七五三はいつ、どうやるの? 男の子と女の子との違いや年齢、服装について解説!

七五三はいつ、どうやるの? 男の子と女の子との違いや年齢、服装について解説!

ライフスタイル

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  1. 七五三の年齢は男女でどう違う?
  2. 七五三の着物や髪形は?(男の子)
    1. 着物のルールやおすすめ
    2. 髪型のルールやおすすめ
  3. 七五三の着物や髪形は?(女の子)
    1. 着物のルールやおすすめ
    2. 髪型のルールやおすすめ
    3. 服装はレンタル?購入?
子どもの成長を祝う大切な行事「七五三」。その祝い方や服装について、男の子と女の子とで、また年齢によって違いがあることをご存じですか?

子どもの性別や年齢に適したお祝いをしてあげられるようパパママが知っておきたい知識を、All Aboutで冠婚葬祭ガイドを務める中山みゆきさんに解説してもらいます。

七五三の年齢は男女でどう違う?

Q.七五三は何歳で行いますか?

「昔、男子は数え年の3歳と5歳、女子は3歳と7歳で祝いましたが、現在では満年齢で男子が5歳(だいたい3歳ではしない地域が多い。ルールは決まっていませんが地方によって3歳もお祝いする場合もあります)、女子が3歳と7歳でお祝いすることが一般的になっています」

七五三の着物や髪形は?(男の子)

着物のルールやおすすめ

Q.七五三での男の子の服装は?

「着物と羽織・袴が正式な装いですが、別にこだわることはありません。ただ和装姿を見られる機会はめったにありませんので、着てみる価値はあるかもしれません。ですが日常的に着物を着ていた昔とは違い、慣れない和装姿。特に男の子は動きが活発ですので、じっと我慢ができないことがあると思いますので、洋装の方が無難かもしれません。それぞれのご家庭の考え方でよいと思います。

洋装の場合のスーツは、着物と違い動きやすいことです。また後に入学式で着られることを考えるとスーツを買うメリットはあります。最近ではスーツを着る男の子が増えているそうです」

Q.5歳の男の子が着物を着る際のルールやおすすめは?

「5歳の七五三は、「袴着(はかまぎ)」という5歳男児のお祝いで、初めて袴を着ける儀式です。現在ではその年齢にあたる子どもに晴れ着を着せ、神社へ参詣し、子どもたちの成長を感謝するとともに、今後を祈願する儀礼となりました。

<服装のポイント>
・羽二重の五つ紋付のし目模様、また色紋付の長着とそろいの羽織を合わせる
・下着は白羽二重(しろはぶたえ)の比翼仕立て(ひよくじたて)
・袴は黒・紺・茶の無地か、のし目模様のある羽織、仙台平の派手な稿柄
・畳表の草履。最近は、のし模様など華やかな色柄を選ぶ場合も
・白い扇子、守り刀を身につける
・羽織には勇ましい鷹、兜、武者などの絵柄が、袴には縞柄の仙台平などが好まれる

Q.3歳で男の子の七五三を祝う場合、服装のルールやおすすめは?

「3歳の七五三は「髪置き(かみおき)」といい、もう赤ん坊ではないという意味から、男女ともずっと剃っていた頭髪をこの日から伸ばし始めることを祝う儀式です」

<服装のポイント>
・羽二重(はぶたえ)のし目模様の紋付二枚襲(かさね)にへこ帯、袖無し羽織
・鼻緒のついた平底の和装履物など
・一般的にお宮参りの「のしめ」を転用する場合が多い

Q.男の子の履物で注意しておくべきポイントは?

「履きなれない草履やぽっくりなどは、あらかじめ履き慣らしておけばよいかもしれません。子どもにとってはとても苦痛で疲れてしまいます」

髪型のルールやおすすめ

Q.七五三での男の子の髪型は?

「髪型は前髪をすっきりさせると、表情もよく分かり明るいイメージになります。ワックスなどを利用して前髪を立たせてみます。長めの髪ならワックスを使い、クシュクシュっとパーマっぽくしてみてもよいでしょう。これなら多少動き回っても崩れません。また短髪や坊主スタイルも可愛いものです」
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