【子どもあるある】おもちゃの電池が切れると子どもが不機嫌に!家庭やおでかけ時に注意したい電池クライシス

【子どもあるある】おもちゃの電池が切れると子どもが不機嫌に!家庭やおでかけ時に注意したい電池クライシス

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 子どもがいる家庭では頻発!?「電池クライシスは6回以上経験」が半数
  2. おもちゃの電池が突然切れてギャン泣き!電池のストック切れも要注意
  3. おもちゃに適した乾電池の選び方
クリスマスプレゼントとして子どもたちが楽しみにしているものといえば「おもちゃ」。

すでにお目当ての人気商品を無事にゲットできたから、あとはプレゼントを渡すだけ──と安心しきっていると、手痛いトラブルに遭遇するかもしれません。それは、長時間の使用などによって乾電池が消耗し、子どものおもちゃが突然電池切れしてしまうトラブルです。

なんだ、電池切れか…と侮るなかれ! パナソニックが行った調査によると、おもちゃの電池切れが起きた時の子どもの反応から、思わぬ騒動が巻き起こっているようなのです。

そこで今回は、同調査から明らかになった「電池クライシス」の実態についてご紹介します。

子どもがいる家庭では頻発!?「電池クライシスは6回以上経験」が半数

まず、事前調査で「過去に子どものおもちゃが電池切れを起こした経験があるか」という質問に対して、10歳未満の子どもを持つ親の89%が「ある」と回答。

また本調査において電池切れ=電池クライシスの回数を尋ねたところ、「6回以上」経験している人が全体の約半数(47%)に。「10回以上」という回答も4割近く(35%)に達し、電池クライシスが頻繁に発生している様子がうかがえます。

(画像提供:パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部)

「じゃあ、電池が切れそうになったら交換すればいいじゃないの?」と思うかもしれませんが、今回の調査で「音が小さくなる、光が弱くなるなどの予兆が特になく“いきなり”電池が切れてしまった経験があるか」を尋ねたところ、51%が「ある」と回答。電池クライシスは何の前触れもなく急に発生するおそれがあるのです

なお、親にとって心当たりがある電池クライシスの要因について聞いたところ、「子どもが気に入ったおもちゃで長時間遊ぶ(83%)」「子どもがおもちゃのスイッチを切り忘れる(77%)」「電池の寿命(76%)」が上位に。また「おおよそ感じる電池の寿命」を聞くと、体感としては「~3カ月くらい」という回答が46%と半数近くにのぼっています。

おもちゃの電池が突然切れてギャン泣き!電池のストック切れも要注意

次に、電池クライシスが起きた時の子どもの反応を聞くと、「不機嫌になる」「おもちゃへの関心を失う」が双璧でそれぞれ3割以上。次のような、不機嫌が治らずギャン泣きやイヤイヤに発展し苦労したというエピソードも集まりました。

「新幹線のおもちゃの電池がなくなった時、大泣きしておもちゃを投げた」(37歳)
「怒り出し、おもちゃを蹴ったり投げたりして、他のものを与えても機嫌が直らず大変だった」(40歳)
「急に音が出なくなって不機嫌に。電池を交換すればまた使えると説得してもイヤイヤを繰り返す始末…」(41歳)
「出先で電池切れになり、動かないおもちゃに子どもはがっかり。新しいものをねだられ、仕方なく購入した」(38歳)

(画像提供:パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部)

また、電池クライシスによる子どもの不機嫌をエスカレートしかねないのが、自宅に電池のストックがないケースです

「子どものおもちゃの電池クライシスが起きた時、自宅に電池のストックがなく、すぐに交換できなかった経験はありますか?」という質問に対して約8割が「ある」と回答。「電池切れで泣き出し、ストックがなかったのであわてて別のおもちゃの電池と取り換えた」(37歳)など、急な対策が必要になったという声も挙がりました。

年末年始の帰省にお気に入りのおもちゃを持っていき、移動中や実家で遊び続けているうちに電池切れ…なんて事態も予想されるので、電池の予備など対策を練っておく必要がありそうですね。

おもちゃに適した乾電池の選び方

電池にはいろいろな種類がありますが、ではおもちゃにはどんな電池を選べばいいのか? そのためには、電池の特徴と適性を知る必要があります。

パナソニックのHP「電池なるほどアカデミー」によると、電池の中でも安価なマンガン乾電池は休ませると回復する性質があるので、懐中電灯などのように時々使うもの、リモコンなど短時間繰り返し使うものに適しています。

一方、アルカリ乾電池はマンガン乾電池よりも大容量で電圧低下が少ないので、強力ライトなど大きな電流で使うものや、ラジオなど連続して使うものにオススメなのだとか。つまり、おもちゃ用の電池としては、マンガン乾電池よりアルカリ乾電池の方が適しているのです

ちなみに、アルカリ乾電池よりもさらに大きな電流を使えるリチウム乾電池やニッケル水素電池(充電池)は、デジタルカメラなどの長時間使うモバイル機器にオススメとのことです。
家庭で頻繁に起きている電池クライシスを防止するためには、長持ちする電池を常備しておくことが大切。

クリスマスプレゼントでもらった直後は特に、子どもたちがおもちゃで長時間遊ぶことが予想されます。子どもがお気に入りのおもちゃをご機嫌で遊べるよう、おもちゃに適した電池を選び、そして自宅や帰省先でストックを切らさないようお気を付けください。

【調査概要】
・調査対象:事前調査 10歳未満の子どもがいる20~40代女性 4,186名
 本調査 10歳未満の子どもがおり「電池クライシス」を経験したことがある20~40代女性 500名
 ※年代別均等割付
・調査期間:2019年10月11日(金)~10月16日(水)
・調査方法:インターネット調査