
【エアコンの掃除】秋の“休止期間”こそお手入れを!嫌なニオイの原因となるカビを退治する3つのポイント
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長かった猛暑も残暑も何とか過ぎ去り、夏にフル稼働したエアコンもしばし一休み…。
でも実は、猛暑を乗り切ったエアコンには汚れがタップリたまっていて、その汚れを放置しておくとカビが繁殖し、エアコンから嫌なニオイが発生する原因になってしまうのです!
これから再びエアコンが大活躍する冬に備えて、“休止期間”である秋のうちにやっておくべきお手入れとは?
その3つの簡単なポイントを、三菱電機 霧ヶ峰PR事務局による解説でご紹介します。
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エアコンのカビ発生のメカニズム
エアコンのカビは空気中のホコリが原因
そもそもなぜエアコンにカビが発生するのでしょう。
エアコンは室内の空気を吸い込み、それを冷やしたり暖めたりして室内に吹き出しています。室内の空気にはホコリやカビ菌が浮遊しているので、それらも同時にエアコン内部に吸い込んでしまいます。
大きなホコリはエアフィルターでろ過して侵入を防げるのですが、微細なホコリやカビ菌はエアフィルターをすり抜けて内部に入ってしまい、風の通り道にある装置に少しずつ蓄積。そうしてたまったホコリをエサにしてカビが繁殖するのです。
ちなみにカビが発生しやすい場所は、冷房運転時空気を冷やす装置である熱交換器、空気を吸い込み風を送るためのファン、吹出し口までの風の通り道(通風路)、そして風向を変えるための左右フラップ、上下フラップなどです。
エアコン内部の多湿で、カビが成長する
夏の冷房運転の停止後、エアコンの内部はまるでお風呂のような多湿の環境になっています。冷房中に冷えて結露した水がエアコン内部の熱交換器やドレンパン(水受け)に残っているので、エアコン内部は湿度が85%以上にもなりカビの成長に適した環境になっているのです。
つまり、カビの成長を防ぐにはエアコン内部を乾燥させることが重要となるのです。
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秋にやっておきたい3つのエアコン掃除
「送風運転」を3〜4時間行い、エアコン内部を乾燥させる
あまり使う機会のない「送風運転」ですが、実はエアコンの内部を乾燥させるのに有効!
冷房運転の後に送風運転を行い、冷房中に結露したエアコン内部を乾燥させることが、実はカビ対策に効果的なのです。夏にフル稼働したエアコンの内部には水分がたまっているので、送風運転で内部を乾燥させてください。
※送風運転機能がないエアコンの場合は、室温が30℃以下の時に、冷房運転でリモコンの設定温度を⼀番高く(三菱エアコンの場合は31℃)設定して3〜4時間運転してください。室温がリモコンの設定温度以下の場合は、室外機が作動しないため送風運転になります。
汚れている場所(熱交換器、ファン、通風路、フラップ等)を拭き掃除
エアコンに汚れがたまるとカビ菌のエサになります。汚れていたらやわらかい布で軽く拭き取り、汚れがひどい場合は水またはぬるま湯を含ませた布をよく絞り、拭いてください。
※お手入れはそれぞれのエアコンの取扱説明書に従って行ってください。
※ご自身での掃除が⼼配な方、掃除がしづらい箇所の汚れが気になる場合は、専門業者にご依頼ください。
エアフィルターなどをキレイに
掃除機で吸い取るか水洗いをして、フィルターのホコリを取ってください。自動お掃除機能がある機種は、ダストボックスにたまったホコリを取り除くお手入れをしてください。
※お手入れはそれぞれのエアコンの取扱説明書に従って行ってください。
室内の空気循環以外にあまり使い道がなかった「送風運転」に、カビ抑制の効果があったなんて意外ですね! 冬場にエアコンを快適に使用できるよう、ぜひ今回ご紹介した3つのポイントを実践してみてください。
また、三菱電機のルームエアコン霧ヶ峰では、ユーザーの悩みの要因の一つであるエアコンのカビに対し、カビのエサになるホコリが付きづらいハイブリッドナノコーティングを開発。また、ホコリを取りにくい細部までお掃除ができるように、フラップまで外すことも可能に。さらにZ・Rシリーズなら熱交換器まで自分でお手入れできます。
冬に備えてエアコンの買い替えを検討しているパパは、こうした性能や使い勝手も検討ポイントに加えてはいかがでしょうか。
【三菱ルームエアコン霧ヶ峰】
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/
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