
話題のWEBムービーが教えてくれる「家事シェアの本当の価値」とは
家menでは以前、夫婦で家事シェアについて楽しく話し合える『夫婦が本音で話せる魔法のシート「〇〇家作戦会議」』をオススメしました。今回は、これから作戦会議を実践しようと思っている方に、ぜひご覧いただきたい動画をご紹介します。
皆さんは、夫婦で家事を分担する意味って何だと思いますか?
家事を手際よく済ませるため。家事を相手だけの負担にしないため。もちろん、それも大事なことです。でももしかすると、家事を一緒にすることによって“お互いの気持ちがわかり合えること”に何よりも意味があるのかもしれません。
今回ご紹介するのは、家事シェアをテーマに公開2週間で250万回再生を突破し話題になったあるWEBムービー。P&Gが推進する「家事分担をJOBからJOYへ」プロジェクトの第1弾として制作された「ふたりでわけあうもの」です。
わけあいたいのは、わかりたいから
ムービーに登場するのは、恋をして結婚し子どもを授かった、どこにでもいる平凡な夫婦。恋人時代は何でも分け合っていた2人が、夫婦になり親になって抱えるものが増えていくうちに少しずつすれ違っていく変化や距離感を、過去と現在を交錯させながら描くことで浮き彫りにしていきます。
夫も妻も、仕事に家事に育児にそれぞれ毎日を一生懸命頑張っている。頑張っているのに、いつしかすれ違ってしまった2人は、お互いの気持ちを言葉に出すことなくやり過ごしていきます。
ある日洗い物をしている最中、妻の様子を気にしつつ何もしない夫に、妻が思わず「あなたもたまには家事やってよね」と本音を漏らします。その言葉に夫が「分かったよ」と返事し、キッチンに2人並んで皿洗いを始める。
妻の一言をきっかけに、一緒に皿洗いをする時間を通して「責めてるわけじゃなかった。私の気持ちを分かってほしくて」「気持ちに気づけなくて」という2人の「ごめんね」と「ありがとう」の心の声が重なり、ムービーは幕を閉じます。
「あなたもたまには家事やってよね」という言葉の真意
この誰もが心当たりあるようなやり取りを通じて、P&Gが伝えようとしたメッセージ。それは、家事分担を「作業分担としての家事分担=JOB」ではなく「気持ちまで分け合う家事分担=JOY」として考えようという提案でした。
「あなたもたまには家事やってよね」という妻の言葉は、単に責めているわけではなく、「家のことを一緒にしたい。お互いの気持ちを分かり合いたい」という願いが込められているのです。
妻や家族が笑顔になれるように何かをしたい──。何でも2人で分け合い、何でも協力すれば乗り越えられると思っていた「あの頃」の気持ちを思い出したら、家事は義務やルーティン作業ではなく、2人の心を分け合う大切な時間にもなりそうです。
このホンワカと温かくなれるWEBムービーを夫婦で見て、ぜひ「気持ちまで分かち合う家事」について2人で想いを共有してみませんか。