【臨時休校&テレワーク対策】家族の時間割を作って生活リズムを整えよう

【臨時休校&テレワーク対策】家族の時間割を作って生活リズムを整えよう

家族のライフスタイル

目次[非表示]

  1. 「家族の時間割」のメリット
  2. 「家族の時間割」の作り方
    1. 登校・出社時間に間に合うよう起床する
    2. 会社や学校の開始時間に合わせて活動をスタート
    3. 集中して取り組みたい予定は午前に組む
    4. 昼間に息抜きタイムを設けて子どもと交流
  3. みんなの「家族の時間割」アイデア
    1. アナログ時計の絵を組み合わせる
    2. 家族みんなの時間割を1枚にまとめる
新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国の小中高校が一斉休校となり、これまで学校に通うため規則正しく過ごしていた子どもたちの生活リズムが乱れている家庭も少なくないのでは? また、テレワーク(在宅勤務)に移行して出社する必要がなくなった大人も、気が緩んでしまいつい寝坊したり仕事のオンオフが曖昧になったりしていませんか。

そんなグダグダになりがちな臨時休校&テレワーク中の生活を「これはいかん!」と危機感を抱いている方たちにぜひオススメしたいのが、「家族の時間割」の作成です。

「家族の時間割」のメリット

家族の時間割を作る最大のメリットは、各自が行動の指針となるスケジュール表に沿って規則正しく生活しやすいこと。時間帯ごとの予定が明確に分かることによって、やるべき行動や開始・終了の時間を習慣化しやすくなり、生活にメリハリが生まれます。また、予定が決まっていると子どもから「次何すればいい?」と尋ねられることがなく、パパママのストレス軽減にもつながるでしょう。

さらに、時間割を作ることは「1日のうちにやるべきこと」と「それを行うにはどう時間を割り振るのが効率的か」を改めて見直すきっかけになります。そうした生活の見直しによって、自由に使える時間を正確に把握できたり、逆に「やる必要のないこと」「他の人やサービスに頼れること」などの仕分けも可能となり、1日をより有意義に過ごしやすくなるはず。

また、パパママや子どもの予定を「家族の時間割」という共通の時間軸で組めば、家族で一緒に過ごす団らんタイムを作りやすくなり、さらに「この時間は子どもにお手伝いをしてもらおう」「この時間の家事はパパが担当しよう」といった家庭の一員としての行動も各自に任せやすくなります。在宅する人が増えることで普段より多くなってしまう家事を、家族で協力し合いながら分担できれば、普段とはペースが異なる家庭生活のストレスも軽減できそうですね。

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「家族の時間割」の作り方

いざ時間割を作るとなると具体的なイメージがすぐに湧きづらいかもしれませんが、まずは学校や会社に通っている時の「規則正しい1日のスケジュール」を思い浮かべてください。そして、普段外で行っている行動を在宅バージョンにアレンジし、必要に応じて項目を追加・削除しながら時間割にまとめてみましょう。

登校・出社時間に間に合うよう起床する

規則正しい生活は早寝早起きから始まります。朝は学校や会社に通う平日ぐらいの時間に起き、家族みんな揃って朝ご飯を食べると気持ちよく1日をスタートすることができますね。

通勤・通学がなくなって空いた時間は、食器の片づけ・掃除・ごみ捨てなどの家事、あるいは新聞や本を読むなどの自由時間にあてるといいでしょう。

会社や学校の開始時間に合わせて活動をスタート

テレワークや自主学習の開始時間は、普段から習慣になっている始業時間や1時限目が始まる頃に設定するのがオススメ。

授業の合間に休憩が挟まれるように、45分間ほど仕事や勉強を続けたら15分程度体を休めてみてください。そうすると1時間サイクルで予定を組みやすくなるし、集中力も持続しやすいはず。学校のチャイムを指定時刻に鳴らすアプリを活用すれば、より規則正しく予定を遂行できそうですね。

集中して取り組みたい予定は午前に組む

一般的に人間の脳は午後より午前の方が活発に働く傾向にあります。なので、子どもの自主学習は午前をメインに組むのがオススメ

塾や学校から出されている課題の量にもよりますが、自主学習はトータル3~4時間もできれば十分。あとは自由時間やお手伝いタイムに割り当てるといいでしょう。

昼間に息抜きタイムを設けて子どもと交流

普段の平日は夜遅く帰るため子どもたちと十分に交流できないパパは、昼間に長めの息抜きタイムを設けて、ここぞとばかりに子どもたちと散歩やお家遊びをしてみましょう。ダンスや体操など体を使った遊びを取り入れたら、外出自粛による運動不足の解消にもつながりますよ。

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みんなの「家族の時間割」アイデア

最後に、SNSで報告されている各家庭の「家族の時間割」アイデアをご紹介します。時間割表の作り方やスケジュールの組み方の参考にしてください。

アナログ時計の絵を組み合わせる

子どもがまだ小さいうちは、予定の開始時刻が数字だけで書かれていてもイメージしづらいかもしれません。自宅の壁にアナログ時計を設置している家庭は、時間割表に時計の針のイラストでそれぞれの開始時間を示すようにすると、時間割の予定を自主的に進行できそうですね

家族みんなの時間割を1枚にまとめる

パパママや子どもの時間割を1枚の同じ表にまとめると、共通の予定を書き込むことで家族の一体感を実感でき、またお互いの予定が把握しやすくて便利。「パパのお仕事が終わる〇時に遊びに誘おう」「料理の時間に子どもがちょうど自由時間だからお手伝いを頼もうかな」と、それぞれのやるべき行動を妨げることなく交流を図ることもできますよ。
時間を自由に使える臨時休校&テレワーク中の生活をダラダラ過ごさないようにするには、行動の指針となる時間割表を作ることによって生活リズムを保つことが効果的。また、それぞれの予定に時間を割り振ることで、限られた時間を有意義に過ごすという“時間の質”のアップも期待できます。

勉強する時は勉強、仕事する時は仕事、そして遊ぶ時は遊ぶ…とメリハリをつけ、外出自粛中の平日の生活を元気に乗り切っていきましょう。