【夫婦喧嘩のNG行動】相手を怒らせる原因は「正論」で追い討ちをかけるから?―夫婦間のコミュニケーションのコツ

【夫婦喧嘩のNG行動】相手を怒らせる原因は「正論」で追い討ちをかけるから?―夫婦間のコミュニケーションのコツ

夫婦円満

目次[非表示]

  1. 逃げ道のない「正論」がパートナーを傷つける
  2. 自分の正しさを押しつけないことが夫婦円満のコツ
  3. 夫婦喧嘩を回避するには“言われる側”の対応も大事
特に悪気もなく言った一言で突然パートナーの怒りを買い、険悪なムードになったり言い争いになってしまうのは“夫婦喧嘩あるある”ですよね。

そんな夫婦喧嘩の引き金になりがちなものの一つが、知らず知らずにパートナーを責めるような言い回し

例えば、食器を落として割った時に「またやったの?」「気をつけなよ」、手際よく家事を進められず苦戦している状況での「あ~それじゃダメ」「こうするんだよ」など。いずれも無意識に、また良かれと思って発してしまいがちな一言ですが、言われる方にとってはグサッときて「分かってるよ」「それ以上言わないで」と追い討ちをかけられたような気分になることも…。

失敗した本人がショックを受けて「やっちゃったな」と十分反省しているのに、パートナーに責めるように指摘されて嫌な気持ちになったり逆ギレ状態に──。こうした“夫婦間の追い討ち”をテーマにした漫画がSNSで話題を集めています。その反響からも、似たようなトラブルが家庭生活において日常的に起こりうるものであることが分かります。

逃げ道のない「正論」がパートナーを傷つける

夫婦間で“無意識の追い討ち”となるコミュニケーションがなかなかなくならない原因。それは、言った本人が「自分は正しい」と思っているからではないでしょうか。正論だから「この機会に誤り(失敗)を正さなきゃ」とつい言葉の中身や口調に容赦がなくなり、言われた側がどう感じるか配慮する間もなく瞬足的に発してしまう。もちろん本人は正しいと思っているので「責めている」つもりもない。

とはいえ、理性だけでなく感情でも生きているのが人間。自分のミスを正論で指摘された側にとって、理性では「正しいことを指摘された」と理解できても、感情では「自分が否定されている」というネガティブな印象が拭えず、ひいては「責められている」という気分に…。しかも正論は言われた側にとって逃げ道がないため、よりいっそうイラっとなりやすいのでしょうね。

実は最近、こうした言われた側の気持ちを配慮せず正論を押し付け、相手にストレスを与える行為が「ロジカル・ハラスメント(ロジハラ)」として問題視されています。

自分の正しさを押しつけないことが夫婦円満のコツ

夫婦円満を自認している方たちによると、そのコツの1つに「自分の考え方を押しつけない」ことがたびたび挙げられています。パートナーを一人の人間として尊重し、自分が正しいと思っているやり方や価値観を押しつけない──。そう心がければ、おのずと正論でパートナーを傷つけるようなことは減り、夫婦間で気持ちのいいコミュニケーションが行えるようになるでしょう。

もちろん、相手に言いたいことや明らかに正すべきところがあるのに、争いを避けるために言葉を飲み込んで我慢しなければいけないわけではありません。感情に対して十分ケアした言葉であれば、相手も理性的に受け止めることができるはず。自分が正しいと思うことを伝えたい時は“押しつける”のではなく、まずパートナーの心情を察した上で「こうしてみるのはどう?」と提案してみてはいかがでしょうか。

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夫婦喧嘩を回避するには“言われる側”の対応も大事

とはいえ、いくら追い討ちをかけないよう気をつけていても、自分が正しいと思っていることはつい本能的に口に出してしまいがち。そんな時でも次のSNS投稿のように、逆に“言われる側”の対応次第ではギスギスせず丸く収まることもあるようです。
失敗をすかさず認める。素直に「ありがとう」と言う

たったそれだけで、知らずに追い討ちをかけてしまった側も「ちょっと言いすぎたかな」と気づかされ、「誰でも失敗することはあるし、気にしない気にしない」とおおらかな気持ちになれそうですね。
気心の知れたパートナーとの会話では、投げかける言葉につい遠慮がなくなってしまいがちですが、正論だからこそ相手を追い詰めたり傷つけてしまうこともあります。

また、こうした追い討ちになるような言葉は、大人だけでなく子どもに対しても「また忘れ物したの?」「何回も言っただろ!」など無意識に投げかけてしまいがち。家庭生活を円満に過ごせるよう、受け止める側の感情を配慮し、互いを思いやったコミュニケーションを心がけてみてください。

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