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カメラ初心者パパへ!我が子の“最高の一瞬”を逃さない入学式・入園式の撮影タイミングとテクニック

こんにちは。フォトグラファーの瀬川陣市です。

メディアや講座などで広く写真撮影の楽しみ方をレクチャーしています。ひとつでも参考になる撮影テクニックを見つけてもらえたら嬉しいです。


今回は、入学式での撮影についてです。


そろそろ入学式・入園式。そんな一生の思い出になる日を迎えるお子さんをお持ちのパパは、我が子の晴れの日を写真に収めるカメラマン役も担う場合が多いもの。

そこで式の当日に「最高の一瞬」を撮影するためのテクニックをご紹介しましょう。


お家で支度中から撮影開始!

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初めて袖を通す学校の制服や入学式・入園式用にあつらえた洋服などを着せてもらっているところから撮影を始めてみましょう。

ちょっと緊張気味にお母さんなどに手伝ってもらい制服を着ているシーンを撮影します。着替えの邪魔にならないように少し離れたところからフレームに入れてみましょう。


出発前に家族みんなで集合写真

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準備が整ったら、家族みんなで集合写真を撮ってみましょう。入学式・入園式には同行しないご家族の方もお子さんと一緒に写真を撮れるチャンスです


場所は玄関の前やリビングなど家族が集まって撮りやすい場所を選びます。また家族全員で集合写真を撮る場合は、三脚の用意も忘れずに。

そして、オートタイマーまたはリモコンシャッターなどで遠隔撮影します。オートタイマーの設定方法などは事前に確認しておきましょう。


定番スポット、入学式・入園式の看板前での撮影のコツはバランスの良い配置!

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学校に着いたらまずは入学式・入園式の看板前での撮影をしましょう。

ここでのポイントは、フレーム内に式の看板と人物をバランスよく配置することです。


まずは看板を軸にフレーム内に配置します。看板の文字が切れることなくフレーム内に看板がすべて入るように収めます。

そして看板の横に人物を立ってもらいます。フレームを縦位置にすると看板と人物を中心にした写真になり、横位置にすると校門なども含めた学校の雰囲気も入れた写真が撮りやすくなります。


縦位置、横位置ともに人物を入れてからズームレンズで無駄な余白をないように微調整してフレーム枠を固定すれば撮影準備は完了です。笑顔を引き出すには明るく「はい、いい笑顔だね」などと軽く声かけしながら撮影するのもポイントです。


また「お子さん一人バージョン」「お母さんや家族と一緒バージョン」など何パターンか撮っておくとよいでしょう。ただし、他の方も撮影したい場所なので、撮影は手早く済ませるとスマートです。


式場では座った場所からの望遠レンズで対応!手ブレはシャッター速度をチェックして解決!

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式場では保護者席に通され、座った場所から撮影することになります。

入学式・入園式では撮影を目的に席から頻繁に離れることは遠慮したいもの。保護者席は後方にあることが多く、席についてから式典中の撮影はあまり自由にはできないことを想定しておいたほうがよいでしょう。


式場では、撮影位置からお子さんまでの距離があるので望遠レンズを使い撮影するのがおすすめです。一眼機であれば200ミリ以上の望遠レンズを使いたいシーン。コンデジやスマホカメラではズームレンズの望遠域内で撮影します。


室内にて望遠レンズを使い撮影するときに気を付けたいのが手ブレ。

理由は室内で光が限られ暗くなりシャッター速度が遅くなりがちなことと、高倍率の望遠になるほど手ブレが起きやすくなるからです。これらの対処方法をいくつか挙げておきます。


室内で望遠レンズを使用する際の手ブレ対処法

まずカメラまたはレンズに手ブレ補正機能があるものは設定をONにしておきます。手ブレ補正機能も機種により性能はそれぞれですが、効果は大きいので手ブレ補正機能があるものは使いましょう。


望遠レンズ使用時の手ブレになりやすいシャッター速度の目安は、レンズのサイズ分の1とよく言われます。つまり200ミリ相当のレンズで撮影しているときは、1/200秒以上のシャッター速度が手ブレを起こしにくくなるという具合。あくまで目安として参考にするとよいでしょう。


望遠レンズを使うときは三脚や一脚を使いカメラを固定して撮影することも多いのですが、入学式の式場では許可されている場合を除けば三脚や一脚の使用は周囲への配慮から見合わせたほうがよいかもしれません。

三脚などを使わずに手ブレを起こさせずに望遠レンズで撮影するときのコツは、カメラをしっかりとホールドすることです。脇を締めてカメラを額に押し当てしっかりと握り構えます。構えをしっかりするだけでも手ブレをかなり防ぐことはできます。


一瞬の表情のシャッターチャンスを見逃さない!入学式・入園式の入場シーンで使えるカメラの設定準備と撮影のコツ

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入場してきたお子さんにレンズを向けて撮れるチャンスはほんの一瞬です。しっかりピントを合わせてシャッターを切る、そのためにはカメラの設定準備などを事前に万全にしておくことが大事になってきます。


まず撮影位置からお子さんの距離までに合わせたレンズサイズを選びます。距離が離れているのであれば望遠レンズ、近いのであれば標準ズームレンズでもいいでしょう。


そしてオートフォーカスを使うのであれば、フォーカスモードを選びます

撮影モードでは連写モードを選択するという手段もあります。しかし、連写のときのシャッター音などで周囲に迷惑にならないかなどの配慮を考えて選択するのがよいでしょう。


フラッシュ撮影も同様です。人が密集した場所でフラッシュ光をたきまくるのも配慮しておきたいマナーです。ISO感度を高感度に設定して対応するのも方法です。


これらのカメラの準備が万全なら、あとはシャッターチャンスに写真を撮るだけです。

一生に一度の我が子の晴れの舞台の写真をぜひ撮ってみてください。

瀬川陣市(フォトグラファー)

瀬川陣市(フォトグラファー)

ウィスコンシン州立大学などで写真を学び、帰国後に独立。プロカメラマンとして活動する傍ら、講座や本を通じて撮影テクニックやフォトライフの楽しみ方を伝えている。2016年にフォトララ写真未来研究所を設立し、画像や動画を未来につなげる活動を提案している。著書に「かんたん・キレイ・自分らしくデジタル一眼らくらく撮影入門」「ショートムービー作りでおぼえる動画撮影の教科書」(ともに秀和システム・刊)など。運営サイト フォトララ写真未来研究所 https://photolala.net/ 五島列島ファン https://gotofan.net/ アナログファン https://analogfan.com/

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