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冬の健康対策は万全ですか?ヒートショック予備軍が最も少なかったのは長野県!

寒い冬に家庭内で起きやすいアクシデントとして、ここ数年ニュースで報じられる機会が増えた「ヒートショック」。


浴室と脱衣所の間など、温度差の激しい場所へ移動して血圧の急激な上昇や下降が引き起こされることで、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などの深刻な症状につながるおそれがあります


そんな危険なヒートショックですが、リンナイ株式会社が全国の20〜60代男2,350名を対象に行った「入浴に関する意識調査」によると、ヒートショック対策を何か習慣化している人は2割未満だったそうです


そこで今回は、この「入浴に関する意識調査」を通じて判明した「ヒートショック予備軍が多い県」などの興味深いデータを交えながら、入浴科学者・早坂先生監修によるヒートショック対策をご紹介します。


あなたは大丈夫?ヒートショック危険度をチェックしよう


下記の一覧は、今回の調査にあたって早坂先生が作成した「ヒートショック危険度チェックシート」。早坂先生によると「チェック数が5個以上ある方は、ヒートショックになる可能性が高い『ヒートショック予備軍』です」とのこと。


まずは皆さんも各項目をチェックしてみてください。


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ちなみに今回の調査で最もチェック数の多かった項目は「自宅の脱衣室に暖房設備がない」で、2番目に多かった項目は「自宅の浴室に暖房設備がない」。


設備面でヒートショック予防ができていない家庭が多いという調査結果に対し、早坂先生からも「健康のためにも暖房設置をぜひお願いしたいです」というアドバイスを頂きました。


Q. 次の項目のうち、あなたにあてはまるものはどれですか?すべてお選びください。(複数回答 N=2,350)

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この結果を統計しイラスト化したものが、次の「ヒートショック予備軍都道府県別ランキングマップ」です。


ヒートショック危険度チェックシートでチェック数が5個以上ついた「ヒートショック予備軍」の割合が最も多かったのは、千葉県と宮崎県。実に約4人に1人がヒートショック予備軍であることが分かりました。


一方、ヒートショック予備軍が最も少なかったのは“日本一の長寿県”として知られる長野県で、なんと予備軍0%という大変優秀な結果に。


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この結果には早坂先生も意外だったようで、次のようにコメントしています。

暖かいと考えられる千葉県、宮崎県、沖縄県がヒートショック危険度の高い県になるとは意外でした。西日本でヒートショックの危険度が高いのは、暖かいからと油断をしているせいかもしれませんね。温かい地方だからといっても冬は脱衣室の室温は下がりますので油断せず、備えをしてもらいたいものです。


ヒートショック危険度の高い「41℃」以上の温度で入浴している人は半数以上


一般的にお風呂の湯の温度が41℃以上の場合、入浴時にヒートショックが起きやすいとされています。


そこで、家庭での冬場の湯の温度設定を尋ねたところ、40℃が最も多く、40〜42℃がボリュームゾーンということが判明。つまり、全体の半数以上がヒートショック危険度の高いお風呂に入っているということです。


Q. ご自宅の浴槽について、冬場のお湯の温度を教えてください。 給湯器の温度設定がある場合、その温度をお答えください。(各単一回答 N=2,350)

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ちなみに、この結果を都道府県別で見ると「日本一熱風呂県」は愛媛県で平均41.6℃。愛媛県は「ヒートショック予備軍都道府県別ランキング」のワースト3位でもあります。


この結果に対して早坂先生は「ヒートショック対策は寒い地方だけの課題ではありませんね」とコメントしています。


万が一の時に危険な“深夜の1人風呂”が最も多かったのは茨城県


万が一、ヒートショックなどの体調不良を起こしてしまった際、異変にすぐ気がついてくれる人がいない環境での入浴には危険が潜んでいます


そんな危険を秘めた「深夜の1人風呂」をしている人は約3人に1人いることが判明。深夜の1人風呂が最も多かったのは茨城県で、なんと54%!


Q. あなたは家族が寝静まった後や一人の時の深夜に入浴することはありますか。(単一回答 N=2,350)

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この結果を受けて、早坂先生から次のようなアドバイスをいただきました。

入浴で多い体調不良は、知らぬうちに意識を失うことです。家族が寝静まった後など、異変に気づいてくれる人のいないタイミングでの入浴が習慣化してしまっている人は注意してください。また入浴中、眠さ・だるさを感じたときは、一旦湯船が出るようにしましょう。


「パパ風呂家庭」が最も多いのは青森県。お風呂掃除担当のパパが最も多い県は三重県


ちょっとここでヒートショックとは関係ありませんが、興味深い統計結果を1つご紹介します。


子どものいる家庭に「お子さんと入浴するのは母親、父親どちらが多いか」を尋ねたところ、「母親」と答えた方が6割以上。都道府県別に結果を見てみると、「父親」と答えた方の割合が最も多かったのは青森県で50%でした。



Q. あなたのご家庭では、お子様の入浴は母親と父親、 どちらの親が一緒に入浴することが多い(多かった)ですか? (単一回答 N=1,129)

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また、夫婦のどちらがお風呂掃除を行うことが多いか尋ねたところ、女性の方がお風呂掃除を担当することが多い家庭は7割以上。こちらも都道府県別で見ると、男性がお風呂掃除を最もしているのは三重県で45.2%という結果に。


Q. あなたのご家庭では、夫婦のうち、お風呂の掃除はどちらがすることが多いですか? (単一回答 N=1,268)

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これらの結果に対して、早坂先生は次のようにコメントしています。

お風呂場は子どもにマナーを教えたりやコミュニケーションに大切な場です。父親が育児に関われる場面は母親よりどうしても少なくなりがちなので、父親がお風呂でお子さんと向かい合い、積極的にコミュニケーションを取るのはお子さんの発育にとっても大切なことです。

また、お風呂の掃除はやや面倒な家事の1つではありますが、湯船への入浴の第一歩はお風呂掃除からですので、夫婦で助け合いながら担当してもらえればと考えています。


ヒートショック予防にぜひ!入浴前準備呼吸


では最後に、誰でもどこでも気軽に実践できるヒートショック予防法「入浴前準備呼吸」を早坂先生に考案していただいたのでご紹介します。


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以前より医療現場では、診察時の血圧測定で緊張によって血圧が急上昇してしまう方へ、深呼吸をしてから血圧を測定すると、平常時の血圧に下がることは知られていました。特に腹式呼吸は交感神経の興奮を抑え、血圧を安定させる作用があるので、裸になる前に行うことでヒートショック予防にもなる、と考えられます。

また、浴室は湯船の湯で温まっており多少なりとも脱衣室よりも室温が高いので、下着を脱ぐのは浴室の中で行うようにしましょう。しかし、深呼吸でヒートショックを完全に防ぎきれるわけではありませんので、先に記載されているような脱衣室や浴室の暖房、湯の温度の低め設定など、根本的な対策をお願いいたします。


冬に気をつけたいヒートショックにまつわる統計を中心に、「入浴に関する意識調査」の結果をご紹介しましたがいかがでしたか。


高齢者の方が危ないイメージのあるヒートショックですが、実は老若男女注意が必要です。「入浴前準備呼吸」を毎日の入浴前の習慣にしたり、脱衣室や浴室に暖房設備を導入するなど、家族みんながヒートショックから身を守れるように心がけてみませんか。


【調査概要】

調査時期 :2018年9月14日〜18日
調査方法 :インターネット調査(リンナイ株式会社)
調査対象 :20〜60代 男女 計2,350人
調査エリア :全国47都道府県


【監修】

早坂 信哉 先生

東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医。お風呂を医学的に研究している第一人者。「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!?TV」など多数のメディアに出演。主な著書は『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(KADOKAWA)、『入浴検定 公式テキスト お風呂の「正しい入り方」』(日本入浴協会)など。

家men編集部

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この記事は家men編集部がお届けしました!男性視点で家事や毎日がもっと楽しくなるような情報を発信していきます!

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