
【オンライン座談会開催】テレワーク&休校中に家族と自宅でどう過ごしてる?“パパ友”が本音やアイデアを話し合いました
ライフスタイル
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外出自粛、テレワーク、一斉休校…新型コロナウイルス感染拡大による影響は一般家庭にさまざまな形で及んでいます。普段とはリズムや勝手が異なる生活に戸惑いストレスを感じる中、「よそのパパたちはどのように在宅時間を過ごし、家族と向き合っているのか」と気になりませんか?
ニュースではなかなか取り上げられない等身大のパパライフを知るべく、家menでは読者コミュニティ「パパ友」のメンバーによるオンライン座談会を開催! 当日飛び出したさまざまな意見の中から、特に興味深かったアイデアをピックアップしてご紹介します。
ニュースではなかなか取り上げられない等身大のパパライフを知るべく、家menでは読者コミュニティ「パパ友」のメンバーによるオンライン座談会を開催! 当日飛び出したさまざまな意見の中から、特に興味深かったアイデアをピックアップしてご紹介します。
生活環境の異なるパパたち14人がZoomで集合
オンライン会議ツール「Zoom」を使用した座談会に参加したのは、仕事も家族構成も異なる全国各地のパパ友14人(途中出席・退席者含む)。平日夜の開催ではありましたが、家事育児や仕事の合間を縫って時間を確保してくれました。
座談会のテーマは大きく分けて「在宅生活を楽しむ方法」と「家族との付き合い方」の2つ。ブレイクアウトルーム機能で参加者を3グループに振り分け、各グループで交わされたトーク内容を後ほどメインルームで全員が共有するという形で進行。
座談会のテーマは大きく分けて「在宅生活を楽しむ方法」と「家族との付き合い方」の2つ。ブレイクアウトルーム機能で参加者を3グループに振り分け、各グループで交わされたトーク内容を後ほどメインルームで全員が共有するという形で進行。
よそのパパと会話できる貴重な機会ということで、議題以外にも「皆さんの家では〇〇をどうしてますか?」と質問が挙がってトークが盛り上がっていました。また、時々子どもが興味深そうに乱入したり、参加者が家の用事で中座するなど、パパ座談会らしい一幕も。
在宅生活を楽しむアイデア
Zoomで友人・知人とオンライン飲み会&食事会
Zoom等で「オンライン飲み会」を開催するのが巷で流行っていますが、テレワークで一人黙々と仕事しストレスがたまりがちなパパ友の皆さんも同じように活用しているとのこと。ただし、自宅だとパソコン部屋からドアやふすま越しに声が筒抜けとなり「飲みながら気軽にしゃべれない」という不満の声も。
一方、パパらしいアイデアだなと感心したのが、仲のいい家族ぐるみで行う「オンライン食事会」。5家族ほど参加してZoom上で一緒に食事するというものですが、子どもも交えることで楽しく賑やかな時間を過ごせるのだとか。しかもオンラインだから、遠方に住んでいて普段なかなか会えない友人と手軽に交流することもでき、いいことづくめですね。
一方、パパらしいアイデアだなと感心したのが、仲のいい家族ぐるみで行う「オンライン食事会」。5家族ほど参加してZoom上で一緒に食事するというものですが、子どもも交えることで楽しく賑やかな時間を過ごせるのだとか。しかもオンラインだから、遠方に住んでいて普段なかなか会えない友人と手軽に交流することもでき、いいことづくめですね。
家族みんなで調理と食事を楽しむ
大人も子どもも基本的に在宅中心の生活において、「せっかく家族が一緒にいるのだから、共通の時間を楽しく過ごしたい」とポジティブに考えているパパが多数。
具体的な実践例として挙がっていたのが「ランチにバーベキュー」や「ホットプレートでホットケーキやたこ焼きを作る」など参加型メニューの料理で楽しむこと。子どもが一緒に調理できると、作る過程も楽しめるから食事の時間がいっそう充実しますね。
具体的な実践例として挙がっていたのが「ランチにバーベキュー」や「ホットプレートでホットケーキやたこ焼きを作る」など参加型メニューの料理で楽しむこと。子どもが一緒に調理できると、作る過程も楽しめるから食事の時間がいっそう充実しますね。
部屋の模様替え&断捨離
家で使える時間が増えたこの機会に「家族で部屋の模様替えにチャレンジした」というパパによると、家具の配置やソファーの向きを変えてみたところ、子どものテンションが上がって大はしゃぎしたそうです。
在宅時間が長くなると“同じ空間にずっといること”がマンネリやストレスに感じがちなので、模様替えや配置換えなどで部屋の雰囲気を変えるのはいい気分転換になりそう。他にも「断捨離をした」という方がいました。
在宅時間が長くなると“同じ空間にずっといること”がマンネリやストレスに感じがちなので、模様替えや配置換えなどで部屋の雰囲気を変えるのはいい気分転換になりそう。他にも「断捨離をした」という方がいました。
親子で読書&読み聞かせ
さながら“長い春休み”のような休校期間中に子どもが時間を有意義に過ごせるよう、さまざまなアイデアが挙げられました。
代表的なものが「読書」で、「好きな音楽をかけながら親子で1時間読書している」「1日1話366日分まとめた読み聞かせ絵本を、1日6話読んであげている」など、いろいろ工夫しながら本と触れ合える機会を作っているそうです。親子のコミュニケーションにもつながる良い働きかけですね。
代表的なものが「読書」で、「好きな音楽をかけながら親子で1時間読書している」「1日1話366日分まとめた読み聞かせ絵本を、1日6話読んであげている」など、いろいろ工夫しながら本と触れ合える機会を作っているそうです。親子のコミュニケーションにもつながる良い働きかけですね。
YouTubeや配信サービスで動画を視聴
いくら読書や自主学習に励んでも時間を持て余す──そんな子どもたちの退屈しのぎに重宝する心強い味方が、YouTube動画や動画配信サービスです。「じっとしていられない小さな子でも、視聴中は大人しく見入ってくれるのでありがたい」と子どもの年齢を問わず動画に頼っているパパが多数。
キッズ番組や好きな歌のムービーといった娯楽コンテンツだけでなく「軽快に英語を話すユーチューバーの動画で英語学習を兼ねている」など、コンテンツを楽しみながら学びにつなげようとする工夫も聞かれました。
キッズ番組や好きな歌のムービーといった娯楽コンテンツだけでなく「軽快に英語を話すユーチューバーの動画で英語学習を兼ねている」など、コンテンツを楽しみながら学びにつなげようとする工夫も聞かれました。
子どもが“家庭内起業”
少数意見ながらユニークなアイデアとしてぜひご報告したいのが「家庭内起業」。パパの在宅ワークを通じて仕事というものに興味を持った子どもたちに「じゃあ、やりたい仕事をここに書いてごらん」と白紙の名刺を渡したところ、姉弟がそれぞれ「お茶のデリバリー会社」と「おもちゃ屋」を“家庭内シェアオフィス”で起業することになったのだとか!
働く意味や楽しさを子どもなりに感じ、自分の将来を考えるという“生きた学習”になりそうですね。
働く意味や楽しさを子どもなりに感じ、自分の将来を考えるという“生きた学習”になりそうですね。
いらなくなった家電を自由に使わせる
もう一つユニークな取り組みがこちら。古くて使わなくなった家電を子どもに「自由に使っていいよ」と渡したところ、ドライバーで分解したり元通りに組み立てることにハマったのだとか。
大人が遊び方を教えたり手助けしなくても、好奇心を刺激するものが何かあれば子どもはとことん没頭できるんですね! 元手が掛からないのに子どもの想像力や探求心を育むことができる、目から鱗のアイデアです。
大人が遊び方を教えたり手助けしなくても、好奇心を刺激するものが何かあれば子どもはとことん没頭できるんですね! 元手が掛からないのに子どもの想像力や探求心を育むことができる、目から鱗のアイデアです。
家族との付き合い方
挨拶と感謝の言葉を口に出す
毎日朝から晩まで一緒に過ごしていると、家族と顔を合わせることや相手に何かをしてもらうことが当たり前のように感じてしまう…。そんな感覚マヒに陥らないよう「挨拶や感謝の言葉を意識して口に出している」というパパの取り組みが印象的でした。
「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」「よろしく」──どれもシンプルだけど家族のつながりを実感させてくれる魔法の言葉ですね。
「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」「よろしく」──どれもシンプルだけど家族のつながりを実感させてくれる魔法の言葉ですね。
3食すべて家族みんな揃って食事する
日ごろ平日の帰宅が遅くて夕食に間に合わないパパにとって、朝・昼・夕食すべて家族と一緒に食卓を囲むことができるのは、在宅ワークによる副産物的な生活習慣。在宅とはいってもさすがに仕事中は積極的に関わり合えないので、「1日3度の食事時間を家族とのコミュニケーションの場として大切にしている」という声が聞かれました。
細かいことは気にせず“ゆるく家事シェア”
在宅時間が増えたことで普段よりも家事に取り組みやすくなり、「厳密に分担を決めすぎず、できる時に率先してやる」とフレキシブルな家事シェアを推進しているパパが多数。とはいえそのスタンスは多種多様で、「家事のやり方が違うことで妻にストレスを与えないよう気をつけている」と及び腰なパパがいる一方、逆に「やり方が違ってもお互いあまり口出ししないようにしている」という意見も。
夫婦で顔を合わせる時間が長くなると、普段は気にならないお互いのクセや短所が目につきやすくなるので、在宅期間中は“スルースキル”こそが夫婦円満のカギかも。
夫婦で顔を合わせる時間が長くなると、普段は気にならないお互いのクセや短所が目につきやすくなるので、在宅期間中は“スルースキル”こそが夫婦円満のカギかも。
妻をいたわる
パパが頑張って家事分担量を増やしても、休校・休園中の子どものお世話や3食の用意など、在宅期間中はどうしても妻の負担が増えがち。そこで「子どもを公園に連れていき、妻が自由に過ごせる一人時間を作る」「妻の話を聞く時間を作るようにしている」など、それぞれのやり方でケアを心がけているのだとか。
なかには「1日10分マッサージする」という献身的なパパも。疲れた妻へのねぎらいになるだけでなく、コミュニケーションにもつながる良い取り組みですね。
なかには「1日10分マッサージする」という献身的なパパも。疲れた妻へのねぎらいになるだけでなく、コミュニケーションにもつながる良い取り組みですね。
夫婦の足並みが乱れたら“厳しい方”に揃える
巷では新型コロナウイルス感染に対する危機意識のギャップが原因で、夫婦に不和が生じるケースが少なくないのだとか。パパ友の皆さんの中にも妻が神経過敏に消毒・除菌を徹底することに「そこまでやらなくても」と疑問やストレスを感じることが少なくないものの、「厳しい方に合わせるのが平和」「言ってること自体は間違ってないから、反対しても永遠にもめるだけ」と譲歩しているという方がいました。
確かに「家族を守りたい!」という意識が同じなのであれば、より万全を期するスタンスに揃える方が良策。これはウイルス対策に限らない家庭円満の真理かも。
確かに「家族を守りたい!」という意識が同じなのであれば、より万全を期するスタンスに揃える方が良策。これはウイルス対策に限らない家庭円満の真理かも。
価値観も生活スタイルも異なるパパたちによる多種多様な意見が飛び交い、参加者の皆さんからも「自分では思いつかないアイデアが聞けて面白かった」「得られるものがたくさんあった」といったポジティブな感想が寄せられるなど、とても有意義なオンライン座談会となりました。
「在宅生活を楽しいものにしたい」「家族との関係を良好にしたい」と願う家menパパ読者の皆さん。今回挙がったアイデアの中に1つでも参考になる発見があればぜひとも実践し、先の見えない在宅生活を楽しくポジティブに過ごしていってください。
「在宅生活を楽しいものにしたい」「家族との関係を良好にしたい」と願う家menパパ読者の皆さん。今回挙がったアイデアの中に1つでも参考になる発見があればぜひとも実践し、先の見えない在宅生活を楽しくポジティブに過ごしていってください。