
【家庭料理って何だ?】料理研究家・土井善晴先生のツイートが話題に!“持続可能なパパ料理”のヒント
料理
共働きの妻と分担しながら平日の夜に、あるいは時間に余裕のある休日に、家族へ振る舞うための料理作りに励んでいるパパは少なくないことでしょう。
そんな家庭のパパ料理に付きものなのが、作れる料理が少ないゆえのマンネリや「何を作ればいいか分からない」というレパートリー問題。
後者についてもう少し具体的に掘り下げると、「家庭料理ってどんなものを作ればいいか」「どんな料理を作れば家族がすすんで食べてくれるか」という悩みに尽きるのではないでしょうか。
趣味として楽しむ料理なら“特別な素材を手の込んだ工程で作る”のでも構わないでしょうが、毎日作る家庭料理の場合は、家にある食材(あるいは手に入れやすい食材)で家族を待たせず手際よく作ることができ、また体に負担がなく食べ飽きることのないことのない“シンプル・イズ・ベスト”が優先されます。
とはいえ、シンプルな家庭料理を継続的に作るのは、家で料理を作る機会が少ないまま育った男性には難しいもの。以前、漫画ブログ・イラストレーターの金星さんも家menの連載で「普通の料理を普通に作るのは大変!」と訴えていて、共感したパパも多いはずです。
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そんな悩めるパパたちにとって指針になりそうなもの。それは、家庭料理の第一人者である料理研究家・土井善晴先生の教えです。
毎日継続して作る家庭料理は“適当”がちょうどいい
土井先生といえば、家庭料理のあり方についての持論を独特の柔らかい物腰でズバリ語る“名言”が印象的。
そのメッセージの数々は、SNSで「私の中の土井先生がこう言っている」「心の中の土井先生に従っている」という投稿が多く挙がるほど、家庭料理に励む人たちに勇気を与えています。
そのメッセージの数々は、SNSで「私の中の土井先生がこう言っている」「心の中の土井先生に従っている」という投稿が多く挙がるほど、家庭料理に励む人たちに勇気を与えています。
土井先生のお料理は、ある程度適当でよろしいやん感が、肩肘張って頑張らなくていいよ感が、楽しんで作ってくださいな感が、たまらなく好きです。土井先生の「大きい小さいあるって、そんなん、よろしいやん」って言葉とか、ほんとただの初心者からしたら、料理を楽しむのには必要なものだと思うの pic.twitter.com/OTRvN9hlTl
— かえるちゃん (@frog_nn) February 26, 2019
自家製ベーコンのスープ。
— 石倉力 (@Chikara1112) January 2, 2019
俺の頭の中の土井善晴先生が「もうね、コンソメなんて要らないんですよ。あと塩入れて、仕上げに黒胡椒をパラパラとしたら、もうご馳走ですわ。」と言っている。こういう時は頭の中の先生に従うに限る。そして100%美味しいものが出来上がる。 pic.twitter.com/ryeIAgbnMK
これらのツイートからも推察できるように、土井先生の家庭料理の持論とは「こんなもんでええと思います」「普段からそんな手間かけんでもええです」といった、家庭料理を持続するために必要な“ある程度適当でいい”というスタンス。
不揃いは家庭料理の特権やからね。商品とちがうねんから。
— 土井善晴 (@doiyoshiharu) February 4, 2018
地味にすごい飯テロ、土井善晴先生の「塩むすび」まさかのCMに - withnews(ウィズニュース) https://t.co/SnsUNf26Dd #withnews
あげたまご ゆでほうれんそう
— 土井善晴 (@doiyoshiharu) November 14, 2019
こんぶ おみず おきなわのおみそ
わざわざ買ってきたもんじゃなくて、あるもんを機転でつくるお味噌汁は
ほんまクリエイティブ いつも親達があたりまえにやってることに、創造があるんよ。結果は楽しむ。 pic.twitter.com/86BQVagVks
家庭料理なんて決まったレシピに縛られず、家にあるもので作ればいい。
そして多少失敗して見かけが悪くなっても「ま、いっか」と受け流せばいい。
家族のことを考えておいしい食事を作り、料理を楽しもうという気持ちがあれば十分──。
そう思えると、家庭料理を作るにあたって気持ちが楽になりそうですよね。
そして多少失敗して見かけが悪くなっても「ま、いっか」と受け流せばいい。
家族のことを考えておいしい食事を作り、料理を楽しもうという気持ちがあれば十分──。
そう思えると、家庭料理を作るにあたって気持ちが楽になりそうですよね。