
本格的な定番料理を作れるパパになる!東京ガス料理教室「男だけの厨房」体験レポート
家庭で日々パパ料理に励んでいる方たちは、よほどの料理好きでない限り、母親や妻の見よう見まねで料理を覚えた、あるいは必要に迫られて自己流で作っているというケースが多いのではないでしょうか。
かく言う編集部スタッフもその1人。正しい料理の基礎(例えば“塩少々”の“少々”は実際にどのぐらいか?)を十分に理解しておらず、レパートリーもカレーや親子丼など手早く作れるものばかり。
もっとレベルアップを目指したいけど、とはいえ女性で賑わう料理教室に通うのはちょっと敷居が高い…。
そんなパパたちが料理の基礎を気軽かつ楽しく学べる、東京ガス料理教室「男だけの厨房」に編集部スタッフが参加してきましたので、その模様をレポートします。
男性限定&初心者向けだから気軽に参加できる
東京ガスでは、『炎』で作る料理の美味しさや楽しさなどを伝えるため、大正2年から100年以上に渡って料理教室を開催。環境に優しいエコ・クッキングの考え方を取り入れ、温度調節から炊飯まで便利な機能を備えたガスコンロで楽しくスムーズに実習できるのが特長です。
また、一般的な料理教室は連続タイプの講座でしかも入会金が必要となりますが、東京ガス料理教室は一部コースを除いて1回完結型。入会金も不要で、思い立ったタイミングで気軽に参加できるようになっています。
編集部スタッフが今回参加したのは、2019年7〜9月にかけて月1回ずつ開催されている『男だけの厨房「定番料理を作ろう」』の第2回<和食編>。
こちらは名前の通り、料理を楽しみたい男性向けのコース。
これから料理を始めたい男性でもしっかり覚えられるよう、定員20人(2人1組で調理)の少人数制となっていて、包丁の使い方から料理の基礎を丁寧に教えてくれます。
当日の参加者は編集部スタッフも含めて約15名。開催日が週末だったこともあって、20代から60代まで幅広い年代の“本気で料理をマスターしたい初心者”たちが熱意たっぷりに集まっていました。
ちなみに同じテーブルに座った男性に参加理由を尋ねたところ、
「もうすぐ定年なので、家で困らないよう料理を覚えたかった」
「たまたま教室の前を通って覗いたら男性だけのコースで、参加しやすそうと思った」
とのことでした。
揚げ物未体験のパパにも“基礎中の基礎”も分かりやすく指導
今回の教室で作る料理は「串揚げ3種」「干物のおろし和え」「あおさと豆腐のみそ汁(煮干しだし)」の3品。
どれもけっこう本格的な料理だけど大丈夫かな…というこちらの不安を見透かすように、調理指導を務める東京ガス専属講師が「揚げ物はハードルが高く感じるかもしれませんが、揚げたてならではの美味しいメリットをぜひ実感してください」と励ましてくれました。
教室はまず講師が作り方の手本を見せてから、2人1組のグループに分かれて実習という流れ。料理初心者がいきなり3品を最後まで通しで作るのはハードなので、全体の工程を前半・後半に分け、それぞれ手本&実習を進めていきます。
初心者向けの講師の指導はとてもきめ細やか。素材ごとに異なる包丁の切り方という基礎中の基礎はもちろん、煮干しの頭と腹ワタの取り方、揚げ物の卵液とパン粉の効率的なつけ方、揚げ物を油から揚げるタイミングまで1つずつ具体的に解説。
それこそ「塩少々・ひとつまみの少々ってどれぐらい?詳しく教えて!」という理系脳の男性でも、調理の進め方が明確にイメージできる内容でした。
※「塩少々」は親指と人差し指の2本、「塩ひとつまみ」は親指・人差し指・中指の3本でつまむ程度が目安だそうです。
続いて参加者による実習へ。
“料理教室あるある”として、手本の説明内容をいざ実践するとなると「あれ、この工程はどうやるんだっけ?」「次の工程は何だっけ?」とうろ覚えでパニックになりがちですが、「男だけの厨房」では2人1組の実習台ごとにスタッフが付きっきりでフォロー。
大根のかつらむきという“未体験だけど基礎中の基礎”も、そのコツをマンツーマンでレクチャーしてくれました。
また、他の参加者も自分と同程度のレベルの初心者男性なので「頑張らないと置いていかれそう」と焦ることもありません。
こうした安心感は“男だけ”の“少人数”料理教室ならではのメリットですね。
初めての揚げ物、初めての煮干しだし取り…初めて尽くしの調理体験に若干尻込みしながら、未知の領域に足を踏み込むワクワクも体験し、なんとか料理3品が完成しました。
お疲れさまのビールを頂きながら、完成した料理の試食タイム。
気になる味は…煮干しでだしを取ったみそ汁も、揚げたてサクサクの串揚げも、初めて自分で作ったと思えないほど美味しい!
この完成度なら家族にも堂々と振る舞えそう、いや、むしろ食べさせてあげたい。
専属講師&スタッフの丁寧な指導、作りやすいレシピ、そして便利な機能が備わったコンロなどの“お膳立て”があったとはいえ、本格的な料理も「やればできる!」「こうやれば作れる」という達成感と自信が芽生え、パパ料理の階段を1歩さらに上がることができた気がします。
とにかく料理の基礎を身につけたい方、そしてパパ料理のレパートリーを増やしたいという方に、ぜひともオススメしたい料理教室でした。
興味のある方はぜひ参加してはいかがでしょうか。
【東京ガス料理教室】
東京ガスの料理教室では、大正2年の開始以来100年以上にわたり『炎』で作る料理のおいしさ、楽しさ、そして地球環境を思いやりながら料理する大切さもお届けしています。初心者、料理をもっと楽しみたい方、子ども、親子、男性など。和食からパン・お菓子など、多彩なコースをご用意しています。