を2人でよく話すようにしましたね。また、どの共働き家庭も通る道ですが、子どもが体調不良で保育園から呼び出しがかかることがあるので、なるべく交代で休めるように調整しました。


【育休後】共働き&男の子2人の子育ては毎日が戦争状態


─育休後の平日の一般的なスケジュールを教えてください。

現在は夫婦共働き生活で、子どもの保育園への送り迎えは妻に任せています。夕食・風呂・寝かしつけ以外の朝夕の家事を私が担当し、子どもを寝かしつけたら残った家事や明日の準備をするという流れです。正直忙しくて戦争状態ですね(笑)。


─仕事を早く切り上げるために心がけていることはありますか?

どういうふうに仕事を回せばいいのか事前にかなり考えて、仕事をするようになりました。しっかり計画を立てておくと、急な変更が発生してもあわてず対応できます。


─普段は子どもとどのように接していますか?

子どもといる時は、よく話を聞いて全力で遊び、子どもとしっかり向き合うよう心がけています。ただずっとそうしていると疲れてしまうので、自分の好きなことをやる時間も大事にしていますよ。


─今振り返って、育休を取得して良かったと思える点があれば教えてください。

産後直後から妻のサポートができたおかげで、妻の体力や気力が早いうちに回復し、その後の育児がお互いに楽になりました。また、子育ての一番大変な時期に子どもと長い時間を一緒に過ごせたので、父親としての自覚が早く芽生えたと思います。子育ては大変なことですが、それ以上にやりがいのあることです。それをママに任せきりにするのはもったいないですよ!


─今後の家事育児における目標は?

今はとにかく毎日を生きることに必死な戦争状態なので、もう少し余裕のある生活を送りたいですね(笑)。ただ、余裕が生まれるということは、子どもが親の手を離れていくことだと思うので、少し寂しい気もします。とはいえ、それが子ども自身の成長だと思うので、早くその日が来ることを楽しみにしています。


数週間の育休は一見すると長いようで、実はやることだらけであっという間に終わってしまようですね。それでも、産後の大変な時期に妻をサポートすることで家族全体を支え、また目覚ましく成長していく子どもの姿を見守ることができ、かけがえのない体験になることがよく分かりました。六本木さんのように、家族の絆を深めたり大切な思い出を育む手段として、育休をポジティブに活用したいですね。

家men編集部

家men編集部

この記事は家men編集部がお届けしました!男性視点で家事や毎日がもっと楽しくなるような情報を発信していきます!

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