
汚れ落としのプロが洗濯のコツを伝授!ラクにキレイに洗濯できる「パナソニック縦型洗濯乾燥機」新製品発表会レポート
男女問わず多くの人が「面倒くさい」「手間を省きたい」と悩む家事の筆頭といえば「洗濯」。
汚れをキレイに洗い落とすための労力はもちろん、洗剤や柔軟剤を毎回計量・投入したり、地味に手間が掛かる作業が多いですよね。
そんな洗濯にまつわる苦労をまるごと解消する新製品がパナソニックから誕生!
「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を搭載した縦型洗濯乾燥機「NA-FW100K7」ほか3機種が6月25日から発売されます。
今回は、その気になる性能を説明する新製品発表会の模様を、ゲストとして参加したライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんによる「洗濯のコツ」のレクチャーと併せてご紹介します。
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パナソニック縦型洗濯乾燥機の便利な機能「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」
パナソニックは2017年に業界で初めて“ななめドラム洗濯乾燥機”に液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載。
●いちいち軽量・投入する手間がないから、洗剤・柔軟剤をこぼすことなくスムーズに洗濯できる
●自動計量・自動投入だから、洗剤・柔軟剤の入れすぎや投入のタイミングに失敗することなく、誰でも簡単に洗濯できる
●洗剤・柔軟剤のボトルを置いておく必要がないから、サニタリー空間がスッキリ
こうした自動投入ならではのメリットを体験したユーザーは、使用後のアンケートで約83%が「満足」と評価。
「わずかな手間ながら大幅にストレスが軽減された」
「とにかく洗濯を放っておけるようになった」
「簡単な自動投入のおかげで家族に洗濯を頼みやすくなった」
など好評の声が多く挙がりました。
その一方、洗濯機全体の出荷比率を見ると、洗浄力への期待や設置スペースの都合もあり、ドラム式より縦型が依然として圧倒的な割合を占めています。
そこでパナソニックは、これまでドラム式で好評だった「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を、利用者が多い縦型洗濯乾燥機にも搭載し、次のような特長を備えた新製品を完成させたのです。
特長1 液体洗剤・柔軟剤の自動投入
液体洗剤や柔軟剤を自動投入用タンク(詰め替え用パウチ1本分)に入れておけば、洗濯のたびに適量を自動で計量・投入してくれるので、不慣れな人でも手順を間違うことなく簡単に洗濯できます。
また、タンクの窓から洗剤液の残量が見えるようになっていて、補充のタイミングを確認しやすいのも便利です。
特長2 泡洗浄&パワフル立体水流
ユーザーが縦型洗濯機に求める「洗浄力の高さ」へのニーズを満たすため、パナソニック独自の「泡洗浄」を採用。
洗剤は泡立てると界面活性剤が密集し、汚れにアタックする面積が多くなる=より浸透しやすくなるため、繊維の奥の汚れも洗い落とします。
従来タイプ(写真左)と比べると、新型パルセーター(写真右)の大きさがよく分かります
また、従来品よりも大きなパルセーター(洗濯機の底にある回転翼)を採用し、パワフルな立体水流を実現。
大きな水流のうねりによって全体をしっかり撹拌させることで、衣類を上下内外に動かしムラなくキレイに洗うことができるのです。
特長3 フレームレスのガラストップふた
「主張しすぎず、サニタリー空間に調和するデザイン」というこだわりの下、金具などの凸凹を抑えたフレームレスのガラストップを採用。
傷がつきにくく軽い力で開け閉めができ、しかもフラットだからお手入れもしやすい、スタイリッシュな見た目と使いやすさを両立したデザインとなっています。
お洗濯マイスターが、すぐに実践できる「洗濯のコツ」を伝授
新製品の紹介に続いて、お洗濯マイスターの大貫さんが「汚れ落ちがアップする洗濯のコツ」をレクチャー。
多くの人が意外と誤りがちな“洗濯のNG行為”を例に挙げながら、誰でもすぐに実践できるシンプルなポイントを次のように解説してくれました。
Point.1 洗剤量・柔軟剤量は適量を使用する
ライオンが全国の主婦に尋ねた調査によると、約4人に1人が「洗剤を多めに入れる」と回答。
でも実は、洗剤を多くしたからといって洗浄力が上がるわけではなく、むしろ泡切れが悪くなるためすすぎが長くなり洗剤・水・電気のムダになるだけです。
かといって洗剤が少なすぎると、洗浄力が弱くなって汚れ落ちが悪くなるので、キッチリと適量を守ることが重要。
その点、今回の新製品のように自動投入機能を搭載した洗濯機だと、洗剤を計量する手間も適量を守る習慣も機械にお任せできますね。
Point.2 詰め込み洗いはしない
家族の人数が多い家庭や、週末にまとめて洗濯するという共働き世帯では、ついつい洗濯槽の容量ギリギリまで衣類を詰め込んで一度に洗おうとしがち。
でも、容量の10割で洗った場合、下部と比べて上部の衣類の汚れ落ちは3〜4分の1まで低下します。
ギッシリ詰め込みすぎると洗濯中に衣類が撹拌されず、その結果ちゃんと洗浄できなくなるので、洗濯槽の容量の6〜7割(洗濯槽の銀色の部分が5cmほど見えるのが目安)で洗うのが最適です。
Point.3 洗濯ネットを上手に使う
衣類の損傷を防止するために洗濯ネットを使う際「衣類の枚数・サイズ・入れ方を細かく考えず、とりあえず適当に入れて洗う」という方もいるでしょうが、それらは汚れ落ちを悪くするNGな洗い方です。
まず洗濯ネットは衣類のサイズに合ったもの(例えばワイシャツなら30cm×33cmの中サイズ)を使用。
衣類の重なり部分が多いほど洗浄力が落ちるので、洗濯ネット1枚につき衣類は1枚。
さらに1枚ずつたたんで入れると、洗浄力アップはもちろん洗濯後の衣類のシワ軽減にも効果がありますよ。
洗濯にまつわる素朴な疑問にプロたちがズバッと回答
さらに続いて、お洗濯マイスターの大貫さんとパナソニックの商品技術担当者が、洗濯にまつわる素朴な疑問をテーマに語るトークセッションへ。その中から、特に気になる解説内容をピックアップしてご紹介します。
Q. 洗濯機を選ぶなら縦型とドラム式のどっちがいい?
一般的に「縦型の方が洗浄力は高い」というイメージがありますが、実際はいずれもほぼ同等の洗浄力なのだとか。あえて言うなら、縦型は泥汚れに、ドラム式は皮脂汚れに強い傾向にあるそうです。
洗浄力がほぼ同等なのであれば、乾燥機能をよく使う家庭はドラム式、逆に乾燥機能をあまり使わなかったり設置スペースが狭めな場合は縦型を選ぶという選択基準もアリですね。
Q. 泥や皮脂などしつこい汚れに効果的な洗い方は?
衣類についた泥汚れをしっかり落とすには、洗濯前の前処理が有効。
ただしその際、水でゴシゴシ洗ってしまうと汚れを衣類に押し込めることになるので、汚れの部分に液体洗剤を塗布するのがオススメだそうです。
また皮脂汚れも同様に、気になる部分に液体洗剤を塗布してから洗濯すると効果的。さらに酵素入り洗剤の場合、洗浄する水の温度が高いほど汚れが落ちやすくなるそうですよ。
Q. 洗濯機のカビ汚れなどを防ぐオススメのお手入れ方法は?
「槽洗浄コース」搭載の機種なら月に一度は同コースを使い、さらに洗濯のたびに自動で洗濯槽のお手入れをする「自動槽洗浄」をこまめに行うよう推奨していました。
また、衣料用洗剤の中には「トップ ハイジア」など洗濯槽の菌の住みかとなるバイオフィルムまで分解・除去できるタイプがあるので、そうした洗剤で洗濯するとお手入れが楽になるそうです。
なお、洗濯槽の中に洗剤が残ったままだとカビの原因になるので、洗剤の適量を守るのはお手入れの観点からも必須とのこと。
その点、パナソニック縦型洗濯乾燥機のように自動計量・投入タイプの洗濯機なら安心ですね。
「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を新たに搭載したパナソニック縦型洗濯乾燥機と、汚れ落としのプロが解説する「洗濯のコツ」をご紹介しました。
面倒な手間を省いた使い勝手と高い洗浄力を両立したパナソニック縦型洗濯乾燥機があれば、毎日の洗濯にまつわるストレスから解放され、夫婦で家事シェアを実践しやすそうですね。
今回ご紹介した「洗濯のコツ」も上手に活用し、快適な生活に役立ててみてください。
「パナソニック縦型洗濯乾燥機」製品情報
品名 縦型洗濯乾燥機
品番 NA-FW100K7(洗濯10kg・乾燥5kg)
NA-FW90K7(洗濯9kg・乾燥4.5kg)
NA-FW80K7(洗濯8kg・乾燥4.5kg)
メーカー希望小売価格 オープン価格
発売日 2019年6月25日
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