【いい夫婦の日】変えるなら今!withコロナをきっかけに家庭生活のシステムと働き方を見直そう

【いい夫婦の日】変えるなら今!withコロナをきっかけに家庭生活のシステムと働き方を見直そう

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 夫婦関係や親子の時間を大切にするための働き方
    1. 妻が求めているのは「定時退社」と「フレックス勤務」
    2. 理想のコミュニケーションは「家族みんなで楽しく食卓を囲む」
  2. 自分の時間もちゃんと確保して「ワーク」と「ライク」のバランスを取る
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、仕事・お出かけ・家庭生活などさまざまな場面で「ニューノーマル」への移行に迫られています。今まで当たり前だったことができなくなったり、また今までやらなくてよかったことをする必要があったり、変化による不便や面倒を感じている方も多いことでしょう。

しかし発想を転換してみると、そうした生活様式の変化の真っただ中にある今は、これまで感じていた家庭の課題と向き合い、なかなか着手できなかった改善へと踏み出す絶好のタイミングとも言えます。また、おりしも11月22日は「いい夫婦の日」。これからも夫婦円満であり続けるためにも、家族の誰かに負担の偏らない家庭内システムや、みんなが笑顔でいられるライフスタイルを構築してみませんか?

そこで今回は、コロナ渦とその以前に実施された生活実態調査の結果を交えながら、withコロナをきっかけに家庭生活や働き方を見直すポイントを考えていきましょう。

夫婦関係や親子の時間を大切にするための働き方

妻が求めているのは「定時退社」と「フレックス勤務」

育休コミュニティMIRAIS(ミライズ)が産育休中および産育休から復職した女性とそのパートナーを対象に、パートナーシップに関するアンケート調査を実施。「夫の勤務形態として希望するもの」を妻に質問したところ、近年徐々に取得増加傾向にある「育休取得」はわずか17.7 %。「定時退社」(49.8%)や「フレックス勤務」(40.2%)を望む声が多いことが判明しました。

もちろん産前産後に育休を取得しサポートしてくれるのは嬉しいけど、育休期間だけという一時的な形ではなく、継続的に家事育児に参画してほしいというのが本音なのでしょう。

(画像提供:育休コミュニティ MIRAIS)

この結果を末子の年齢別に見ると、末子が生後0カ月〜6カ月未満の場合は育休取得を希望する割合が33%と全体平均の17%より上回るものの、それでも「定時退社」「フレックス勤務」が過半数の割合で上位2位を占めていました。つまり、子どもの年齢にかかわらず、妻はパートナーの「定時退社」「フレックス勤務」を望んでいることが分かります。

(画像提供:育休コミュニティ MIRAIS)

なお、これらの回答を補足する具体的な要望として、上記の傾向を物語るようなフリーアンサーが多数挙がっていました。テレワークが難しい職場環境で勤めている方も、柔軟な勤務スタイルが許容されやすい社会状況にある今こそ、より積極的に家事育児に参画できる働き方を模索し、その実現に向けて会社と相談してみてはいかがでしょうか
「特に子どもが小さい夜に人の手が欲しいときにはできるだけ夜早くに家にいてほしい」

「必要なタイミングでの在宅勤務(ができるようになってほしい)」

「定時とはいかないまでも、仕事に支障が出ない程度に残業を減らしてほしい」

「長期にわたる出張を短縮してほしい」

理想のコミュニケーションは「家族みんなで楽しく食卓を囲む」

続いて「理想とするパートナーとのコミュニケーションの取り方」について尋ねたところ、「家族みんなで楽しく食卓を囲む」が僅差ながら77.1%と1位に。

「コロナ渦で家族の幸福度が上がったと感じる出来事」についてのフリーアンサーでも、「家族みんなで6時に夕飯を食べ、お風呂に入り、全員で寝室に行くこと」「家族揃って夕飯を食べられること、寝る前に家族でわいわい遊ぶ時間ができたこと。コロナ前にはこんな時間を過ごす日がくるなんて信じられなかった!」など、家族そろって食事を取ることの大切さを重視している意向が伺えました。

(画像提供:育休コミュニティ MIRAIS)

1日それぞれ自分のスケジュールに沿って活動していた家族が、同じテーブルについて「今日こんなことがあったんだよ」と会話しながら食事をする夕食時間は、家族が考えていることや置かれている状況をお互いに理解し合う格好のコミュニケーションタイム。また子どもにとっても、改まって面と向かって話すよりもご飯を食べながらの方が、報告や打ち明け話を気軽にしやすいもの。夕食は楽しい家族団らんであるだけでなく、より子どもに目の行き届いた育児を行うためにも重要な時間と言えます。

こうした家族みんなで食卓を囲む時間を、毎日が無理でもなるべく多く確保するためにも、前項目で妻の要望として挙がった「定時退社」「フレックス勤務」という働き方は有効になることでしょう。

自分の時間もちゃんと確保して「ワーク」と「ライク」のバランスを取る

このようにパパが家事育児に積極的に参画できる環境を整えるのも重要ですが、“人生100年時代”をより充実させて暮らしていくためには、ママや子どもだけでなく自分自身の生活満足度アップにも目を向ける必要があるでしょう

花王が10年ごとに定点的に実施した「暮らしに関する意識調査」でも、「家事や育児のため、自分の時間が犠牲になるのもやむを得ない」と思っている割合は73%→58%と低下し、逆に「家族のことも大切だが、その前にまず自分のことを優先的に考えたい」という割合が31%→54%と上昇傾向にあります。その一方、「仕事が忙しいので家事や育児をする時間が取れない」という方の割合も35%→44%と微増。理想と現実のギャップに悩んでいる状況が伺えます。

(画像提供:花王株式会社)

そんな中、今回の調査対象である25~39歳のミレニアル世代が実践しているのが、家事にかける時間や労力をできるだけ抑えてストレスなくこなす「家事をうまくまわす仕組み」。家事を夫婦でシェアしたり、ロボット掃除機など便利な家電を活用し、家事を行うタイミングや動線にも工夫しているそうです。

こうした工夫によって目指そうとしているライフスタイルは、家事・育児・仕事など「やらざるを得ないこと(ワーク)」を効率化することで最小限に抑え、それによって生まれた時間と労力の余裕を「やりたいこと(ライク)」に費やすこと。つまり、自分の時間をちゃんと確保し、暮らし全体を充実させることです。

(画像提供:花王株式会社)

コロナ禍で生活様式が変化している今こそ、これまで当たり前と思っていた家庭での行動を1つずつ洗い出し、最適解となる方法を模索してはいかがでしょうか。そして「食洗機を買えば、食器洗いの時間を自由に使える」「いらない物を捨てたら、片付けが早く済むので楽」など改善策を導き出し、膨大な家事をうまくまわす仕組みを構築してみてください。
今回ご提案した「家庭生活のシステムと働き方の見直し」は、withコロナに則したアクションであると同時に、夫婦や親子にとって普遍的な幸せを実現するための第一歩でもあります。コロナ禍によって訪れた生活様式の変化を、これまで十分に機能していなかった家庭のルールやライフスタイルを柔軟に見直すきっかけにしてみませんか?

今までの固定概念にとらわれず「家族にとって本当に大切なこと」と「そのためには何をする必要があるか」を改めて自問し、自分の努力だけでなく家族とも協力しながらベストな仕組みを作っていきましょう。

【調査概要】
■育休コミュニティMIRAISによる産育休者・復職者とそのパートナー計223名の実態調査 調査結果報告書
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2020年8月25日〜9月7日
調査対象    :産育休中もしくは産育休を経て復職した方、そしてその配偶者
有効サンプル数    :223名(女性209名、男性14名)

■生活者の暮らしに関わる意識と行動について(花王株式会社)
◎2008年9月、2018年9月/インターネット調査/首都圏在住20~60代既婚女性/
2008年687人、2018年956人
「ミレニアル世代の家事調査」
◎2019年4〜8月/家庭訪問調査/20~30代既婚女性/8人


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