
台所の油汚れをキレイに掃除する方法!ガスコンロのベトベトや焦げつきをピカピカに
台所で特に汚れが目立ちやすい場所といえば、毎日の料理で使うガスコンロ(IHクッキングヒーター)。
炒め物や揚げ物で飛び散った油や鍋の吹きこぼれは、付着した直後なら濡らした布巾で拭き取るだけで簡単に落とすことができますが、そのまま放置しておくとコンロに焦げついたりベトベトした汚れに…。
そこで今回は、コンロにこびりついたガンコな油汚れなどをキレイに落とす掃除方法をご紹介します。
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ガスコンロの掃除は五徳やバーナーから
コンロの油汚れなどを効率的に落としていくには、五徳やバーナーなど取り外せる部品を外し、汚れがひどい順から手を付けていくのがオススメ。
五徳の掃除方法
ここでは、五徳→天板(トッププレート)→バーナーキャップの順で掃除方法を説明しましょう。
まずは桶やバケツに40℃くらいのぬるま湯を張り、取り外した五徳をしばらく浸します。
汚れが緩んだら、シンクに並べて食器用洗剤やクリームクレンザーを付け、スポンジや古歯ブラシで汚れをこすり落としてください。流水でよくすすいで乾かしたら完了です。
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台所やガスコンロの油汚れが溜まる「天板(トッププレート)」には重曹がオススメ
①で五徳をお湯の中に浸している間に、天板(トッププレート)を掃除しましょう。
天板の掃除方法
ゴム手袋を着用してから油汚れ用洗剤やクリームクレンザーをスポンジ(またはボロ布)につけ、ゴシゴシと汚れをこすりとってください。
スポンジの代わりに丸めたラップでクレンザーをこすりつけるのも、クレンザーの粒子が汚れに直接届いて効果的ですよ。
ただし、研磨剤入りのスポンジや研磨力の高いクレンザーを使うと天板(トッププレート)に傷がつくおそれがあるので、重曹を使うのもオススメ。
粉のまま重曹を振りかけて油汚れになじむまで15分ほど待ち、濡れ雑巾で重曹ごとこすり取ると油汚れをキレイにできますよ。
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ガスコンロはバーナーキャップの掃除もお忘れなく
バーナーキャップが目詰まりすると、点火不良や不完全燃焼の原因になり危険です。
バーナーキャップの掃除方法
バーナーキャップの穴に目詰まりがあれば、つまようじなど細く尖ったものや古歯ブラシで汚れを取り除いてください。
表面の油汚れや焦げつきが気になる場合は、取り外し可能であれば五徳と同じくお湯に浸して汚れを緩ませてから、クリームクレンザーを付けて汚れをこすり落としましょう。
台所のコンロにこびりついた汚れをキレイに落とす掃除方法をご紹介しました。
油の飛び散りや焦げつきによる汚れは、付着した直後に拭き取っておくのが最も簡単で理想的です。とはいえこまめに手入れをする余裕がなく、つい放ったらかしにしてガンコな汚れと化してしまったら、今回ご紹介した方法でぜひ汚れ落としにチャレンジしてみてください。
※洗浄剤やその他の薬品については、商品の取扱説明書きを確認した上で安全面に十分注意してご使用ください
※熱湯でヤケドしないよう十分ご注意ください
■監修者プロフィール
All About「家事・掃除・子育て」ガイド 藤原 千秋
https://allabout.co.jp/gm/gp/31/
大手住宅メーカー営業職を経て、主に住宅・家事まわりの記事執筆やアドバイザーを幅広く務めている。家・子ども・仕事の三つ巴を愉しむ三児の母で、育児経験を踏まえた実践的な視点に定評あり。「この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典」(朝日新聞出版)「ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!!」 (オレンジページ)など著書・マスコミ出演多数。
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