
旬な【アスパラガス】をもっと美味しく!八百屋が教えるアスパラガスの豆知識(選び方・保存方法・レシピ)
料理
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アスパラガスの選び方
アスパラの選び方は「鮮度が大事」や「太い方が美味しい」などありますが、本当のところはケースバイケース。
それでも一般的には、太い物は柔らかく、細い物は味が濃いという傾向が高いようです。
それでも一般的には、太い物は柔らかく、細い物は味が濃いという傾向が高いようです。
というのも、アスパラの太さは土から顔を出した時点で決まっていて、繊維の数、糖度や旨味の分量も実はほとんど同じだそうです。
そのため、太くなればなるほど繊維の間に隙間ができ柔らかく感じ、細くなればなるほど線維同士が近く、しっかりとした食感になります。
そのため、太くなればなるほど繊維の間に隙間ができ柔らかく感じ、細くなればなるほど線維同士が近く、しっかりとした食感になります。
また、一本に含まれる旨味も大きさ問わずあまり変わらないそうで、大きい物は優しい味に、小さい物は旨味をしっかり感じられるようになるようです。
ぜひ、それぞれの大きさや味を生かして食べ比べてみてください!
ぜひ、それぞれの大きさや味を生かして食べ比べてみてください!
アスパラガスのオススメの食べ方:料理はもちろん、生でも!
アスパラ半生ロースト
あまり知られていませんが、鮮度の良い物は生でも食べられちゃいます。
特にホワイトアスパラは日光に当たらず育っているため、皮も柔らかくエグミが少ないので、生っぽさを少し残しながら火入れをする「半生」でのローストもおすすめ。少しの火入れでアスパラの甘味がぐっと引き立ちます。
特にホワイトアスパラは日光に当たらず育っているため、皮も柔らかくエグミが少ないので、生っぽさを少し残しながら火入れをする「半生」でのローストもおすすめ。少しの火入れでアスパラの甘味がぐっと引き立ちます。
アスパラベーコン巻き
グリーンアスパラはさっと茹でて、塩やお好みのドレッシングでいただく定番の食べ方はもちろん、細い物は味を生かして斜め切りにしてドレッシングと和えてラペにしたり、太いものは柔らかさと大きさを生かしてじっくりローストするのがおすすめ。
ベーコン巻きや炒め物にもおすすめです!
ベーコン巻きや炒め物にもおすすめです!
春のアスパラは今が旬! 3月頃に九州から始まり、桜前線と共に北上し、5~6月に北海道から出荷されるまで産地をつないでたくさん出回ります。
今だけの、1年分の力で育った春のアスパラをいろんなメニューにぜひ組み込んで見てください!
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■今回の執筆者
松根 拓乃(株式会社アグリゲート 仕入・卸事業部 バイヤー)
鯉淵学園農業栄養専門学校卒。鯉淵学園では、農作物の知識、栽培方法等、農業、農産物について学ぶ。現在は株式会社アグリゲート 仕入・卸事業部で青果知識・商品知識に長けた生産者と消費者を繋ぐバイヤーとして日々仕入れを行う。以前は、販売事業部にてデリカ・飲食グループのメニュー開発も担当。