おすすめカードゲーム「なつのたからもの」~夏休みが始まるよ。思い出のたからものをいっぱい集めよう

NPO法人ファザーリング・ジャパン理事の村上です。


親子で遊べるおすすめのアナログゲームをこれまで何度か紹介してきましたが、今回は夏におすすめのカードゲーム「なつのたからもの」を紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.「なつのたからもの」とは
  2. 2.準備
  3. 3.あそびかた・ルール
  4. 4.アクションカード
    1. 4.1.ひきぬき
    2. 4.2.おねだり
    3. 4.3.はっけん
  5. 5.ゲームの終了
  6. 6.点数
  7. 7.おわりに|レビュー​​​​​​​


「なつのたからもの」とは


「なつのたからもの」はパッケージや各カードに至るまで、子どもの頃の夏休みの思い出が蘇る昔懐かしいノスタルジックなアートワークが秀逸な、タイトルにもなっている「なつのたからもの」を集めるバースト系カードゲーム


どこまでめくるかチキンレースをしながら、カードを集めて得点を競います。システムがシンプルでインストしやすく、1プレイも短いので、初心者や子どもでもすぐに遊べるお手軽ゲームです。


「なつのたからもの」はゲームデザイナーの巨匠ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)の名作「ノミのサーカス(Circus Flohcati)」の日本版リメイクです。


本家「ノミのサーカス」の世界観はタイトル通り、ノミがサーカスの見世物をしている絵柄でした。日本版は子どもの頃の夏休みの思い出がモチーフ、イラストも日本仕様になっています。


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使用するカードは0~7までの数字が書かれた10種類のたからものカードが計80枚、

3種類のアクションカードが各3枚で計9枚、合計89枚のカードがあります。


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たからものカードの絵柄は、虫取り、お小遣い、スイカ、ラムネ、線香花火、夏祭り、金魚すくい、かき氷、ひまわり畑、海の10種類。


どのカードも情緒的ですね。現実でもこんなイベントを経験できたら充実した夏休みを過ごせることでしょう。


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たからものカードは基本的に各色カードともすべて同じ絵柄なのですが、「お小遣い」のカードだけ、カードの数字が増えると手の中の金額も増える小ネタが仕込まれています。


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準備

1. たからものカードとアクションカードのすべてのカードを混ぜてよく切って山札を作ります。

2. 誰からゲームを始めるか適当に決めます。


あそびかた・ルール

さあ、夏のたからものを集めに行きましょう

ゲームの目的は、より良い夏の思い出をたくさん集めることです。


1. 各プイレイヤーは自分の手番が回ってきたら山札からカードを1枚めくり、山の横に並べます。1枚もめくらず止めるのもアリです。

 

2. この手順を繰り返し、好きなところで止めて、場に出ているカードから好きなカードを1枚取ることができます。


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もし、めくったカードと同じ種類のカードがすでに場にある場合はバースト。めくったカードは捨て、自分の順番は終わりになります(カードは何ももらえません)。


3. 場のカードはそのままにして、次のプレイヤーの順番へ。1に戻って繰り返します。


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この場合、夏祭りのカードが重複してしまったので、最後にめくったカードは捨山に置きます。カードを獲得することはできません。


なお、カードを取った後、手札の中で同じ数字のカードが3枚あったら、自分の前に出すことができます。


これはゲームの終了時に3枚1組ごとに10点になります。ただしいったん前に出してしまったカードは手元に戻すことはできなくなります。


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アクションカード

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写真左から


ひきぬき

誰か他のプレイヤーの手札から1枚引きます。引き抜いたカードはいったん公開してから自分の手札に加えます。


おねだり

他のプレイヤーからカードを1枚もらいます。カードは渡す側がいらないものを選べます。もらったカードはいったん公開してから自分の手札に加えます。


はっけん

同じ色のカードが出るまで山札からめくり続け、バーストしたらそのカードは捨てます。そしてプレイヤーは場の札から1枚好きなカードを獲得できます。


これらのアクションカードを引いたら、まずはそのカードを捨てて、カードの種類に応じたアクションを行います。

「ひきぬき」と「おねだり」を実行した後は、通常通り山札を引くか場のカードを取るかの手順を進めます。


ゲームの終了

ゲームは次のどちらかになったら終わりです。


・山札のカードがすべてめくられる。

・誰かがたからものカードを10種類すべて手札に集める。


10種類集めても、ゲーム終了するか継続か自由に選べます。ゲームを終わらせたいなら自分の順番で宣言して手札を公開します。


点数

手持ちのたからものカードはそれぞれの種類のカードごとに、持っている中で一番数字が大きい1枚の数字が点数になります。


自分の前に出した3枚組(同じ数字の3枚のカード)は各組につき10点追加。


10種類集めて宣言したプレイヤーは10点のボーナスをもらえます。その際に他のプレイヤーは手札に10種類持っていてもボーナスはもらえません。


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この場合、3枚組が2組で20点(各10点)、金魚1点、虫取り6点、海は数字の大きい4が得点、お小遣いは同様に5が得点となり、合計で36点です。


合計点数の一番大きいプレイヤーが勝ちです。


ルールはシンプルなのですが、実は戦略性もあります。


・ 他のプレイヤーがどの数字を集めているかを覚えていくと有利になります。相手を邪魔したり、自分の集めている数字を悟られないようにして3枚セットが被らないようにする。


・ 山札をいつまで引くのか、ギャンブルをするかなど、プレイヤーの性格が現れます。すでにめくられたカードから確率の読みも可能です。


・ 場のカードが少ないと後の順番のプレイヤーのバースト率も低くなるので、場に残すカード数を増やすためにもう1枚めくっておく。


・ 大きな数字が取られやすく、小さな数字は場に残りやすいのですが、あえて取りに行って3枚セットを狙う。


・ タイミングを見計らい10種類のたからものカードを揃えて一気に終わらせる。


単純にカードを集めるだけでなく、このような駆け引きをできるようになると、ゲームをより深く楽しめます。


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おわりに|レビュー​​​​​​​

夏休みの懐かしい思い出話に花が咲いたり、ゲーム本来の楽しみに加えて楽しい時を過ごすことができるゲームです。


今年の夏は忙しくて休みが取れないとお嘆きの方も、夏は暑いしどこへ行っても混んでるから家で涼んでいたいという出不精の方も、「なつのたからもの」で遊んで疑似夏休み体験をしてみませんか。


家族で遊べば、自分の子どもの頃の昔話をしたり、あるいは今年の夏休みのお出かけ計画の話になったりと、親子のコミュニケーションも盛り上がります。


ルールも簡単でちょっとした空き時間にも手軽に遊べるので、お盆の里帰りや夏の旅行のお供にもオススメのゲームですよ。


<今回ご紹介したゲーム>

タイトル:「なつのたからもの
発売年:日本語版2013年
発売メーカ:ニューゲームズオーダー
対象年齢:6歳以上
プレイ人数:3-5人
プレイ時間:15分
日本語化


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村上誠
村上誠

NPO法人ファザーリング・ジャパン理事、秘密結社主夫の友総統。 1971年生まれ。2児の父。結婚と同時に実両親と同居し、母の介護を機に自身のワークライフ(家事、育児、祖父母のケア)バランスを見直し兼業主夫となる。2015年に主夫仲間と「秘密結社主夫の友」を結成、「主夫=主体的に家事育児に携わる男性」と定義し、男性の育児・家事の更なる浸透と女性活躍の推進、夫婦の多様性を目指して、総統として活動中。料理講座の講師を務めたりメディア出演するなど料理の腕前は一級品。父親の育児家事参画、夫婦関係、祖父母の孫育て、地域の子育て支援など幅広い家族・育児テーマを取り扱い、全国で講演活動やイベント出演をしている。

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