【子育て×テクノロジーの実践Tips】子どもの見守りサービス、便利だけどお値段が高いので自作してみた

こんにちは、子育Tech委員会です。前回に続き2回目の寄稿です。


我々、子育Tech委員会はIT事業社8社からなる共同組織で「子育てにテクノロジーを用いることで豊かな育児を実現する」という現代の子育て像を提唱しています。


子育Tech委員会の2つ目の記事の筆者は、参画企業の1社である株式会社イースマイリー代表取締役の矢澤修(@yzw036)。

彼が実際に小学生の長男を見守るために、民間企業の月額サービスを使わず「小さなスマートフォン」「無料アプリ」「格安sim」で固定費0円を実現した、自作見守りサービスのTipsをご紹介したいと思います!


見守りサービスとは?


見守りサービスとは、大手通信キャリアが提供している子ども向けスマートフォンに搭載されていたり、小型の端末を持たせたりすることで、GPSなどを使ってお子さんのいる位置がリアルタイムで分かったり、異常が検知されたら通知をしてくれたりするサービスです。


筆者の長男は2018年4月に小学生に進学し、一人で通学・帰宅することになったわけですが、やっぱりこのご時世、小さな子どもを一人で歩かせるのは不安なものです。

また、筆者の家庭は共働きということもあり、仕事をしている時間もどうにか子どもの安全をできる限り確認しておきたいと考えるのが親として当然の感情かと思います。そこで、入学後すぐに調べたのが「見守りサービス」です。


代表的な見守りサービスについて


提供されている見守りサービスについて「子ども 見守り」や「キッズケータイ」と検索をして調べてみると、代表的なものとして以下のサービスが頻出します。


▼通信キャリア提供の子ども向け携帯端末

NTTドコモ

au

ソフトバンク


▼その他、GPS端末

ココセコム(セコム社提供)

まもるっく(ALSOK社提供)

GPS BoT(ビーサイズ社提供)


細かい比較は、いろんなメディアで書かれているので割愛しますが、GPSなどを使って端末の位置情報を取得するサービスを利用するとした場合の費用はざっくりまとめると以下の通りです。


▼通信キャリア提供の子ども向け携帯端末

初期費用(端末代+契約手数料等)が1〜2万円前後かかり、月額費用は500円程度(※2年間の定期契約などが必要)。リアルタイムな追跡はオプションとなり月額費用に+200〜300円、1回の位置照会ごとに5円程度の費用が発生するという感じでした。


上記を踏まえて、2年間使ったことを想定するとトータル3〜4万円程度(現場にスタッフが駆けつけてくれるサービス等、他オプションは除く)。

なお、携帯電話なので通話が可能。App StoreやGoogle Playなどでアプリのダウンロードは不可。また、親が同キャリアの携帯を使っていることが利用条件になるようでした。


▼その他 GPS端末(セキュリティ会社)

初期費用(端末は基本的にレンタル。契約手数料等)として安価なプランだと4000〜4500円程度かかり、月額費用は900〜2900円程度。ただし、ココセコムはリアルタイム位置情報を検索する回数によって従量課金がされるという仕様。

通学の行き帰りで1日2回は最低でも位置確認をすると考えたら月40回は必須。習い事などを始めたらもう少し増えることを考えると、月60回プラン(月額2900円)が妥当かなと。


なお、まもるっくは月額費用に含まれている様子。従量課金は計算がいろいろ面倒だし、回数を気にせず使いたいと思うのが正直なところでした。

月60回位置確認プランで2年間使ったと想定すると、トータル5万〜7万6000円程度(現場にスタッフが駆けつけてくれるサービス等、他オプションは除く)。


▼その他 GPS端末(GPS Bot)

初期費用(端末代)で4800円、月額費用は480円。位置情報の検索も回数制限なし。2年間使ったことを想定すると、トータル1万6320円程度。通話端末でもスマートフォンでもないので、電話・アプリなどは不可。


なお、上記の費用には別途消費税がかかったり、オプションプランや他のサービスを使っている場合は料金が割安になるなどの特典など割引があったりもするため、記載の費用は参考値としていただき、詳細については各サービスにお問い合わせをいただけますようお願いいたします。


固定費をかけない方法はないのか?


前述の通り、各社費用はさまざまですが、基本的には初期費用や月額費用がかかります。

特に小学校生活を考えると6年間ある中で2年間以上は確実に使うだろうし、そうやって長く使う場合は費用もそれだけ積み上がっていくだろう。


なので、昨今さまざまなアプリケーションやサービスがある中、別の方法で同じことを実現できないか。もっというと「固定費がかからない形で運用できる方法はないか」と考え始めました


いろいろと調査し検討した結果、見つけた以下のサービスを掛け合わせることで対応することにしました!


・SIMフリーの超小型スマホのJelly pro

・500MBまで月額無料のnuro 0SIM

・追跡アプリ(無料)のLife360


通っている小学校は、原則スマートフォンなどの機器持ち込み禁止(※別途、申請で許諾される)なので、Life360の追跡アプリ以外のほとんどのアプリを無効化し、ほぼGPS端末に


初期費用は、端末:1万3799円(税込)+SIM発行手数料等:3666円(税込)で合計1万7465円。月額費用は0円(追跡だけの通信量だと月100〜200MB程度なので通信費用は0円)。2年以上使うならサーチ制限もなく一番お得!ということで、この組み合わせにて運用することを決定しました。


実際に使い始めて、最初の設定などに少し手間取ったけど、その山を乗り越えればまったく問題なく、安心して使えています。


実際に利用しはじめて1年経過しました(レビューや注意点について)


超小型スマホと無料追跡アプリを使ったGPS追跡ですが、問題なく稼働でき、1年以上たった今もしっかり運用しています!


スマートフォン側の個別設定がいろいろと必要で、スリープモードになるとバックグラウンド通信をしてくれない問題の原因がしばらく分からず、解消するまでに時間を費やしてしまいました。

それでも解決後はおおむね使い勝手が良く、とても重宝しています。

子育tech


それぞれ設定したことをメモに取っておいたので、大事なことから書いておきます。


▼SIMフリーの超小型スマホのJelly pro

・バッテリーは1日稼働で約半分になってしまうので、毎日充電は必須(バックグラウンド稼働は必須のAndroidシステム以外はLife360のみ)

・Power save manager の設定を変えないとスリープ時にバックグラウンド通信してくれない状態でした(設定→スマートアシスト→Power saveで変更可能)

・DuraSpeedという機能の設定についても、勝手にアプリのバックグラウンド稼働を制限してしまうのでOFFにすることが必要

・使わないアプリのアンインストール&無効化、また画面をパスコードロックすることでペアレンタルコントロール的なことが可能!

・約60gと本当に小さいし軽い!


▼追跡アプリのLife360

・追跡は15〜20分ごとに更新してくれる。リアルタイムではないので、今どこを通ったとか、移動スピードが速いと細かい道までは分からない場合がある(けど、だいたいの把握はできるので機能としては十分)

・無料プランは2箇所のエリア通過の通知設定が可能(現状は自宅と学校の2箇所設定だけで十分なので無料プランで問題なし)

・行動履歴は無料プランの場合、過去2日間の保存が可能(有料だと30日間履歴を追える)


▼500MBまで月額無料のnuro 0SIM

・1日放置で10MB未満の消費。月100〜200MB程度なので、実質ランニング0円で運用可能!

・GPS等の利用において通信速度など何ら問題なし!

育児 アプリ​​​​​​​


いろんなサービスの組み合わせで、もっと子育てを楽しめそう!


育児をテクノロジーで便利にする「子育Tech」(こそだてっく)の2回目の寄稿となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!


今回、紹介したのは我が家の子育Techの1つですが、他にも使わなくなったiPhoneを活用したり、スマートスピーカーと組み合わせて生活を豊かにしていくライフハックをしたりと、いろいろと試しています。

また機会があれば、我が家の子育Techを寄稿させていただけたらと思います。


みなさんもご自身やご家庭で実施されている子育Techがあれば、ぜひ教えていただけたら嬉しいです!

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