知らないうちにたまっていく家庭内ストレス…その実態と解消方法とは?

知らないうちにたまっていく家庭内ストレス…その実態と解消方法とは?

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 何個当てはまる?チェックシートでストレスレベル度を診断
    1. Q. この2週間を振り返り、よくあった項目をすべてお選びください(複数回答 N=4,879)
  2. 3カ月以内に生活環境に大きな変化があった人ほどストレスレベルが高い傾向に
  3. 職場だけじゃない!家庭で感じるストレスとその原因
  4. 家庭でストレスフリーに過ごすための5か条
    1. 1.「できていること」を認め、「完璧でない」自分や家族を受け入れる
    2. 2. 助けてくれる人、モノ、サービスに頼る
    3. 3. 規則正しい生活を心がける
    4. 4. 悲観的にとらえるクセを治す
    5. 5. 家族に不満がある時には、自分も相手も尊重した表現方法で伝える
  5. 家庭におけるストレスの対処法

職場だけじゃない!家庭で感じるストレスとその原因

職場と家庭、それぞれでストレスを感じているのか調査したところ、職場でストレスを感じている人は約7割。そして本来は安らぎの場であるはずの家庭でもストレスを感じている人が約5割いると判明しました。
Q. あなたは普段、職場でどの程度ストレスを感じていますか(単一回答 N=3,033 職場で働いている人)
Q. あなたは普段、ご家庭でどの程度ストレスを感じていますか
Q. あなたは家庭内でどのようなことにストレスを感じますか?(複数回答 N=4,879)
Q. あなたは家事の中で中でストレスを感じるものはありますか?(複数回答 N=4,879)
これらの結果について蝦名先生は次のような見解を示しています。
家庭内のストレス原因の1位が「部屋が片付かない」でした。散らかった部屋にいるネガティブな影響はメンタルヘルスや脳科学分野の研究で確認されていて、「ストレスを感じる」「不安になりやすい」「集中力や創造力が低下する」「身体的にも精神的にもリラックスするのを難しくさせる」「フラストレーションがたまりやすい」「片付いていないことに対する罪悪感や恥ずかしさを感じる」などが分かっています。

家庭でストレスフリーに過ごすための5か条

最後に「家庭でストレスフリーに過ごすための5か条」を蝦名先生に教えていただきました。ぜひご参考ください。

1.「できていること」を認め、「完璧でない」自分や家族を受け入れる

「完璧になりたい」「もっと良くなりたい」という姿勢は、成長につながるので素晴らしいものです。しかし、常に「完璧」を目指していると、自分も疲れてしまいますし、緊張感は家族にも伝わって、委縮させることにもなりかねません。完璧ではなくても「できていること」はたくさんあるはずですので、「できていること」に目を向けましょう。「完璧でない」自分や家族を受け入れ、愛おしく感じられるようになると、ストレスも感じにくくなります。

2. 助けてくれる人、モノ、サービスに頼る

自分の健康は何よりも大切です。心や身体が「弱っているサイン」を出している時には、ムリをせず、家事を手伝ってもらったり、時短家電や家事代行サービスを活用するなど、うまく周りに頼りましょう。

3. 規則正しい生活を心がける

心が弱っている時は、気力が湧かずに生活も乱れやすいものですが、健康な心と身体の基本はやはり規則正しい生活です。バランスのとれた食事と日中の適度な運動、就寝2〜3時間前からスマホやパソコンは見ないなど、規則正しい生活を心がけましょう。また、自律神経の乱れを整える上で重要なのが、呼吸です。イライラしたり焦ったりしやすい自分に気づいたら、「呼吸に集中し、吐くことを意識する」時間を持ちましょう。

4. 悲観的にとらえるクセを治す

出来事を悲観的にとらえているがために、必要以上にストレスを感じてしまっていることもあります。悲観から抜け出すには、反証を見つけることが重要です。反証を見つけるポイントは、「確かに」と「しかし」。「確かに、こうしたことがあったから落ち込むよね」と自分のつらい気持ちを受け入れた上で、「しかし、いつもこうしたネガティブな出来事があるわけではない」などと考えるのです。すると、フラットに現状をとらえることができるようになります。

5. 家族に不満がある時には、自分も相手も尊重した表現方法で伝える

家族に不満がある時、つい我慢してしまったり不満を爆発させてしまうこともありますが、こうした対処方法はNGです。自分も相手も尊重した表現方法で、率直に伝えましょう。ポイントは、「私は」を主語にして自分の事情を伝えた上で、相手に「何をしてもらいたいか」を相談すること。たとえば、「(私は)調子が悪いんだけど、部屋が片付いていないと、より気持ちが沈んでしまう」と自分の事情を伝え、「掃除をしてもらえると(私は)助かる」と相談し、相手を頼るといった具合です。
【プロフィール】
保健学博士
蝦名 玲子(エビナ リョウコ)氏
ミシガン州立大学大学院にて修士号(コミュニケーション学)、東京大学大学院にて博士号(保健学)を取得。複数の国公立の医学系研究所で勤務後、グローバルヘルスコミュニケーションズ代表に。全国の官公庁や企業、大学等でヘルスコミュニケーションや元気な職場やまちづくり、効果を出す保健指導、ストレスマネジメントガイドの講演やコンサルティングを行うなど、ストレスマネジメントやヘルスコミュニケーションを専門とする。
<参考記事>
リンナイ株式会社
【熱と暮らし通信】「ストレス」に関する意識調査
http://www.rinnai.co.jp/releases/2018/0515/

家庭におけるストレスの対処法

他にも家menでは、過程におけるストレスの対処法をご紹介しています。是非あわせてご参考ください。
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