
【髪と体の正しい洗い方】猛暑こそ実践したい!髪と身体の汚れがキレイに落ちる洗い方
ライフスタイル
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ちょっと外出するだけでも大量の汗をかいてしまう真夏。しかも今年の夏はコロナ渦と重なっているので、毎日ちゃんとお風呂に入って清潔な身体を保つことがより重要といえます。
そこで今回は、汗や皮脂などでベタつきがちな髪や身体を清潔に保つために、花王株式会社が発表した、お風呂での髪や体の洗い方についてのポイントをご紹介します。
そこで今回は、汗や皮脂などでベタつきがちな髪や身体を清潔に保つために、花王株式会社が発表した、お風呂での髪や体の洗い方についてのポイントをご紹介します。
実は髪の毛は衣類以上に汚れが付着しやすい!
花王ヘアケア研究所の調査(※)によると、髪の毛は頭皮から分泌される皮脂が時間の経過とともに毛髪へ移行することにより、単位面積あたりでは衣類以上にホコリや花粉などの微粒子汚れが付着しやすいそうです。
特に気温が高い夏は、冬に比べて皮脂の流動性が高くなるため、皮脂が髪へ移行しやすい。その上、繊維の集まりである髪の表面積は手指表面の60倍もある(髪が20センチの場合)と考えられることから、汚れが付着する面が大きいため汚れやすいのです。
頭皮と髪を清潔に保つ洗い方
人は1時間に4回、髪の毛を触るという報告(※2)もあるため、できれば外出先から帰宅したらすぐに洗髪することがオススメ。洗髪で皮脂が落としきれていないと、外からの汚れも付着しやすくなるので、次に挙げるような手順でしっかり汚れを落とすようにしてください。
①髪を十分に濡らす
まずは水だけで洗うようなイメージで、髪の表面だけではなく内側までしっかりと濡らしましょう。髪全体がしっかり濡れていると、シャンプー液が広がりやすく泡立ちが良くなります。
②シャンプーで洗う
シャンプー液を手のひらに取って軽く広げるようにしてから、指の腹を使ってマッサージをするようにやさしく洗います。耳の後ろや襟足、生え際の部分などは洗い残しがちなので、特に意識しましょう。
髪を傷めず頭皮をまんべんなく洗うためには、適切な量のシャンプーを使い、しっかり泡立たせることが大切。花王のシャンプーでは、ミディアムヘアで約6g(ポンプ2押し程度)が目安だそうです。
髪を傷めず頭皮をまんべんなく洗うためには、適切な量のシャンプーを使い、しっかり泡立たせることが大切。花王のシャンプーでは、ミディアムヘアで約6g(ポンプ2押し程度)が目安だそうです。
③シャンプーをすすぐ
髪からシャンプーの泡がなくなるまで十分にすすぎます。洗浄成分が残っていると頭皮のかゆみにもつながるので、指で頭皮や髪を触ってヌルヌルしないか確認してください(特に耳の後ろはすすぎが不十分なことが多いので、ご注意を!)。
子どもの場合は、髪の表面だけをなで洗いすることが多く、内側まで流しきれていないこともあるので良く確認してあげましょう。
子どもの場合は、髪の表面だけをなで洗いすることが多く、内側まで流しきれていないこともあるので良く確認してあげましょう。
④コンディショナーを使う
水気をきり、コンディショナーを毛先中心に全体に広げ、髪の流れに沿って手でなじませます。髪全体にいきわたったら洗い流しましょう。
⑤やさしく、しっかり乾かす
濡れたままの髪は非常に傷みやすいです。タオルでやさしく包み込むようにして水分をとり、ドライヤーでサラサラになるまでしっかり乾かします。
身体の汚れをキレイに落とす洗い方
暑い夏はついシャワーでサッと流してお風呂を済ませるという方も少なくないでしょうが、東京都市大学人間科学部教授で温泉療法専門医でもある早坂信哉先生によると、湯船に浸かって全身が温まると毛穴が開き、身体の汚れが浮き出て落としやすくなります(※)。なるべく湯船を張って一定時間浸かってから身体を洗いましょう。
※最新医学が明かす「入浴の7大健康効果」と家族の健康を脅かす「NG入浴習慣」とは(家men)
https://ie-men.jp/lifestyle/living/1336
皮膚の汚れは皮脂や汗やほこりなどが含まれ、水だけでは落としにくい場合も多いので、洗浄料を使用してしっかり洗いましょう。耳の後ろや屈曲した部位、くびれた部位などの汚れは落としにくいため、ボディウォッシュをよく泡立てて、または泡で出てくるタイプを使い、こすりすぎないように丁寧に手でやさしく洗う事が大切です。
お風呂から上がったら、清潔なタオルでしっかりと拭きます。家族とのタオルの共用は避けましょう。
※最新医学が明かす「入浴の7大健康効果」と家族の健康を脅かす「NG入浴習慣」とは(家men)
https://ie-men.jp/lifestyle/living/1336
皮膚の汚れは皮脂や汗やほこりなどが含まれ、水だけでは落としにくい場合も多いので、洗浄料を使用してしっかり洗いましょう。耳の後ろや屈曲した部位、くびれた部位などの汚れは落としにくいため、ボディウォッシュをよく泡立てて、または泡で出てくるタイプを使い、こすりすぎないように丁寧に手でやさしく洗う事が大切です。
お風呂から上がったら、清潔なタオルでしっかりと拭きます。家族とのタオルの共用は避けましょう。
帰宅後すぐに入浴できない時の汚れケア
本来なら外出先から帰宅してすぐにお風呂に入る方が望ましいですが、家事や育児の都合によってそうもいかない時もあるでしょう。そんな時は、帰宅直後に手洗いする感覚で身体の汚れを落とすのがオススメ。
例えば、顔の汚れは汗拭きシート(フェイシャルシート)で顔の皮脂や汚れをサッと拭き取り、手洗いの際に手首から腕にかけて洗ってみてください。また、夏は靴の中でも汗をかきやすいので、こちらも拭き取りタイプのシートで足裏の汗や汚れを拭き取るのも良いでしょう。
例えば、顔の汚れは汗拭きシート(フェイシャルシート)で顔の皮脂や汚れをサッと拭き取り、手洗いの際に手首から腕にかけて洗ってみてください。また、夏は靴の中でも汗をかきやすいので、こちらも拭き取りタイプのシートで足裏の汗や汚れを拭き取るのも良いでしょう。
暑いからといってシャワーだけでお風呂を済ませていると、落とすべき汚れが残ってしまうことも…。冷えの解消やリラックス効果が期待できる入浴と共に1日の汚れをキレイサッパリ落とし、家族みんなで快適かつ健康に真夏を乗り切りましょう。
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※1:花王株式会社「毛髪へのほこり・花粉等の微粒子汚れの付着しやすさとその制御技術の研究」
※2:Kwok YL et al. Am J Infect Control. 2015; 43, 112-4.)
<記事参照>
花王株式会社「帰宅後すぐのお風呂で髪もからだも清潔に」
※2:Kwok YL et al. Am J Infect Control. 2015; 43, 112-4.)
<記事参照>
花王株式会社「帰宅後すぐのお風呂で髪もからだも清潔に」