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大事なのは気持ちの伝え方──アンガーマネジメントで“怒らない夫婦喧嘩”をしよう

夫婦円満の秘訣としてよく例に挙げられるのが「喧嘩すること」。


パートナーへの不満点を改善してもらうためのコミュニケーションとして、また怒りを我慢しストレスをためないためのガス抜きとしては確かに有効

家menでも過去に「夫婦喧嘩をいつまでも引きずらない、上手な仲直りのススメ」を提案しました。


とはいえ、ただひたすら感情に任せて怒りをぶつけてしまっては、夫婦喧嘩の後の関係修復は難しいものになってしまいます…。


そこで今回は、怒りの感情と上手に付き合いながら(=アンガーマネジメント)自分の気持ちを確実に伝える、夫婦喧嘩のコツをご紹介します。


怒りのメカニズムを知ればイライラをコントロールできる

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“怒ること”にはどうしてもネガティブなイメージがつきまとい、「怒る=悪いこと、恥ずかしいこと」と思いがち。また、嫌な人だと思われないよう、怒ることを我慢するケースも少なくないでしょう。


でも、怒りというのは生活を送る中で自然と涌き上がる感情であり、我慢する必要はありません。むしろ、無理に我慢するとストレスがたまり、心身に不調をきたすことも…。


大切なのは、怒りの感情に振り回されて我を忘れることなく、その感情を冷静にコントロールすること。

そして、怒ることを単なるストレス発散で終わらせるのではなく、その原因となる問題の解決につなげることです。


ところで、人はなぜ怒りの感情を抱くのでしょうか?

それは、「こうあるべき」という自らの価値観、また「こうしてほしい」という期待と反した言動を相手に取られた時、そのギャップにイライラすることで生じるものなのです。


まずは自分にとっての「こうあるべき」「こうしてほしい」を客観的に見つめ直し、その基準をパートナーと共有してみませんか


そうやって怒りの基準を明確にするだけでも、パートナーとの必要以上な衝突を防ぐことができるはず。

また、怒りの限界ラインをしっかり線引きすることは感情のコントロールにもつながり、自分の機嫌だけで怒ることや過剰なイライラを解消できますよ。


言いたいことを我慢せず、正直な気持ちと解決策を伝えよう

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怒りの感情をある程度コントロールできるようになったら、自分の率直な気持ちを相手に伝えるよう心がけてみてください。


ここで大事なのは、言われる側の気持ちに寄り添い、相手に歩み寄る建設的なコミュニケーションです。

あなたが何に対してどう感じているのか、そしてどうしてほしいかという解決策を具体的に伝えてみましょう


■ケース1 カチンとする言葉を浴びせられたとき

× 今、なんて言った?(ムカつく!)

↓ 

○ 今の○○という言葉はすごく嫌な気分になった。もうちょっと言葉を選んでほしい


■ケース2 大切なものを掃除中に捨てられたとき

× なんで勝手に捨てるんだ!

↓ 

○ 掃除してくれてありがとう。でも僕の○○も捨てたでしょ? あれは大切な物だったから、捨てていいか確認してほしかったな


■ケース3 高価なものを勝手に買われたとき

× 聞いてないぞ! こんな高い物を勝手に買うな!

↓ 

○ これが欲しかった気持ちは分かるよ。でも、相談なしに決められたのはショックだな。これからは買う前に一言相談してほしい


怒りの感情をコントロールした夫婦喧嘩のコツをご紹介しましたが、いかがでしたか。
上記は極端なケースではありますが、少し言葉を変えるだけで相手に伝わる印象はぐんと変わります。


怒りの感情に振り回されることなく自分の気持ちを明確に伝えられるようになれば、気まずいムードになっただけで根本的な原因を解決できないまま喧嘩が終了…ということもありません。


​​​​​​​パートナーとより良い関係を築くための手段として、“怒らない夫婦喧嘩”を実践してみてください。


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<参考文献>

『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(戸田久実・著 かんき出版)

上村 真徹(ライター・編集者)

上村 真徹(ライター・編集者)

家庭では妻の笑顔と娘の成長を最大の生きがいに、週末の料理やデザート作りで家族の胃袋をつかんでいる。最近は娘が成長し、以前ほど甘えてくれなくなったのが悩みのタネ。映画は新作・旧作問わず、年間100作品以上鑑賞。マイベストムービーは『ゴッドファーザー』だが、実は泣ける映画好き。

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