ワイシャツに肌着は必要? 透けないインナーを選ぶポイント

ワイシャツに肌着は必要? 透けないインナーを選ぶポイント

洗濯

目次[非表示]

  1. 「ワイシャツの下にインナー」はマナーの一つ
  2. ワイシャツの下から透けないおすすめの色は?
  3. インナーにおすすめの形は?
  4. インナーにおすすめの素材は?
  5. まとめ

「ワイシャツの下にインナー」はマナーの一つ

ワイシャツの下にインナーを着るかどうか…日本で古くから議論になることが多いこの問題。

スーツとワイシャツという文化を生み出した欧米においては、基本的にワイシャツは肌着として認識されています。特にヨーロッパ圏においては、どちらかというとワイシャツの下にインナーを着ることはマナー上好ましくなく、素肌の上から直接着用するのが好ましいとされています。

こういった認識から、日本でもワイシャツを着る際にインナーを着るのはマナー違反と提唱されることがあるのです。しかし、基本的に日本国内ではワイシャツの下にインナーを着るのが、ビジネスマナー上では好ましいとされています。

また、湿度の低い欧米地域に比べて、日本は湿度が高く、季節によっては非常に蒸し暑くなります。そのため、汗をかきやすく、ワイシャツが透けて素肌が透けてしまうことがあるのです。いくら本場ではマナーといわれても、気になる方もいるかもしれません。

そこで本記事では、ワイシャツの下に着るインナー選びのポイントをご紹介します。

ワイシャツの下から透けないおすすめの色は?

ワイシャツの下に柄物のインナーや、濃い色のインナーを着てしまうと、汗をかいていなくてもワイシャツの下のインナーが透けて見えてしまいます。

一般的にワイシャツの下に着るインナーは白色が基本となっていて、ワイシャツと並んで販売されるインナーの多くは白色であることが多いようです。

ただ、白色のインナーを一度でも着たことがある方は、意外に白のインナーは透けて見えてしまいやすいと感じませんか? 日本人の肌と真っ白なインナーはトーンが合わないことから、非常に透けやすいのです。

できるだけ透けないようにするためには、肌の色とインナーの色味やトーンを合わせる必要があります。つまり、肌色に近いベージュや、目立ちにくいグレー、特にライトグレーなどのインナーを着用すると、ワイシャツを着ても透けて見えづらくなるでしょう。

しかし、ベージュのインナーというと、なかなか手を出せないという方も多いです。そのため、ライトグレー系のインナーの方が、挑戦しやすいかもしれません。

インナーにおすすめの形は?

ビジネスマナーを踏まえた上でおすすめのインナーとして挙げたいのが、半袖の丸ネックTシャツとVネックTシャツ。

長袖にしてしまうと、冬はいいのですが夏は非常に暑くなります。半袖であれば、オールシーズン着用できるので使い勝手が良いでしょう。

ネック部分はできる限り深いタイプのものを選んでみてください。

ボタンをすべて留めてネクタイを着用するのであればあまり気にならないかもしれませんが、近年は1年の半分がクールビズであることからノーネクタイが推奨されています。ノーネクタイの場合は一番上のボタンを外すことが多いため、ネックが浅いとインナーが見えてしまうおそれがあるでしょう。

また、半袖ではなくノースリーブやタンクトップのシャツを選択する方もいますが、ビジネスマナー上あまりおすすめできません。袖がないので、涼しくなるというメリットがありますが、汗をかいてしまうとワイシャツの脇の部分に染みができてしまうおそれがあります。

せっかくインナーを着用しても、相手に不快感を与えてしまっては意味がありません。できるだけ半袖タイプを選ぶことがおすすめです。
15 件