熱中症対策は夏が来る前から始めよう!暑さに負けない体をつくる「暑熱順化」のススメ

熱中症対策は夏が来る前から始めよう!暑さに負けない体をつくる「暑熱順化」のススメ

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 熱中症が起きるのは、体が暑さに順応できないから
  2. 誰でも手軽に実践できる「暑熱順化」の方法
    1. 運動で汗をかく
    2. 入浴で汗をかく
    3. 冷房に頼らない生活を心がける
  3. 「暑熱順化」で汗をかいたら水分・ミネラルの補給もお忘れなく
    1. 「点滴飲み」の量やタイミング

「暑熱順化」で汗をかいたら水分・ミネラルの補給もお忘れなく

こうした運動や入浴はいずれも汗をかきやすく、暑熱順化を安全に行うためには適切な水分・ミネラル補給が必要となります。

ただし、スポーツドリンクは飲み過ぎると糖分過多となり、近年話題の経口補水液も塩分の過剰摂取のおそれがあるため、ミネラルウォーターやミネラル入りむぎ茶がオススメです。
なかでも、水分と同時にミネラルも補給できるミネラル入りむぎ茶には、血流改善効果や体温下降効果があり、より効果的に暑熱順化を行うことができます
しかも無糖でカロリーもカフェインもゼロなので、小さな子どもから高齢者、さらに妊娠中や授乳中のママも安心して毎日飲めますね。

ミネラル入りむぎ茶の飲用前・飲用後の血液改善差

ミネラル入りむぎ茶を飲んだ被験者(写真左)の腹部・胸部の体温は1.7℃低下。逆に、ミネラルウォーターを飲んだ被験者(写真右)の体温は0.6℃上昇

なお、水分とミネラルの補給は、一気に行っても血液内に吸収された時にしか効果はありません。そのため、点滴のように少しずつ継続的に飲むことで体に吸収されやすくする「点滴飲み」がオススメです。

「点滴飲み」の量やタイミング

・運動中やその前後:30分ごとにコップ1杯程度
・外出前、帰宅後、入浴前後、起床時:1時間にコップ1杯程度

暑さに負けない体をつくる「暑熱順化」についてご紹介しました。

熱中症対策は夏にだけ行うものではありません。本格的な夏を迎える前から少しずつ体を暑さに慣らしておけば、熱中症になりにくい体をつくることができます。

暑熱順化の方法は年齢・性別問わず手軽に行えるものばかりなので、ぜひ家族みんなで継続的に実践してみましょう。

<専門家プロフィール>

野崎 豊先生(ノザキクリニック院長)

日本小児学会専門医、認定産業医/日本体育協会 公認スポーツドクター 日本東洋医学会 代議員/漢方専門医/臨床内科医会専門


協力:赤穂化成株式会社

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