【熱中症対策・予防・対処法】2022年も猛暑がやって来る!?熱中症から家族を守ろう

【熱中症対策・予防・対処法】2022年も猛暑がやって来る!?熱中症から家族を守ろう

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 熱中症になる原因とは
    1. 【環境】高温、多湿、風が弱いなど
    2. 【からだ】乳幼児、高齢者、脱水症状、寝不足や疲労など
    3. 【行動】激しい運動、屋外での作業など
  2. 熱中症の主な症状
    1. 熱失神
    2. 熱けいれん
    3. 熱疲労
    4. 熱射病(日射病)
  3. 熱中症の重症度と対応の判断ポイント
  4. 熱中症の予防策
    1. 暑さを避け、服装を工夫する
    2. こまめに水分を補給する:塩分補給も忘れずに
    3. 屋外で人と2m以上離れている時はマスクを外す
    4. 子どものケアは大人が注意

熱中症の予防策

こうした熱中症を防ぐには、日常生活における予防法を知っておくことが重要です。

暑さを避け、服装を工夫する

激しい運動の有無を問わず暑い日の外出は無理せず(可能であれば暑さが和らぐ日や時間に予定を変更)、日陰を歩いたり涼しい場所での休憩を適宜取ってください。日傘や帽子を使ったり、黒色系以外の服を着るなど、衣服の工夫も有効です。

また、自宅の室内においても、窓から差し込む日光をブロックしたり風通しをよくし、それでも室温が高いと感じたら我慢せずエアコンや扇風機を利用しましょう。冷房で室温が下がると湿度も下がるので、扇風機やサーキュレーターを活用し、室内の温度をまんべんなく調整できればなお良いでしょう。

なお、冷房使用時の室温は28度が目安。室温が低すぎると外気温との差が大きくなり、部屋を出入りする際に体に負担がかかります。ちなみにエアコンの設定温度=部屋の温度ではないのでご注意ください。

こまめに水分を補給する:塩分補給も忘れずに

体の体温調整機能を正常に働かせるためにも、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。暑い日だと表面に見えなくてもじわじわ汗をかいているので、屋外・屋内問わずこまめに水分と塩分を取りましょう。また、軽い脱水状態だとのどの渇きを感じにくいので、のどが渇く前から水分を補給しておくことがオススメ。
なお、アルコールやコーヒーで水分補強を行うのは、尿の量が増え体内の水分が失われてしまうので逆効果。ミネラルウォーターや麦茶、また大量に汗をかいている場合はスポーツ飲料など塩分濃度0.1〜0.2%程度の水分を摂取しましょう。大人の水分摂取量は1日あたり1.2Lを目安に、発汗量などに応じて調整してください。

屋外で人と2m以上離れている時はマスクを外す

冒頭でも説明したように、新型コロナウイルス感染対策として外出時にマスクを着用する際、高温・多湿の環境下では熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。屋外で人との距離が十分に確保(2m以上が目安)できる時はマスクを外すようにしましょう。また、マスクを着用する場合は強い負荷のかかる作業や激しい運動を避け、マスクを外せる場所で休憩したり、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけてください。

子どものケアは大人が注意

大人と比べて子どもはまだまだ体温調整機能が未発達で、また自己管理や症状の判断・説明(自己申告)も十分できるとは言えません。一緒に行動する時は大人が責任を持って子どもの具合を十分配慮し、また部活動など親の目が届かない場所でも「暑さを避ける」「こまめな水分補給」を徹底するよう言い聞かせましょう。

熱中症についての正しい知識や予防・対処法などについてご紹介しました。もちろん大人自身も熱中症への注意は不可欠ですが、それ以上に気をつけたいのは、まだまだ自己管理が不十分な子どものケア。熱中症予防のためにパパがしっかり目を光らせ、家族の健康を守ってください。

※熱中症の可能性が認められたり判断に迷う場合は、医療機関で適切な診断・治療を受けてください

<参考>
環境省「熱中症予防情報サイト」


<監修者プロフィール>
清益 功浩

All About「医師 / 家庭の医学」ガイド
医学博士。小児科専門医・指導医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医・指導医。京都大学医学部卒業後、現在も小児科医、アレルギー医として診療を行っている。学会発表、論文も多数。著書として、携帯型熱中指標計「見守りっち」付き熱中症対策ガイド(マイナビムック)などがあり、近著として「じんましんの「真」常識」(医薬経済社)がある。

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