練習嫌い努力嫌いを変えた父親の言葉~ラジオパーソナリティ光邦インタビュー【Part2】

練習嫌い努力嫌いを変えた父親の言葉~ラジオパーソナリティ光邦インタビュー【Part2】

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  1. 練習は嫌いだった
  2. 「並」でいいんだよ
  3. レールは敷かない
FMヨコハマの朝の情報ワイド番組「ちょうどいいラジオ」のパーソナリティとして人気を集める光邦さん。前回は二人の娘さんとの仲良しぶりや子育てのこだわりを聞きましたが、今回はそんな光邦さんのルーツに迫ります!
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練習は嫌いだった

―光邦さん自身はどんな子どもだったんですか?

もう、やんちゃ全開でしたね。

いたずらもたくさんしたし、塀とか高いところに登っては落ちて(笑)。
飛び出して車にひかれたり…とにかく大人をハラハラさせる子どもだったので、たくさん叱られました。

体を動かすのは好きだったので、スポーツはいろいろやりました。
水泳、剣道、サッカー、テニスなどなど。ただ、練習は嫌いでした。自分としては“スポーツは楽しむもの”だから(笑)。苦しい練習をたくさんして力をつけていきたい、という感じではなかったんです。

だから、いつも実力はある程度で頭打ち。当然ですが、ものすごく上達するということはない。試合でもレベルの高いところまで行くと勝てなくなる。そうすると、父親に言われるんです。「負けて悔しくないのか?」って。これは本当に何度も言われた。

でも、正直なところ悔しくないんですよ。試合で負けても、相手は自分ができないことができるわけで、純粋に「すごい」と思っちゃう、拍手を送りたくなっちゃう。だから練習も努力もしないんでしょうね。

「並」でいいんだよ

―お父さんはどういう人なんですか?

とにかく厳しい人でした。よく「男らしく」とか「男として」みたいなことをずっと言われました。「男のくせにピーピー泣くなっ」とか、ケガをすれば「男の勲章だ!」とか。思春期の頃は「男のくせにニキビも出来ないのか!」とか、もう散々(笑)。

いろいろ言われましたけど、恥ずかしくてよく覚えているのは「並でいい」って一言。練習が嫌いなくらいですから、当然勉強もしない。高校生の頃、遊びほうけていてすごく成績が悪かったのを見かねて父親がポツリと言ったんです。

「俺が一度でも光邦に勉強しろって言ったか? 『並』でいいんだよ、『並』で。」

確かに勉強しろって言われたことはないですし、何より「あー俺は『並』にも届いていないのか…」と思ったら情けなくて(笑)。そこからですね、ある程度ちゃんとやるようになったのは。

一方で、母親には、叱られた以上にほめられたと思います。

ほんの小さなことでも必ずほめてくれるんです。お風呂の掃除をすれば「ありがとう助かるよ」ご飯を全部食べたら「えらいね」みたいに。で、また調子にのりやすいタイプなので、それが嬉しくてまたやる、という感じでしたね。

レールは敷かない

―そういう両親の教えが今の子育てに影響していますか?

すごく影響していると思います。

自分は「プレッシャー」というものを親からまったく受けていないので、やはり子どもたちにも「勉強しなさい」とか「いい大学へいきなさい」なんて圧はかけません。

両親は、人として大事なところを踏み外さなければ、自分の人生なんだから好きにしなさい、プレッシャーをまったく与えないいわゆる放任主義でした。

だから、今まで進路とかそういうものは全て自分で選んできました。自分で選ぶと、人のせいにできないから、自分で責任が取れるんですよね。だから納得して進んでいけるんです。

娘たちにアドバイスはしますがレールは敷きません。
だって僕の人生ではないから。娘達が決めればいいんです。失敗をしながらね。
ここでは書き切れないくらいたくさんの叱られた経験を聞かせてくれた光邦さん。でもそういう時に叱ってくれた両親がいたからこそ、今があると感慨深げにお話しを聞かせてくれました。

次回は、ラジオパーソナリティになった経緯を伺います!
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光邦
1976年東京都生まれ。
専門学校を経て20歳の時にラジオパーソナリティとしてデビュー。以来、20年以上にわたってラジオを通じて様々な発信をし、リスナーの心に寄り添い続けている人情派。現在はFMヨコハマで月曜から木曜の朝6時から放送中の「ちょうどいいラジオ」でDJを担当する朝の顔。

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