
【家men×オレンジページ共催オンライン座談会】急激に変化した「家のくらし」と新しい“当たり前”とは?パパママが本音で語る!
ライフスタイル
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新型コロナウイルス感染拡大阻止対策として全国に外出自粛やテレワークが要請され、多くの家庭でこれまでとはライフスタイルが大きく変化したのではないでしょうか。
そんな暮らしの変化に対して、子育て中のパパママは何を感じ、これからどう暮らしていきたいのか? その思いを広く発信するため、パパ応援WEBメディア「家men」の読者コミュニティ「パパ友」メンバーと、料理系生活情報誌「オレンジページ」のネット会員「オレンジページメンバーズ」のメンバーによるオンライン座談会を開催。『急激な変化、「家のくらし」はどう変わった?』をテーマに、パパママたちに本音で語ってもらいました。
今回の座談会に参加したのは、「パパ友」の男性会員8人と「オレンジページメンバーズ」の女性会員8人。関東圏のみならず新潟県や岐阜県、愛知県など全国各地のパパママが参加するという、オンラインならではのメンバー構成。座談会はそれぞれ2チームずつ(合計4チーム)分かれる少人数制にて行い、最後に各チームで出た意見を発表し合うという形で進められました。
そんな暮らしの変化に対して、子育て中のパパママは何を感じ、これからどう暮らしていきたいのか? その思いを広く発信するため、パパ応援WEBメディア「家men」の読者コミュニティ「パパ友」メンバーと、料理系生活情報誌「オレンジページ」のネット会員「オレンジページメンバーズ」のメンバーによるオンライン座談会を開催。『急激な変化、「家のくらし」はどう変わった?』をテーマに、パパママたちに本音で語ってもらいました。
今回の座談会に参加したのは、「パパ友」の男性会員8人と「オレンジページメンバーズ」の女性会員8人。関東圏のみならず新潟県や岐阜県、愛知県など全国各地のパパママが参加するという、オンラインならではのメンバー構成。座談会はそれぞれ2チームずつ(合計4チーム)分かれる少人数制にて行い、最後に各チームで出た意見を発表し合うという形で進められました。
【パパside】家men読者の本音
①パパが外出自粛生活でストレスに感じたことは?
男性メンバーのほとんどは、外出自粛期間の開始前後から現在に至るまでテレワーク中心の働き方にシフト。自宅に書斎や仕事部屋がなくリビングで仕事をしている方が少なくないようで、「一人になれる環境が欲しい」「宅配便の受け取りや電話の対応で仕事を中断させられるのがストレス。また、同じくテレワーク中の妻から、何かとストレスがたまるので仕方ないとはいえグチを聞かされるのも…」といった仕事に集中しづらい環境への悩みが多く挙がりました。また、同僚とのコミュニケーションツールがもっぱらビデオ会議中心となり「会話の空気が読みづらい」「普通に人と対面で話す機会がもっと欲しい」という不満も。
テレワークによって生じるライフスタイルの変化で最たるものといえば、会社まで通勤する必要がなくなったこと。ただ、仕事を終えたらそのまま家庭生活に戻れるのは嬉しいものの、結局その分の時間は子どもの世話に費やされ、「これまで通勤中に行っていた読書もできず、今は自分の時間がない」と自分の思うように時間を使えない不満を抱えているようです。また、育児だけでなく家事の負担も増加傾向にあるようで、家族の昼食担当のパパは「焼きそばかパスタしか作らない」ことで乗り切っているのだとか。家族が飽きないような工夫をしつつも、考える家事を減らすために得意料理や時短料理のレパートリーを持っておくことも効率的な家事の方法なのかも、という意見もあがりました。
生活面における最大の不満の種は、やはり「外出できない」こと。特に、子どもが小さいパパにとっては切実なようで「外で遊べないから家の中を走り回り、注意してばかり」なのだとか。また「外食できず、妻には申し訳ないけど食事がマンネリ化して飽きた」という声が挙がると、家事全般を担当しているパパからは「家族みんなが家にいても一人ひとり別のタイムテーブルで生活しているので、食事の用意などを別々に対応する必要があって大変」という作り手目線の悩みも寄せられました。
また、みんなが1日じゅう家にいる在宅生活を通じて、これまで平日に顔を合わせる時間が少なかった家族とのコミュニケーションでストレスを感じたという方も。「今まで気に留めなかった子どもの食事マナーの悪さなど家族のイヤな一面が目に付くようになり、つい注意したらケンカになった」など、家族との関わり方の見直しを改めて迫られているようです。
テレワークによって生じるライフスタイルの変化で最たるものといえば、会社まで通勤する必要がなくなったこと。ただ、仕事を終えたらそのまま家庭生活に戻れるのは嬉しいものの、結局その分の時間は子どもの世話に費やされ、「これまで通勤中に行っていた読書もできず、今は自分の時間がない」と自分の思うように時間を使えない不満を抱えているようです。また、育児だけでなく家事の負担も増加傾向にあるようで、家族の昼食担当のパパは「焼きそばかパスタしか作らない」ことで乗り切っているのだとか。家族が飽きないような工夫をしつつも、考える家事を減らすために得意料理や時短料理のレパートリーを持っておくことも効率的な家事の方法なのかも、という意見もあがりました。
生活面における最大の不満の種は、やはり「外出できない」こと。特に、子どもが小さいパパにとっては切実なようで「外で遊べないから家の中を走り回り、注意してばかり」なのだとか。また「外食できず、妻には申し訳ないけど食事がマンネリ化して飽きた」という声が挙がると、家事全般を担当しているパパからは「家族みんなが家にいても一人ひとり別のタイムテーブルで生活しているので、食事の用意などを別々に対応する必要があって大変」という作り手目線の悩みも寄せられました。
また、みんなが1日じゅう家にいる在宅生活を通じて、これまで平日に顔を合わせる時間が少なかった家族とのコミュニケーションでストレスを感じたという方も。「今まで気に留めなかった子どもの食事マナーの悪さなど家族のイヤな一面が目に付くようになり、つい注意したらケンカになった」など、家族との関わり方の見直しを改めて迫られているようです。
②「新しい生活」で変わったことは?
このように、今までとは勝手が違う仕事や家庭生活に大なり小なり不満を抱える一方、ワークライフバランスという広い視野で考えると「コロナ前の生活には戻りたくない」という声がパパからは多く挙がっていました。
やはりテレワークで通勤や残業がなくなった影響は計り知れず、「子どもが生まれたばかりなので、職場の飲み会を断る必要がないのは気が楽」「このまま通勤しなくても働けるなら、今後家を買うのも都心じゃなく郊外がいいかも」とプラスの変化を実感しているそうです。
またそれ以上に大きな変化でありメリットなのは「家族と過ごす時間」が格段に増えたこと。「最近ツンツンしていた思春期の娘と話す時間が増え、親子関係も前より良くなった」という喜びや、今までは帰宅が遅くて間に合わなかった平日の夕食をみんな揃って食べながら「本来ならこれが当たり前なんだよな…」と家族のあり方を改めて実感するなど、新しい生活で得られた幸せを噛みしめているそうです。
そうした新生活を歓迎する声の一方、家族が平日・週末問わず家にいる時間が長いと「これまでのように『日中は会えないから夜はみんなでゲームしよう』といった日々のメリハリがなくなった」というデメリットを訴えるパパも。「新しい生活」はまだまだ始まったばかり。メリットもデメリットも含めて、理想のカタチを長い目で構築していく必要がありそうです。
やはりテレワークで通勤や残業がなくなった影響は計り知れず、「子どもが生まれたばかりなので、職場の飲み会を断る必要がないのは気が楽」「このまま通勤しなくても働けるなら、今後家を買うのも都心じゃなく郊外がいいかも」とプラスの変化を実感しているそうです。
またそれ以上に大きな変化でありメリットなのは「家族と過ごす時間」が格段に増えたこと。「最近ツンツンしていた思春期の娘と話す時間が増え、親子関係も前より良くなった」という喜びや、今までは帰宅が遅くて間に合わなかった平日の夕食をみんな揃って食べながら「本来ならこれが当たり前なんだよな…」と家族のあり方を改めて実感するなど、新しい生活で得られた幸せを噛みしめているそうです。
そうした新生活を歓迎する声の一方、家族が平日・週末問わず家にいる時間が長いと「これまでのように『日中は会えないから夜はみんなでゲームしよう』といった日々のメリハリがなくなった」というデメリットを訴えるパパも。「新しい生活」はまだまだ始まったばかり。メリットもデメリットも含めて、理想のカタチを長い目で構築していく必要がありそうです。
【ママside】オレンジページ読者の本音
①ママが外出自粛生活でストレスに感じたことは?
共働きのワーママと専業主婦に共通するストレスとして筆頭に挙がったのが、家族のために用意する日々の料理。「臨時休校中は毎日子どもが家にいて、食事を作るのが大変」「息子が2人とも食べ盛りで、大量に食材を買ってもすぐなくなる」「急いで買い出しに行ってもスーパーが入場制限で並ぶこともあり、帰ってから休む間もなく料理せざるをえない」など、今までの当たり前が当たり前でなくなった新生活に苦労していた模様です。
また、専業主婦のママから多く挙がった悩みが、日中の子どもとの過ごし方。「児童館が閉鎖されたためほとんど家で2人きりで過ごし、自分も子どももお互いストレスになった」「児童館の代わりに公園に行っても、大きな子どもが遊具を占領していて遊べず、結局家に引きこもっていた」などなど…。そういう時、本当ならテレワーク中の夫に子どものお世話を頼りたいところですが、「忙しそうなので声を掛けなかった」「子どもが騒ぐとシーッと言って静かにさせた」など気を遣い、逆に息苦しさを感じることもあったのだとか。
さらに、兄弟のいる家庭では「しょっちゅう兄弟喧嘩が起きて、仲裁するのが大変だった」という悩みも。子どもは外出も部活もできないストレスでイライラし、大人もそのケアでイライラするという悪循環に陥って親子間の喧嘩も頻発し、「このままの生活で大丈夫?」と不安になったそうです。
また、専業主婦のママから多く挙がった悩みが、日中の子どもとの過ごし方。「児童館が閉鎖されたためほとんど家で2人きりで過ごし、自分も子どももお互いストレスになった」「児童館の代わりに公園に行っても、大きな子どもが遊具を占領していて遊べず、結局家に引きこもっていた」などなど…。そういう時、本当ならテレワーク中の夫に子どものお世話を頼りたいところですが、「忙しそうなので声を掛けなかった」「子どもが騒ぐとシーッと言って静かにさせた」など気を遣い、逆に息苦しさを感じることもあったのだとか。
さらに、兄弟のいる家庭では「しょっちゅう兄弟喧嘩が起きて、仲裁するのが大変だった」という悩みも。子どもは外出も部活もできないストレスでイライラし、大人もそのケアでイライラするという悪循環に陥って親子間の喧嘩も頻発し、「このままの生活で大丈夫?」と不安になったそうです。
②「新しい生活」で変わったことは?
半ば強制的に一変したライフスタイルではあるものの、ワーママは比較的歓迎ムード。「通勤する必要がなくなった分、保育園への送り迎えが楽になった」「昼に洗濯を済ませて夕飯を早く食べることができ、子どもの寝かしつけも早く終わって生活に余裕ができた」など、家庭のために有効に時間を使えるようになったことを喜んでいました。
一方、家事育児の負担割合が大きい専業主婦のママからは、「子ども同士でソーシャルディスタンスを気遣いしながら遊ぶのは厳しい」「コロナ前の方が何かと気は楽だった。今は不便になったことが多い」「今まで当たり前に感じていたことが、実は幸せだということに気づいた」など、できれば以前の生活に戻りたいという本音がポロリ。
また、男性目線で気になったのが、夫の家事育児への関わり度合いによって「新しい生活」への印象が異なること。在宅中の夫が家事育児に積極的だったというママが「テレワーク中の生活が良かった」と肯定的に振り返る一方、逆に、兄弟喧嘩に気づいても知らん顔をしていた夫に対して「テレワークで家にいるとつい協力を期待するので、何もしないなら家にいない方が楽」とシビアに一刀両断するママもいました。
その他ママ側の意見は、「オレンジページnet」で掲載中です!ぜひあわせてご覧ください。
一方、家事育児の負担割合が大きい専業主婦のママからは、「子ども同士でソーシャルディスタンスを気遣いしながら遊ぶのは厳しい」「コロナ前の方が何かと気は楽だった。今は不便になったことが多い」「今まで当たり前に感じていたことが、実は幸せだということに気づいた」など、できれば以前の生活に戻りたいという本音がポロリ。
また、男性目線で気になったのが、夫の家事育児への関わり度合いによって「新しい生活」への印象が異なること。在宅中の夫が家事育児に積極的だったというママが「テレワーク中の生活が良かった」と肯定的に振り返る一方、逆に、兄弟喧嘩に気づいても知らん顔をしていた夫に対して「テレワークで家にいるとつい協力を期待するので、何もしないなら家にいない方が楽」とシビアに一刀両断するママもいました。
その他ママ側の意見は、「オレンジページnet」で掲載中です!ぜひあわせてご覧ください。
共通のテーマで家menのパパ読者とオレンジページのママ読者の本音を聞くことで、男女で家庭への関わり方や価値観が異なることがそれぞれ浮き彫りとなり、大変興味深い座談会となりました。また、そうした意見の違いの数々にこそ、家族円満のヒントがたくさん隠されている気がしてなりません。皆さんも今回のパパママの声をご自身の家庭に重ねてみて、これからの「新しい生活」のあり方を見つめ直してみませんか。