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『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 | 人生はいつでも再出発できる

一度の“しくじり”ぐらいで人生は終わらない

職場や家庭でとんでもない失敗を犯してしまい、「俺はもうダメだ…」とションボリ絶望した経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。

でも心配無用。失敗なんていくらでも取り返しがつくし、人生は何度だってやり直せる! そうやって背中を押してくれる作品が、今回ご紹介するハートフル・コメディ『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』です。

 

心機一転! 移動販売の旅は毎日が冒険

本作の“しくじり先生”は、一流レストランの総料理長カール。オーナーとの意見の対立や料理評論家の酷評が重なり、思わずブチギレたカールは後先考えずにレストランを辞めてしまいます。これからどうしようか…と悩んでいたある日、故郷マイアミで魅了されたキューバ・サンドイッチをフードトラックで移動販売しようと思い立ちます。

そこから先は毎日が冒険。離婚した元妻に引き取られ疎遠になっていた息子を巻き込み、フードトラックでアメリカ横断の旅に出ます。自分が心から作りたいと思える料理だけを作り、仲間や旅先での人情に触れながら、自由気ままに旅する…男にとってまさに憧れの生き方!

ちなみに本作の監督兼主演を務めるのは『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローで、その縁でロバート・ダウニーJr.やスカーレット・ヨハンソンら豪華スターが友情出演しています。大スターをも惹きつけるファヴローの人柄が本作に添えている、大らかで心地よい温もりにもほのぼのと癒されます。

 

キャリア、家族、自分らしさ…何かを犠牲にしない生き方を目指す

行く先々でお客の喜びを肌で感じ、料理への情熱を取り戻していく。さらに、息子に料理を教える一方、Twitterなど子どもの得意なことで仕事をサポートしてもらい、疎かにしていた家族の絆を取り戻していく。移動販売の旅を続けるにつれイキイキと輝いていくカールの姿を見ていたら、人生はいつだって再スタートできる!と勇気を持てることでしょう。

自分らしい生き方。家族と一緒に過ごす時間の大切さ。いろいろと気づきを与えてくれるハートフル・コメディを1年の始まりに見て、自分を見つめ直してはいかがでしょうか。

 

<作品情報>

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014年) /アメリカ / 上映時間:115分

Photo by Merrick Morton

上村 真徹(ライター・編集者)

上村 真徹(ライター・編集者)

家庭では妻の笑顔と娘の成長を最大の生きがいに、週末の料理やデザート作りで家族の胃袋をつかんでいる。最近は娘が成長し、以前ほど甘えてくれなくなったのが悩みのタネ。映画は新作・旧作問わず、年間100作品以上鑑賞。マイベストムービーは『ゴッドファーザー』だが、実は泣ける映画好き。

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