
入学式・入園式で何を着たらいいの?「パパ、カッコイイ!」と言われるコーディネート術
お子さんが入学・入園を迎える皆さん、おめでとうございます。
一生に一度の晴れ舞台である入学式・入園式に出席するパパが近年は増えている中、周囲からよく聞こえてくるのが「どんな服装で参加すればいいのか?」という悩みの声。
そこで今回は、以前「大切なスーツのお手入れ術」でも解説いただいた、日本で唯一のイメージスタイリストとして活躍する岡本章吾さんに、入学式・入園式でのパパのスタイリングについて教えていただきます。
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入学式・入園式は「式典」なので父親の服装はスーツが鉄則!“大人は脇役”ということも忘れずに
私も入学式・入園式での服装や着こなしについてよく質問を受けるのですが、入学式・入園式は“式典”というフォーマルな場なので、男性の場合はスーツが鉄則。
子どものイベントだと思って、カジュアルな服装で出席するのはくれぐれも避けましょう。
では、どんなスーツを着れば“式典”にふさわしいのか?
どんな着こなし方をすればオシャレに見えるのか?
それらについて具体的に解説する前に、入学式・入園式でのコーディネートの大原則があるのでお伝えしたいと思います。
それは、式の主役は子どもということ。
大人はあくまで子どもの脇役なので、あまり派手な服装で目立ちすぎないよう心がけましょう。
また、夫婦で一緒に出席する場合は2人で服装のテイストを合わせると、家族としての統一感や一体感が演出できるのでオススメですよ。
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入学式・入園式は“ややフォーマル感”のある色やスーツのコーディネートを
もちろん脇役とはいえ、大人も素敵なコーディネートで子どもの晴れ舞台に華を添えたいところ。どうせなら、子どものためにもカッコいいパパだと思われたいですよね。
それに当日のスーツ姿は家族の集合写真で一生残るわけですから、「脇役だから何でもいいか」と適当に済ませるのは避けたいところです。
入学式・入園式で着るスーツは、先ほど挙げた“目立ちすぎない”というポイントからも、ネイビーやグレー系のダークスーツがオススメ。
無地か控えめなストライプ柄の落ち着いたスーツをベースに、入学式・入園式という晴れの日を意識したコーディネートで他のパパと差をつけましょう。
ネクタイの色・コーディネート
入学式・入園式では先生が白系のネクタイを着用するのが一般的なので、保護者のパパは白系以外を選ぶのが理想的。
子どもたちの新しい門出を祝う場なので、どんなスーツやシャツにも合わせやすいブルー系など、やや明るめのカラーを選ぶとマッチしますよ。サックスブルーやピンクで爽やかさを演出するのもオススメです。
シャツの色・コーディネート
スーツの中に着るシャツも、目立ちすぎないよう派手な色は避けるのが原則です。
白が最も無難ですが、落ち着いたダークスーツに爽やかさや華やかさを加えたい方は、サックスブルーのシャツを合わせるのがオススメです。
逆に濃いブルーなどシックなタイプは、入学式・入園式という晴れやかな日にはあまりそぐわないでしょう。
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靴の色・コーディネート
入学式・入園式は体育館などで行われることが多く、式典中は靴を脱ぐのが一般的。だからといってスニーカーで参加するのはNGです。
式場の外で記念撮影する時のことも考慮して、黒系か茶系のオーソドックスなビジネスタイプの革靴を履きましょう。エナメルやツートンなど派手なものは控えるのが無難です。
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プラスαのコーディネート
さらに他のパパたちと差をつけるなら、カフスやチーフ、またはベストを合わせた“スリーピース”などで格上感を演出するのがオススメです。
ただし、スリーピースはベストとスラックスの間からベルトやシャツが見えると逆にカッコ悪いので、サイズ感をしっかり合わせるようにしましょう。
入学式・入園式でオススメのコーディネートについて解説してきましたが、
・入学式・入園式はフォーマルな式典
・主役の子どもより目立ちすぎない
この2ポイントを頭に入れておけば、どんな服装で参加すればいいのか?という悩みもかなり解消され、おのずとイメージが固まっていくはずです。
あとはプラスαのコーディネートで他のパパたちと差をつけて、子どもたちが自慢できるカッコいいパパを演出し、家族にとって一生に一度の思い出を“名脇役”として彩りましょう。